吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

堀川ジュニアサミット

2009.12.05 (Sat)
12月5日午後、御池創生館地下研修室で、第2回堀川ジュニアサミットが開催され、木村議員とともに参加させていただきました。


 
堀川と堀川通りを美しくする会と京都堀川ライオンズクラブが主催され、京都市と京都市教育委員会が後援。たくさんの方々が出席されていました。

まず、立命館大学理工学部都市システム工学科大窪教授が「地域に根ざした堀川再生にむけて~提言による手づくり水車の実施報告~」とのテーマで基調講演。

昨年の第1回サミットで、参加した小中学生から堀川に「水車」を作ってはと提言があり、それを受けて3月の通水式で水車がオープンしたことが報告されました。すごいですよね。

子どもたちやお年寄りをはじめ、地域の人々が「水に親しむ」「環境を学ぶ」「防災意識を深める」という3つの意義が込められていると、高い評価がありました。同感です。関係各位のご努力に敬意を表します。

第2部のパネルディスカッションでは、周辺に位置する各学校の代表が研究の成果を発表するとともに、「美しくなった堀川をどのようにして守るか」をテーマに意見を交換。


 
新町小学校6年生2名は、クイズラリーを提案。西陣中央小学校5年生3名は、水車の電力でライトアップや噴水をしたり、「いこいちゃん」というキャラクターを考案。面白いですよね。

御所南小学校4年生3名は、水に触れたり源流を訪ねたりした実地教育を紹介。高倉小学校は何と3年生が登場。エコグッズのキャッチコピーなどを元気いっぱいに発表していました。

そして、我が娘も出場した二条城北小学校は、5年生5名が動画を駆使し実に11のアイデアを提起。他の学校の児童からも高い評価がありました。

皆さん、お互いの感想を述べあうときは、標準語ではなく京都弁のイントネーションで発言してました。当り前ですが、“素”の部分が見えて頼もしかったです。

中学校は、上京中学校2年生4名と御池中学校8年生(中高一貫なので中2が8年となっています)の2校。いずれも男子ばかりだったのが印象的。理科系の生徒が頑張ってくれたのかな? 

堀川高校は1年生の男子1名と女子2名が登壇。堀川の水車を利用した電力発電の可能性を綿密な数式で論証してくれました。

なお、門川市長も来賓として挨拶され、子どもたちの活躍に期待の言葉をかけておられました。

ジュニアサミットは、子どもたちにとってかけがえのない、貴重な体験になると実感しました。身近に次女が頑張っていた姿を知っているだけに、私の意見には説得力があると思います。

環境を学ぶことで地域とのふれあいを深めていけることが一番大事だと、心から確信できました。今日市政の方向性に一筋の光を確信できた集いでした。