2009.10.01 (Thu)
10月1日と2日は、市会本会議場で代表質問。初日の今日は自民・共産の3名ずつの議員が登壇しました。
それぞれ、衆院選の総括や地方分権について論じていました。補正予算に賛成しておいて今さら凍結するという民主のやり方に、自民議員が「理不尽で傲慢」と決めつけると、議場内は激しい野次の応酬。
ただ、さすがに自民は、地域団体やボランティア団体の方々から取材した政策課題を提起し、具体的な答弁を引き出していました。地域に根を張っている点は見習わなければならないと感じました。負けてられません。
自民の女性議員は野党に転落した悲哀を短歌で謳いあげ、場内がどよめきました。なんか・・・・ビックリしました。
気になったのは、共産議員の3人が3人とも、同じフレーズを繰り返していたことです。――「国に求めるべきです」「国に申し入れるべきではないでしょうか」「国に・・・・・」「これも国に・・・・・」
単純な私は、思わず首をかしげました。国に求めるだけでええのん? 「国」とはイコール「鳩山政権」です。求められまくりの民主の市会議員といえば、皆うつむいていました。
私は「国がアカンようになったら、共産はガンガン責めてきまっせぇー。民主はそれでもええんでっかぁ~?」とヤジりました。
共産議員が声を張り上げ、切々と紹介する「庶民の声」は、苦しさに耐えかねてひっ迫している気の毒な悲鳴ばかり。
ところが、その声を胸に刻んで智恵を絞って新しく立案する「政策提言」はまったく無く、「国に申し入れよ」とか「この制度は撤回せよ」と繰り返すしかあらへんのです。正義感ある主張に聞こえますが、果たしてそうでしょうか?
今のご時世、企業が金融機関に融資を求める時、綿密な計画を提示することなく、居丈高に要求を突きつけるだけでは、良い返事を勝ち取ることはできません。当り前です。
それと同じで、国に求めるにも、地域の実情を分析し、過去の政策を検証し、市民の利益を様々な角度から追及した具体策が無いまま、要求しかしないのであれば、国を動かすことなどできるはずがあるでしょうか。
ただ、「私たちは一生懸命に訴えたのですが、国が冷たく拒否をしたのです」という責任転嫁の言い訳が通用するのであれば、こんなに楽なことはありませんよね。
共産党の「常識」ではこの理屈は通用するのかもしれません。しかし、庶民の生活を実際に守ることが最大の目的である限り、「国に求めてもダメでした」では全く通用しないのではないでしょうか。少なくとも公明党はその価値観です。
いずれにしても、議会の論戦で浮かび上がる各党の価値観、公明党の真価を発揮する絶好のチャンスと受け止め、本会議や委員会で議論してまいります。
読者の皆さんも、冷静に各会派の議論を見極めていただきたいと思います。インターネット中継や録画も配信されますし、会議録も公開されていますので、ご覧頂ければ幸いです。
そしてそして、明日10月2日は、代表質問2日目に不肖・吉田たかおが登壇。午後1時50分過ぎころからの出番です。
KBS京都でも生中継します。KBSが受信できない地域の方は、京都市会HPにてインターネット生中継もあります。ぜひご覧ください。
それぞれ、衆院選の総括や地方分権について論じていました。補正予算に賛成しておいて今さら凍結するという民主のやり方に、自民議員が「理不尽で傲慢」と決めつけると、議場内は激しい野次の応酬。
ただ、さすがに自民は、地域団体やボランティア団体の方々から取材した政策課題を提起し、具体的な答弁を引き出していました。地域に根を張っている点は見習わなければならないと感じました。負けてられません。
自民の女性議員は野党に転落した悲哀を短歌で謳いあげ、場内がどよめきました。なんか・・・・ビックリしました。
気になったのは、共産議員の3人が3人とも、同じフレーズを繰り返していたことです。――「国に求めるべきです」「国に申し入れるべきではないでしょうか」「国に・・・・・」「これも国に・・・・・」
単純な私は、思わず首をかしげました。国に求めるだけでええのん? 「国」とはイコール「鳩山政権」です。求められまくりの民主の市会議員といえば、皆うつむいていました。
私は「国がアカンようになったら、共産はガンガン責めてきまっせぇー。民主はそれでもええんでっかぁ~?」とヤジりました。
共産議員が声を張り上げ、切々と紹介する「庶民の声」は、苦しさに耐えかねてひっ迫している気の毒な悲鳴ばかり。
ところが、その声を胸に刻んで智恵を絞って新しく立案する「政策提言」はまったく無く、「国に申し入れよ」とか「この制度は撤回せよ」と繰り返すしかあらへんのです。正義感ある主張に聞こえますが、果たしてそうでしょうか?
今のご時世、企業が金融機関に融資を求める時、綿密な計画を提示することなく、居丈高に要求を突きつけるだけでは、良い返事を勝ち取ることはできません。当り前です。
それと同じで、国に求めるにも、地域の実情を分析し、過去の政策を検証し、市民の利益を様々な角度から追及した具体策が無いまま、要求しかしないのであれば、国を動かすことなどできるはずがあるでしょうか。
ただ、「私たちは一生懸命に訴えたのですが、国が冷たく拒否をしたのです」という責任転嫁の言い訳が通用するのであれば、こんなに楽なことはありませんよね。
共産党の「常識」ではこの理屈は通用するのかもしれません。しかし、庶民の生活を実際に守ることが最大の目的である限り、「国に求めてもダメでした」では全く通用しないのではないでしょうか。少なくとも公明党はその価値観です。
いずれにしても、議会の論戦で浮かび上がる各党の価値観、公明党の真価を発揮する絶好のチャンスと受け止め、本会議や委員会で議論してまいります。
読者の皆さんも、冷静に各会派の議論を見極めていただきたいと思います。インターネット中継や録画も配信されますし、会議録も公開されていますので、ご覧頂ければ幸いです。
そしてそして、明日10月2日は、代表質問2日目に不肖・吉田たかおが登壇。午後1時50分過ぎころからの出番です。
KBS京都でも生中継します。KBSが受信できない地域の方は、京都市会HPにてインターネット生中継もあります。ぜひご覧ください。