吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

決算委員会はじまる

2011.10.07 (Fri)
10月7日より決算委員会の局別質疑が始まりました。本格的な論戦のスタートです。



初日は消防局への質疑。私は、公明党の2番手として午後から質問に立ちました。

1点目は「備蓄物資」について聞きました。3月時点で、市内に備蓄されている食糧は、北・山科・南区では「0」とのこと。

市内を6つのブロックに分けているとのことですが、北区の山間部では土砂崩れで遮断されてしまえば「陸の孤島」となってしまいます。

自助・共助では限界がある可能性が高いので、行政として対策が必要ではないかと訴え、理事者から前向きな答弁がありました。

また、長期にわたる避難所生活を想定した場合、高齢者や子供などがマンネリにならないための工夫が必要であり、乾パン中心から改めるよう提案。

ボランティア活動した方の話では、おかゆなどが喜ばれたとの現場の声も紹介したところ、理事者からは「アルファ化米」の比率を増やすとの答弁がありました。

2点目は「市民防災センター」を取り上げました。危機管理に関心が高まっている時です。市民啓発や市民参加の中心拠点の役割があると強調し、具体的な提案を重ねました。この1ヶ月でセンターを3回訪れたことが、功を奏したと思います。

「調査なくして発言なし」との現場主義で、これからも頑張っていこうと、改めて決意した質疑でした。