吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

府本部議員研修

2010.08.08 (Sun)
8月8日午後、京都駅南の新都ホテルで、公明党京都府本部主催の議員研修が開かれ、府内全議員とともに参加し、勉強に励みました。



炎天下を勇んで集った地方議員同志たちに負けじと、白浜参院議員(関西議長)の講演に必死で食らいつきました。

質疑応答では、幸運にも2番目に当てられ、「政策課題」について質問。

「経済振興・景気回復」「新しい福祉」「地方分権」など、私自身が危機感を持って研鑽しているテーマです。

白浜議長は、ユーモアを交えながら、明確かつ具体的に答えていただきました。「この3点は、喫緊の主要課題です」とのこと。

改革派首長が提唱している地方議会改革についての真摯な議論とはちがって、名古屋市で紛糾している市長と議会の対立は、政治不信や被害者意識を煽りたてるポピュリズムが根底にあると喝破。

大阪府の橋下改革については、公明党がかたくなに反発しているとの誤解を与えないよう、慎重に対処する必要があるとの指摘も。対岸の火事ではありませんので、みな必死な表情です。

何人かの質問に、丁寧かつ分かりやすく答えていただいた白浜議長の、スケールの大きさに圧倒される中、あっという間の濃密な2時間が終わりました。

地方分権・地域主権の行く手には、総論賛成・各論反対の混乱が予想されるとのことですが、どこまでも短絡的な急進主義ではなく、地に足のついた「草の根の民意」を反映した漸進主義が大事と実感しました。



第2部では、大道府本部幹事長(南区選出市会議員)が、地域に根を張った政策推進の活動についての、希望あふれる活動大綱を発表。

府本部の議員一同、やりまっせ~との意気高く、下半期をスタートしました。

私は、哲学と理念なき時代を切り開くとの真剣な決意を固め、デューイやヴェーバーの書籍に、再度チャレンジしようと思っています。

研鑽の夏まっさかり、頑張ります!