2009.09.05 (Sat)
9月5日午後から、ひとまち交流館(河原町五条下る)で開催された「第8回シングルペアレントサポーター養成講座」に参加し、仏教大学の中田智恵海教授の講義を受けました。
「ひとり親家庭のメンタルケアと具体的アクション」という、本格的なテーマですので、欠席がちな“不良生徒”の私はビクビクものです。
8つのテーブルに6~8人ずつ分かれて班を作り、ディスカッションする形式なので、座学セミナーでよく見かける居眠りは全くありません。ますますビクビク!
班の中で自己紹介するとき、私の職業に対して違和感を持たれるのではと心配したのですが、「案ずるよりも生むがやすし」との言葉通り、皆さんふつうに受け止めてくださいました。ありがたかったです。
ディスカッションのあと、各班にマイクが渡されました。自己紹介ではなく“隣の人のことを紹介する”というユニークな手法に、これまたビックリ。50名以上の参加者の緊張が一気に和みました。
中田教授は「セルフヘルプ」という言葉をユーモアを交えてわかりやすく解説。現代社会のコミュニティに疎外され、かけがえのない自分に自信を持てない人間の心理を学びました。大事な視点です。
多くの人が、数値優先主義や世間体というような「他者からの欲求」に応えなければならないという重圧にさらされている今、社会の価値観を変えていく運動のあり方を志向する重要性が、班の中での意見交換の中で無理なく、すとんと理解されていったように感じました。
ストレスに耐え、葛藤に苦しみながら「自己実現」していくためには、何が大事なのか――。わが班の意見集約は、「自分に素直に生きるためには、他者のせいにするのではなく、自己責任が問われる」という点と、「他者の目を気にしすぎては偽りを演じてしまう。ありのままの自分に自信を持つべき」ということでした。
私の脆弱な理解力では、素晴らしい講座のほんの一部しか紹介できません。申し訳ありません。でも、これだけは言えます。「本当に勉強になりました」と。
あっという間に時間がオーバーし、別の方との約束があったので、断腸の思いで部屋を出ました。残念ですが仕方ありません。
京都市では、源氏物語千年紀を期して、紫式部日記で記された11月1日を「古典の日」としていこうと呼びかけていますが、この運動に貢献しておられる方と1階ロビーで待ち合わせし、充実した意見交換をさせていただいたのです。
その後に、もう一度、上の階に戻って養成講座を主催したNPOの方々と合流。貴重な意見交換の場に居合わせる喜びを満喫しました。しつこいですが、ホンマに勉強になります。
このような、先進的取り組みは実に大事だと思います。民間活力を重視する京都市も、絶対に注目すべきです。より研さんを深めて、政策提言に昇華させていきたいと、あらためて決意しました。
「ひとり親家庭のメンタルケアと具体的アクション」という、本格的なテーマですので、欠席がちな“不良生徒”の私はビクビクものです。
8つのテーブルに6~8人ずつ分かれて班を作り、ディスカッションする形式なので、座学セミナーでよく見かける居眠りは全くありません。ますますビクビク!
班の中で自己紹介するとき、私の職業に対して違和感を持たれるのではと心配したのですが、「案ずるよりも生むがやすし」との言葉通り、皆さんふつうに受け止めてくださいました。ありがたかったです。
ディスカッションのあと、各班にマイクが渡されました。自己紹介ではなく“隣の人のことを紹介する”というユニークな手法に、これまたビックリ。50名以上の参加者の緊張が一気に和みました。
中田教授は「セルフヘルプ」という言葉をユーモアを交えてわかりやすく解説。現代社会のコミュニティに疎外され、かけがえのない自分に自信を持てない人間の心理を学びました。大事な視点です。
多くの人が、数値優先主義や世間体というような「他者からの欲求」に応えなければならないという重圧にさらされている今、社会の価値観を変えていく運動のあり方を志向する重要性が、班の中での意見交換の中で無理なく、すとんと理解されていったように感じました。
ストレスに耐え、葛藤に苦しみながら「自己実現」していくためには、何が大事なのか――。わが班の意見集約は、「自分に素直に生きるためには、他者のせいにするのではなく、自己責任が問われる」という点と、「他者の目を気にしすぎては偽りを演じてしまう。ありのままの自分に自信を持つべき」ということでした。
私の脆弱な理解力では、素晴らしい講座のほんの一部しか紹介できません。申し訳ありません。でも、これだけは言えます。「本当に勉強になりました」と。
あっという間に時間がオーバーし、別の方との約束があったので、断腸の思いで部屋を出ました。残念ですが仕方ありません。
京都市では、源氏物語千年紀を期して、紫式部日記で記された11月1日を「古典の日」としていこうと呼びかけていますが、この運動に貢献しておられる方と1階ロビーで待ち合わせし、充実した意見交換をさせていただいたのです。
その後に、もう一度、上の階に戻って養成講座を主催したNPOの方々と合流。貴重な意見交換の場に居合わせる喜びを満喫しました。しつこいですが、ホンマに勉強になります。
このような、先進的取り組みは実に大事だと思います。民間活力を重視する京都市も、絶対に注目すべきです。より研さんを深めて、政策提言に昇華させていきたいと、あらためて決意しました。