吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

チャイルドファースト

2009.12.03 (Thu)
12月3日は雨のなかを千本中立売・千本一条・千本今出川の3ヶ所で街頭市政報告会からスタートしました。

訪問対話や政務調査の後、午後から事務所で公式ホームページのバージョンアップ打ち合わせ。良いものができそうです。お楽しみにして下さいね。

さて、夕方からは、京都市保育園連盟の上京区代表の皆さんとの意見交換会に出席。開会に先立ち、区選出市会議員に対して、2月に発覚した一連の不祥事について、改めて丁寧なお詫びがありました。

私を含め各議員は、不正流用の実態解明と今後の再発防止の明確な方針を求めるとともに、「現場」で汗を流す園長さんたちから、子どもたちが健やかに育つために改善すべき点が何なのかを、具体的にお聞きしました。

どこまでも、子どもたちのためという1点が最優先されるべきです。そのことを、強く実感できました。今後も真摯に意見をお聞きしたいと思っています。

7時から、公明党市会議員団の政策研究会に出席するため、途中で失礼して車で移動。市役所近くの会場で「食を通して消費者問題を考える」とのテーマで、消費者問題研究者の講演をお聴きしました。

「食育」がクローズアップされていますが、画一的で柔軟性に欠けるようなことにならないよう、研究していかなければなりません。

聴講して実感したのは、21世紀の社会がお手軽さを追及してきた「ツケ」を、今の子どもたちが付きつけられているのではないか――というものです。

大人がかまい過ぎて、かえって子どもたちから「逞しさ」が失われているとの指摘には激しく同意しました。ノウハウ全盛によって大人も子供も思考力が衰えてしまっているとも痛感。

公明党が早くから提唱している“チャイルドファースト”のあり方も、自己満足であってはなりません。甘やかすのではなく、尊重し信頼することから始めなければならないと、改めて学ぶことができました。

消費者の意識を高めるための機運づくりは、本当に重要です。今後の政策立案のため、さらに研鑽を深めようと決意しました。頑張ります。