吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

超・個人的オピニオン-5

2011.04.18 (Mon)
【吉田たかおの超・個人的オピニオン】(第5回:終)

?.京都市会改革の具体的提言 (承前)

(2)議会活性化促進(3案)

1.委員会質疑の在り方を段階的に改革

 他地域の議会でも導入されている「議員間討議」は大変に興味深い。現行の委員会質疑は、議員が質問し行政側が答弁するばかり。議案に対して議員同士が唾を飛ばして議論するケースが無い実態への、大きな変革だからである。

 私は、この議員間討議を試験的に導入してはどうかと申し上げたい。

 具体的イメージでは、常任委員会で行政担当者から説明を聴取した後に、各会派の代表が質問する。そして、その場に議員だけが残って、委員長を議長にして、具体的に討議していくのである。

 議員を始め、多くの議会関係者は、現行の委員会質疑を「議論」と呼ぶが、議員間での討議の方が、よほど「議論」の名に値するのではないだろうか。

 今後は、委員会で審議する議案も、行政側からのみではなく、各会派から「政策テーマ」を提出して、これについての理事者側の見解説明をうけて、議員間で討議していくシステムに移行してはどうだろうか。

2.議員提案政策条例の活性化

 前回でも述べたが、2010年9月議会で審議され成立した「自転車安心安全条例」は、京都市政初の“議員立法”となった。

 立法機関としての本来の機能を発揮したものと、評価していただいているが、これを単発で終わらせては、市民の期待を裏切ることとなる。

 そこで、私は議会の在り方として、環境整備してはどうかと2案を提案したい。

 まず1つめは、2月議会では予算を、9月議会では決算を審議するので、それ以外の2回(5月と11月)の定例議会では、各会派から提案された政策条例を審議する仕組みを構築するというものである。

 2つめは、超党派の若手議員勉強会を立ち上げて、定期的に開催し切磋琢磨するというもの。政党間の思惑に左右されない政策条例の提案や審議を促す狙いがある。実施する価値は大きいと考えるが、いかがであろうか。

3.予算委員会を通年開催する

 政策条例は、予算に深くかかわる内容になると、紛糾が予想される。何より、予算提案権は首長に限定され、議会には付与されていない。
 
 そこで提案したいのは、常任委員会所属議員が所管局の予算編成に参加する仕組みを模索してはどうかということである。

 そのためにも、予算委員会を現行の期間限定の特別委員会ではなく、通年開催いわゆる常任委員会とするのである。

 これによって、当年度の予算執行状況を分析すると同時に、翌年度の予算編成にも大きく関与する審議が展開されていくと考える。

 理想論に過ぎるかもしれないが、議会のレベルアップが図れるだけでなく、市民感覚・市民のまなざしを反映した予算を編成するためにも、時間をかけて検討する価値は大きいのではないだろうか。

 また、将来的には、議員からも予算案も提案できるようにし、その審議においては提案した議員が答弁に立つこともありうる――このような、ダイナミックな議会のイメージを、私は描いている。

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 以上、超・個人的な主張を、多角的に述べさせていただきました。僭越極まりない論考で、汗顔の至りですが、情熱のままに書きなぐった次第です。

 時代の扉を開けた先人たちにならって、私も激動期の将来ビジョンを熱く論じ、勇気を出して行動していきたいと念願しています。
 
 その決意を表明し、いったん終了させていただきます。

 次回の「MyOpinion」では、具体的な動きの中間報告をさせてもらうことができれば、幸せだなぁ・・・と密かに楽しみにしています。