吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

2日連続の自己研鑽

2009.03.12 (Thu)
3月11日の普通予算特別委員会市長総括質疑が終了してから、夜7時より議員団で2年越しで研究している新景観検証システム研修会に参加しました。

大阪産業大学の榊原教授を講師に迎え、“京都らしさ”や“和風”など、普段は何気なく使っている言葉を深く掘り下げて検証。次世代の京都景観について学ぶことができました。有意義な研修会だったと思います。

開発が進む南部地域にも、長い歳月を経て愛されてきた景観があり、新しい街づくりとの兼ね合いが問題になっています。その意味で、徹底したフィールドワークを重ねてきた榊原教授の研究は、興味深いものでした。

私も、上京区内の方々からお聞きしている諸問題をとおし、景観保全に貢献しようとしても維持管理費が活動のあり方を圧迫してしまう実態を提起しました。これからの課題ではないかと思っています。

12日は、10時から市役所で常任委員会があり、終了後は「市会議員団ニュース」の打ち合わせ。慌ただしい中でしたが、時間をやりくりして、夜7時から始まるイベントに向いました。


 
京都芸術センターで、21日に本番を迎える「京都創生座」第3回目講演「四神記」に出演する古典芸能の若き旗手たちのトークを交えた公開稽古が開催されたのです。

そうそうたる若手表現者たちが、ジャンルを超えてコラボレーションし、新しい芸術の可能性を表現する「京都創生座」は、無限の可能性を秘めていると確信します。プレイベントにも、熱心な老若男女のファンが数多く詰めかけ、1Fのフリースペースは満員でした。

未来の京都の可能性が輝くような創造性あふれる究局の「藝術」が、これでもかとばかり披露され、贅沢な気分に浸りました。活発なトークの様子も楽しかったです。

質疑応答では、図々しくも手を挙げて「各ジャンルの古典芸能を融合させて挑戦している皆さんの理想は何でしょうか?」と質問しました。

「新しいジャンルを創出したい」「日本の奥深い魅力を国内外の人に実感してほしい」との、頼もしい決意を聞くことができました。わくわくする期待感でいっぱいです。

終了後は、京都市の文化芸術都市を推進する担当スタッフと意見交換。本庁の部長も交えての充実した語らいができました。京都活性化の大事な事業です。研さんに励んで政策提言できるよう、頑張っていこうと決意しました。