吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

江の生涯が教えるもの

2011.01.17 (Mon)
今年度の大河ドラマ「江」はご覧になっていますか? 私は残念ながら時間がとれず視られてません。ぐすん・・・・。

その代わりといっては何ですが、書店で「江の生涯」(2010中公新書・福田千鶴)を買い求め、ちょっとずつ読んでいます。

まえがきで、ちょっぴり違和感がありました。

テレビでもしょっちゅう紹介され、今年のキーワードになりそうな「浅井三姉妹」という言葉が出ましたが、その母の名を「織田市」と明記しているのです。

つまり、三姉妹と父長政の姓は浅井なのに、母は旧姓のまま。これって、「夫婦別姓」・・・・・?

本文を読み進めると、回答は案外早く出ていました。22ページに次のような記述があるのです。

「本来、姓は結婚によって変わるものではなく、武家社会では夫婦別姓を基本としていた。つまり、江の場合も(略)夫婦別姓だった」

そう言えば、中世も夫婦別姓ですよね。源頼朝の妻は北条政子、足利義政の妻は日野富子です。それ以前もそうです。藤原道長の妻は源倫子、道長の兄道隆の妻は高階貴子です。(不審な方はWikipediaで調べて下さいませ)

ここから導き出される事実は、日本は古来から夫婦別姓であり、結婚したら同姓になるのはつい最近と言うこと。

夫婦別姓反対論者が「夫婦別姓は日本古来からの伝統を侵す」と主張している根拠が、ガラガラと崩壊するわけです。

私は頑固な夫婦別姓論者ではありませんが、かたくなな夫婦別姓反対論者が、歴史解釈を捻じ曲げることには異を唱えるものです。

皆さんはどのようにお考えですか?