2010.02.05 (Fri)
2月5日午後、四条御前の京都市身体障害者リハビリテーションセンター3階体育館で開催された第23回京都市地域リハビリテーション交流セミナーに参加しました。

テーマは「挑戦することと生きる勇気」――。つい最近に告知チラシを見かけ、急きょ予定を変更して駆けつけたのですが、素晴らしい内容でホントに良かったです。
会場は200名を超える熱心な参加者で、熱気むんむん。近隣の小学生たちも特別参観で熱心に耳を傾けてました。良いことだと思いました。
第1部では、「今を生きる」との演題で、立命館大学大学院生の中村周平さんが登壇。高2の部活で首の骨を骨折し、首から下が不随になってしまった体験を赤裸々に語られました。
それまで当り前にできていたことが全く当り前にできなくなった事実を受け入れるまでが、大変だったとのこと。本当にそうですよね。
その後、驚異的なリハビリで車椅子の操作もできるようになり、福祉を学ぶという希望を見つけ、大学に進学。すごい事と思います。
今は、事故による「障がい」は誰の身にも起こり得ることであり、だからこそ「生きることをあきらめてはいけない」というメッセージを、ひろく発信していきたいと、講演活動にもチャレンジしておられるとのこと。
ご本人の努力と勇気も当然ながら、支えてこられたご家族や周囲の方々に頭がさがります。
続いて、「死なないでいるということ、生きるということ」との演題で、NPO法人「希少難病者支援事務局SORD」の常任理事中岡亜希さんが登場。
中岡さんは、遠位型ミオパチーと闘いながら、難病患者の孤独をなくすための様々な活動に励んでおられ、2009年人間力大賞グランプリを受賞された方です。
私も何度かお会いし、お話をお聞きしているのですが、今日の講演は自身の体験を包み隠さず、ありのままに吐露されたもので、心から感動しました。
難病患者は、周囲から気を使われるという「つらさ」に耐え、治療の見込みが薄いことを受け入れざるを得ない「絶望」と闘っており、そのなかで、患者同士の横の連帯が無いという「孤独」を解決したいとの思いで、NPOを立ちあげたと語っておられました。
「死なないでいるということ、生きるということ」という演題も、本当に深いですよね。
公明党は、21世紀の福祉にとって、「自助」「共助」「公助」の3つの観点が大事と主張しています。そこには、「親切」「思いやり」という、当たり前でありながら、見落とされ軽視されてきた価値観の復興が根底にあるべきとの哲学が込められています。
お年寄りも体の不自由な方も、子どもたちも、お互いが尊重合いあい、励ましあっていく、あたたかな社会を築くため、これからも、研鑽に励んでいこうと決意しました。

テーマは「挑戦することと生きる勇気」――。つい最近に告知チラシを見かけ、急きょ予定を変更して駆けつけたのですが、素晴らしい内容でホントに良かったです。
会場は200名を超える熱心な参加者で、熱気むんむん。近隣の小学生たちも特別参観で熱心に耳を傾けてました。良いことだと思いました。
第1部では、「今を生きる」との演題で、立命館大学大学院生の中村周平さんが登壇。高2の部活で首の骨を骨折し、首から下が不随になってしまった体験を赤裸々に語られました。
それまで当り前にできていたことが全く当り前にできなくなった事実を受け入れるまでが、大変だったとのこと。本当にそうですよね。
その後、驚異的なリハビリで車椅子の操作もできるようになり、福祉を学ぶという希望を見つけ、大学に進学。すごい事と思います。
今は、事故による「障がい」は誰の身にも起こり得ることであり、だからこそ「生きることをあきらめてはいけない」というメッセージを、ひろく発信していきたいと、講演活動にもチャレンジしておられるとのこと。
ご本人の努力と勇気も当然ながら、支えてこられたご家族や周囲の方々に頭がさがります。
続いて、「死なないでいるということ、生きるということ」との演題で、NPO法人「希少難病者支援事務局SORD」の常任理事中岡亜希さんが登場。
中岡さんは、遠位型ミオパチーと闘いながら、難病患者の孤独をなくすための様々な活動に励んでおられ、2009年人間力大賞グランプリを受賞された方です。
私も何度かお会いし、お話をお聞きしているのですが、今日の講演は自身の体験を包み隠さず、ありのままに吐露されたもので、心から感動しました。
難病患者は、周囲から気を使われるという「つらさ」に耐え、治療の見込みが薄いことを受け入れざるを得ない「絶望」と闘っており、そのなかで、患者同士の横の連帯が無いという「孤独」を解決したいとの思いで、NPOを立ちあげたと語っておられました。
「死なないでいるということ、生きるということ」という演題も、本当に深いですよね。
公明党は、21世紀の福祉にとって、「自助」「共助」「公助」の3つの観点が大事と主張しています。そこには、「親切」「思いやり」という、当たり前でありながら、見落とされ軽視されてきた価値観の復興が根底にあるべきとの哲学が込められています。
お年寄りも体の不自由な方も、子どもたちも、お互いが尊重合いあい、励ましあっていく、あたたかな社会を築くため、これからも、研鑽に励んでいこうと決意しました。