吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

知恵産業融合のセミナー

2011.10.30 (Sun)
10月30日に京都市産業技術研究所で開催された市民オープンセミナーに参加しました。



テーマは、「知恵産業融合センター“目の輝き”成果報告発表会」。著名なフリージャーナリストでもある拓殖大学野村進教授が、世界を取材した成果を「伝統産業からの飛躍」と題して講演され、大いに啓発されました。


世界最古の企業はどこか? ――大阪の金剛組という宮大工の企業で、飛鳥時代から続いているとか。

創業から200年以上の企業が最も多いのは? ――世界で7,000軒あるうち、日本が3,000軒。2位のドイツが800軒ですからダントツですよね。

携帯電話の機能に創業100年の企業の技術があるってホント? ――折りたたみ機能に金箔を重ねてはる技術が生かされているそうです。

・・・・以上のようにQ&A形式で始まり、100名を超える聴講者の心を鷲づかみ。楽しいセミナーでした。

なぜ日本に老舗企業が多く残っていて、活躍しているのか――という点には、野村教授は3点を挙げました。

1.侵略されたり大規模内戦が無かった

2.継続を美徳とする価値観がある

3.ものづくりを尊び、職人を大事にする伝統がある

同時に、今なお活躍する老舗企業に共通する特徴として、?適応力、?許容力、?多角経営に手を出さない、の3つを提示。ホンマですよね。

最後に、「伝統とは、革新の連続である」という言葉を紹介していただきました。いやー、素晴らしい講演でした!



場内は、金箔などの伝統技術と最先端技術の融合した物品が所狭しと展示されていました。



また、実演コーナーでは、2,000度の高熱で溶かした鉄を型に流し込む様子を見学。子どもたちが目を輝かせていたのが印象的でした。

産業技術研究所の市民オープンセミナーは、今回が初めてではなく、定期的に開催され、回を重ねるごとに親子連れが増えているとのこと。日曜返上で奮闘しているスタッフの笑顔が印象的。

もっともっと、たくさんの人に参加してほしいです。