吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

ツラッティ千本講演会に参加

2008.03.22 (Sat)


3月22日午後から、千本北大路の楽尺コミュニティセンターで、ツラッティ千本特別講演会「過去から未来への望遠鏡―千本の歴史とまちづくりの歩み―」が開催されました。

千本通りの住民として、また京都市発展への重責の一翼を担わせていただいている一人として、勉強しなければならないとの思いで、時間をこじ開けて参加させていただきました。良かったです。

早い目に到着し、会場の南にある展示施設・ツラッティ千本を見学。(写真) 河原者と呼ばれ差別されてきた人々の歴史を学びました。大正時代に全国水平社が結成された歴史的場所が京都の岡崎公会堂であると知りビックリ! 不勉強を恥じました。

また、戦後の社会運動に発展したオールロマンス事件や五番町事件も京都が舞台とのこと。明治維新の舞台だった京都は人権運動の中心地でもあったのですね。凄いことではないでしょうか。

午後1時半から始まった講演会は、熱心な150名の参加者で埋まりました。世界人権問題研究センター理事の秋定嘉和研究部長は、千本地域にある同和地区の戦前戦後の住宅事情を解説。住民の闘争と行政の取り組みを学びました。

第2部は、同センター理事長の上田正昭京大名誉教授が、「輝く人権のまちづくりをめざして」と題して講演。具体的な歴史事実を通して、差別されてきた人びとが日本文化を底辺から支えてきた誇りある歴史を直視すべきであると喝破され、目からうろこが落ちました。

京都で起章された水平社宣言の「吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行為によって、祖先を辱しめ、人間を冒瀆(ぼうとく)してはならぬ。(略)人の世に熱あれ、人間に光あれ」との言葉を紹介し、昨今の同和不祥事を厳しく批判。私利私欲に走り利権に狂奔する一部の者たちこそ「祖先を冒瀆している」と訴えました。勇気ある発言だと思います。

また、世界人権文化センターの早期開設、宗教を蔑ろにしない教育の重要性などにも言及。人権尊重の流れをより強めていく方途を学びました。しがらみやこだわりを超越した人間性を目の当たりにした思いです。

最後に、後世のためにと、「もったいない」「おかげさま」という素晴らしい言葉を真摯に学んでいくよう提言。心から感動しました。今日をきっかけに、勉強を重ねていきたいです。