吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

実績が大事!

2009.07.02 (Thu)
ビジネスやスポーツなど、真剣勝負の世界で一番大事なのは“実績”です。本場の輝かしい実績をひっさげて招へいされた日産のゴーン氏や、サッカー日本代表のオシム前監督は、その手腕を発揮して、他の追随を許さない成功を収めました。

ましてや、庶民の生活を守る政治に最も求められるは、パフォーマンスやイメージではありません。「何をしてきたのか」が問われるのは当然ではないでしょうか。

公明党は、日本発世界恐慌が危惧されていた1999年に、連立与党に入ることを決断しました。その結果、あれだけ多かった不良債権は、ほとんど解決しました。

政治資金規正法やあっせん利得処罰法を制定し、政治家の私利私欲を許さない流れを軌道に乗せ、政治の透明化を大きく推進しました。これは間違いなく、公明党が与党にいたからこそ実現したのです。

民主党は政権交代しなければ政策を実現できないと言いますが、それは違います。現に、公明党は野党時代に「教科書無償配布」「白内障保険適用」「児童手当」など多くの実績を勝ち取っているではありませんか。

イタイイタイ病などの公害病の実態を現場主義で究明するなど、弱者の側に立った福祉を粘り強く前進させてきました。

6月の臨時議会で審議され、全会一致で可決成立した補正予算に盛り込まれた施策も、公明党市会議員団が必要性を論じ、実現を求め続けていたものばかり。国と地域が直結したネットワーク政党の面目躍如です。

この事実を、臨時議会採決にあたっての賛成討論で、津田早苗議員(伏見区)が率直に紹介したところ、「自画自賛や~」とか「手柄を独り占めか~」と、実に下品な野次が飛びました。

ある人が解説していました。これは、党上層部の党利党略に振り回され、市民生活に貢献したくてもできない野党の、“やっかみ”に過ぎないのだと――。私も同感です。

政治は、実績とビジョンで勝負すべきです。風頼みのパフォ-マンスだけでは不満の受け皿でしかありません。そのことを実感している方は多いはず。そう確信して、現場を走ってまいります。