吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

児童虐待シンポジウム

2012.02.19 (Sun)
2月19日午後1時20分より、京都平安ホテルで児童虐待を考えるシンポジウムが開催されました。



「児童虐待のリスクと包括的支援について」とのテーマで、京都市と上京区子育て支援連絡会、上京区要保護児童対策地域協議会が共催。100名近い参加者の皆さんと一緒に私も学びました。

京都市児童福祉センターの森本武志氏(精神科医)が基調講演。虐待と子どもの発達についての医学的知見を具体的深刻な事例を紹介しつつ語っていただき、わかりやすかったです。

第2部のパネルディスカッションでは、児童養護施設「和敬学園」副園長の牧野哲治氏と京都市児童相談所主席児童福祉司の坂本理氏も加わり、虐待を受けた子どもへの支援について意見交換。

大人への抜きがたい不信感から反発されるケースもあり、無力感に襲われる時も多いが、あきらめず「人間的つながり」を積み重ねることで心が通った――など現場の貴重な声を学び、啓発を受けました。