吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

ネットいじめ解決のために

2008.02.26 (Tue)
2月26日夜7時30分から、京都駅前のキャンパスプラザ京都の4階講義室で、京都市地域生徒指導連合会主催・人づくり21世紀委員会共催の研修会が、「子供をネット社会の悪影響から守ろう ―ネットいじめの現状と解決に向けて―」とのタイトルで開催され、参加させていただきました。

この「ネットいじめ」問題は、私が市議会の文教常任委員会や決算委員会で計6回にわたって取り上げ、保護者はじめ大人社会への啓発を論じてきただけに、教育委員会が関係団体と連携して、専門家を招いた研修会を1回きりで終わらせずに何回も実施してくれていることを、心から嬉しく思っています。(私が知っているだけでも研修会を3度開催されただけでなく、シンポジウムや署名活動を展開されています)

この日も、平日の夜にも関わらず、300名の方々が雨の中を参加してこられました。講師の原清治・仏教大学教授が、ユーモアを交えてわかりやすく論じて下さったので、深刻な内容ではありましたが、参加された地域の方々やPTAの皆さん、教職員の方々も納得の表情でうなずいて聞いておられました。丁寧さと誠実さは、本当に大切ですよね。

11月議会で、ケータイ電話のフィルタリング規制の義務化を国へ求めた意見書を全会一致で可決し、それと連動して人づくり21世紀委員会の皆さんも署名運動を展開され、販売会社への要望運動にまで発展しておられます。まさに、大きなうねりになりつつあり、感慨もひとしおです。

ただ、昨年10月の文教委員会質疑で論じたことですが、規制し禁止するだけでは子どもたちの反発と嘲笑しか返ってきません。ケータイやインターネットを利用することで陥ってしまう危険をきっちりと提示し、ともに知恵をしぼって賢明なあり方を志向する取り組みが不可欠であり、それを教師と保護者、地域が一体となって推進する必要があるのではないでしょうか。

研修のなかで、原教授はまさに同じ意見を論じておられました。「フィルタリングは万能ではありません。一定の効果はありますが、ネットいじめの根本的な解決には至りません」と述べて、具体的な方策を2つ提示されたのです。

?ケータイやパソコンを利用する時間と場所を制限する
?時代に応じた「情報教育」を推進する


パソコンやネットのメリットとリスクを誰よりも熟知しているマイクロソフト社創業者のビル・ゲイツ氏は、自身の子どもと契約と結んだそうです。パソコン利用時間を平日は45分・土日は1時間に制限し、場所も自室には設置しないというもの。示唆に富んでいますよね!

モラルの押し付けにならない新しい発想の情報教育についても、市教委と何度か議論して、時代に即応したカリキュラムの構築のためにプロジェクトチームを作るよう求めているところです。今回の研修会で原教授が追い風を送っていただいたので、大いに期待したいですし、私自身も勉強を重ねて具体的な提案を模索していきたいと思っています。

議会が始まり、各局から出された議案や予算概要の勉強で頭が爆発寸前でしたが、それを押して研修会に参加し本当に良かったです。根性で頑張ります。