吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

メディアの今を憂う

2009.08.05 (Wed)
8月4日の深夜にインターネットで、宮崎県の東国原知事が自公民3党のマニフェストを採点したとの記事を発見しました。さっそく読むと、なんと公明党がトップで、民主が最下位との評価。あったり前やんと快哉を叫びました。

この記事の下の欄に、読者からのコメントが掲載されていましたが、目を覆いたくなるような罵詈雑言の嵐。「学会員だったのか」「引退後に芸能界に復帰するための布石か」という心無いバッシングが繰り返され、暗澹たる気持ちに。

途中からコメントの論調も変わってきていて、「神奈川の知事も同じ評価なのは、公明党マニフェストが優れているのかも?」という趣旨の意見もありました。神奈川県と埼玉県の知事も、同じ定例会見で採点を公表したとのこと。ホンマかいなとビックリしたのも事実です。

詳しくは翌日の朝刊を読もうとワクワクしながら就寝。ところが、読売新聞と京都新聞を隅から隅まで目をとおしても、どこにも記事が載っていないではありませんか。

さすがに、公明新聞には「分権公約・公明が最高点」「埼玉、神奈川、宮崎県知事が採点」という見出しで掲載されていましたが、2面の囲み記事という、ささやかな扱い。トップニュースを期待したので愕然としました。「何でなん?」――釈然としません。

東国原知事は「民主は自民よりも低く、公明は自民よりも高い」という言い方で、明確な点数を表明しませんでしたが、松沢・上田両知事は下記の通りの点数を公表したのです。

      公明党  自民党  民主党
埼玉    57点   54点   49点
神奈川   54点   44点   33点

いずれも、公明は民主よりも10点前後の差をつけています。文字通り圧勝と言ってよいでしょう。

他の一般紙ではどうなのかと思い、市会議員団室に電話して、事務員さんに調べてもらったのですが、どの新聞にも掲載されていないということでした。

私は、こうしたメディアの在り方に首をかしげざるをえません。なぜ一般紙では見事に横並びで無視なのでしょうか。もし民主が1位だったとしても、同じ扱いなのでしょうか。トップニュースになっているのではないでしょうか?
 
メディアが様々な問題点を指摘するのは否定しません。ただ、今の与党は悪政で政権交代すれば何もかもうまくいくかのようなイメージが浸透されてしまっているのではないかと、懸念を覚えるのです。

「いよいよ選択の時です」「国民が自分の声をあげるチャンスです」というキャスターの言葉は、一歩間違えば“煽動”になってしまうのではないかと憂えるのです。

民主党は盛んに「政権交代」とうたっています。何をするのかというビジョンが語られることはなく、いつの間にか手段が目的になってしまっています。このような欺瞞に騙されてはならないと思いますが、読者の皆さんはどのようにお考えでしょうか。

有名芸能人のスキャンダルが立て続けに起こって、今はそれどころではないようですが、いずれ沈静化するでしょう。その頃に、大阪府の橋下知事が採点を公表するとしたら、同じようにメディアはスルーするのかどうか。今から注目しておく必要がありそうです。(←キャスター風の言い回しをしてみました)