2011.09.10 (Sat)
9月10日は国際自殺予防ディ。北大路駅前の市立北文化会館で開催された「自殺予防と自死遺族支援のための府民・市民公開シンポジウム」に参加しました。

「地域の絆~支え合う社会を目指して~」とのテーマで、秋田県の自殺予防の取組みで成果を出した秋田大学の本橋教授が基調講演。
自殺数の増加には、各国とも共通して経済政策の影響が大きいが、フィンランドはその限りではないとのこと。社会保障制度の充実が求められますよね。
自殺とは、絶望の果てに死を選択せざるを得ないところまで追い込まれた末の結果であり、社会の積極的介入によって防ぐことができるとのこと。
本人が発するサインに早めに気付くためには、ソーシャルキャピタルが重要との指摘です。これは、地域ぐるみの信頼に裏付けられた助け合い支え合いのネットワークのこと。心から賛同です。
自殺を防ぐ取組みに加え、遺族の心のケアも重要です。本橋教授は「政治の役割は大きい」と訴えておられました。
OECD加盟の24カ国の中で「より良い暮らし指標」で日本は19位。特に顕著なのは、ワークライフバランスが遅れ、地域コミュニティが不足している点です。政治への信頼が低いこともダントツとか。
自助・共助・公助をコーディネートする政治の重要性を痛感しました。
第2部のシンポジウムでは、遺族の方々がマイクを取り、率直に心情を語られました。その痛みに理屈抜きで圧倒されました。言葉にならないくらいです。
机上の観念ではなく、現実は過酷です。パフォーマンスではない、心の通う政治を実現するために、頑張っていこうと、改めて決意できました。

「地域の絆~支え合う社会を目指して~」とのテーマで、秋田県の自殺予防の取組みで成果を出した秋田大学の本橋教授が基調講演。
自殺数の増加には、各国とも共通して経済政策の影響が大きいが、フィンランドはその限りではないとのこと。社会保障制度の充実が求められますよね。
自殺とは、絶望の果てに死を選択せざるを得ないところまで追い込まれた末の結果であり、社会の積極的介入によって防ぐことができるとのこと。
本人が発するサインに早めに気付くためには、ソーシャルキャピタルが重要との指摘です。これは、地域ぐるみの信頼に裏付けられた助け合い支え合いのネットワークのこと。心から賛同です。
自殺を防ぐ取組みに加え、遺族の心のケアも重要です。本橋教授は「政治の役割は大きい」と訴えておられました。
OECD加盟の24カ国の中で「より良い暮らし指標」で日本は19位。特に顕著なのは、ワークライフバランスが遅れ、地域コミュニティが不足している点です。政治への信頼が低いこともダントツとか。
自助・共助・公助をコーディネートする政治の重要性を痛感しました。
第2部のシンポジウムでは、遺族の方々がマイクを取り、率直に心情を語られました。その痛みに理屈抜きで圧倒されました。言葉にならないくらいです。
机上の観念ではなく、現実は過酷です。パフォーマンスではない、心の通う政治を実現するために、頑張っていこうと、改めて決意できました。
