吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

議会質問が結実!

2011.11.08 (Tue)
観光シーズンの渋滞緩和対策として注目を集めているパークアンドライドは、温暖化対策や地下鉄増客にも貢献する事業として、何度も議会で取り上げてきた施策です。

このほど発表された広報資料に、紅葉の真っ只中の11月19日(土曜)、20日(日曜)、23日(水曜・祝日)、26日(土曜)そして27日(日曜)の5日間の期間限定で臨時駐車場が開設されるとありました。

広報資料は、コチラをクリックしてください。

その場所は、阪神高速8号京都線の鴨川西出入口のあたり。地下鉄十条駅から徒歩数分の距離であり、紅葉で有名な東福寺からシャトルバスを発着するというオマケ付きなのです。

実は、この場所(阪神高速道路出入り口付近)をパークアンドライドで使用するというアイデアは、2年前の本会議代表質問で提案していたもので、今回それがついに実現したのです!

ご参考までに、下記に会議録から抜粋します。ちょっと長い引用で恐縮ですが、関心ある方はぜひお読みくださいませ。

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平成21年9月定例会(10月2日)

◆吉田孝雄議員 (略)パークアンドライドは,CO2削減,観光客のおもてなし,渋滞対策,そして公共交通の増収,増客など多角的な成果が期待される正に象徴と言える事業であり,私も昨年の代表質問で通年化の実施や幅広い広報を訴えました。(略)私は先日2箇所を現地調査してきました。(略)もう一つは,現在建設中の高速道路斜久世橋線のジャンクションです。ここは地下鉄十条駅から徒歩5分という絶好の場所なので,高架下のスペースをパークアンドライド専用駐車場にしてはいかがでしょうか。幸い土地は京都市の所有ですので,第一段階はクリアしています。高速の出入口と駐車場の共存は難しいかもしれませんが,同じような構造の近畿自動車道の東大阪パーキングエリアなどを参考にして工夫研究していけば,最新技術を駆使したより効果的な駐車場となるのではないかと期待するものであります。(略)是非これまで述べたパークアンドライド推進のためのソフト,ハード両面での具体的なアイデアを積極的に検討し,順次実現していただきたい,いかがですか,御所見をお伺い致します。

◎由木文彦副市長 (略)議員御指摘のように渋滞対策や市営地下鉄の増客,増収につながるパークアンドライドの推進に当たりましては,ソフト,ハード両面からの総合的な取組が必要であり,全庁を挙げて知恵を出し合って検討し,実現していくことが大変重要であると認識しております。御提案いただきましたユニバーサル観光ナビなどを活用したナビシステムや駐車料金等の割引,主要幹線道路からのアクセスの改善,現在建設中の阪神高速道路斜久世橋線の高架下利用等につきましては,いずれも誠に示唆に富んだアイデアであり,今後全庁的に検討し,できるものから実施して参ります。以上でございます。(下線:吉田)

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ねっ、ちゃんと言ってるでしょ? 京都市の長期戦略の一環に、ちょっとでも貢献できたことに、喜びで一杯です。

これからも、現場第一主義で地域をコツコツと歩いて、政策を立案し提言し、実現していこうと決意しています。

今後ともよろしくお願いします。