吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

マスコミ報道に疑問

2009.01.29 (Thu)
≪MyOpinion≫ 

激動の時代のかじ取りを担う政権与党の使命は重大です。国民の叱咤激励は甘んじて受けねばなりません。しかし、今のマスコミの論調はあまりにも偏り、理解に苦しむような度を超えた非難が多すぎるように思えてならないのです。

最近、お恥ずかしいことに気管支炎をこじらせ、朝や夕方の情報番組いわゆるワイドショーを見る機会がありました。ビックリしたのが、劇場型政治を炊きつけんばかりの偏向報道としか思えない番組が多く見受けられたのです。感情的な“批判のための批判”がこれでもかと繰り返され、それが各チャンネル横並び。

そう言えば、記憶に新しいところではエリカ様やホリエモンなどが、人格否定の猛烈バッシングを受けていましたよね。コメンテーターの裏付けのない(無責任な)悪口を何度も何度も聞いていると、ホンマかなと思ってしまうのが恐ろしいところです。

ちょっと昔の事件では、松本サリン事件の第1発見者・河野義行さんを、よってたかって犯人扱いしました。それはそれは強烈な思い込み報道でしたが、誤認が判明した時、誰か責任を取ったのかな?

いま、集中砲火を浴びている『定額給付金』が、まさにそうような状態におかれています。この政策は、とんでもない世紀の愚策とまで非難され、胡散臭さを感じている人も多いようです。

でも、本当にそうでしょうか? 私は、この政策への批判は的はずれだと思っています。客観的かつ論理的に報道するべきであるのに、まったく不誠実で情緒的としか感じられません。

その理由を下記に列記します。

1.一人12,000円は安すぎると言い、総額2兆円は高すぎると言う。どちらなのでしょうか? 単にケチをつけているだけではないですか。

2.台湾で給付金が支給され大反響があり、景気回復の効果が出ている状況なのに、なぜ報道しないのでしょうか? 都合の悪い事実には頬かむりしているのなら、それは裏に何か意図が働いているのでしょうか。

3.それ以外にフランス・米国・イタリア・オーストラリア・カナダ・韓国なども特別給付金を支給したり、本年に実施を予定しています。この手法は世界の潮流であるのですが、なぜかあまり報道されていないですよね。

いかがでしょうか? 読者の皆さんはどのような感想をお持ちですか?

さて、もう1つ、お付き合いください。

オバマ大統領が誕生した米国では、日本以上に厳しい状況に置かれており、その動向が注目されています。演説がうまいとか行動が早いとかと褒めておき、返す刀で麻生総理を茶化しているように見受けられます。

しかし、日本のマスコミの米国の経済政策への報道を見る時、私は違和感を感じてしまうのです。あれだけ日本政府を愚弄するような批判をしていながら、米国に対しては及び腰ではないですか。

1.米国は昨年に、給付型所得税減税を小切手郵送というアバウトな手法で実施しました。本年もオバマ政権は勤労世帯約9万円を公約しています。日本がバラマキと言うのなら米国はもっと徹底したバラマキではないですか。なぜ非難しないのでしょうか?

2.米国のやり方では非課税世帯に恩恵はありません。それに対して日本のマスコミは「低所得者切り捨て」と非難していない。おかしいではないでしょうか!

3.28日夜のニュースでは、オバマ大統領が議会に乗り込んで共和党幹部と経済対策の協力を取り付けたとのこと。緊急事態を重視した両党の真剣な態度であると評価しておきながら、日本の野党が不毛な反対を繰り返し姑息な駆け引きを仕掛ける卑怯さをなぜ非難しないのか?

それ以外にも、言いたいことはいっぱいあります。キリがないので、あと2つだけ言わせて下さい。

1.物価が上がるのに所得が増えない低所得者層への支援と、商店街や中小企業が息を吹き返す景気対策、このいずれの効果も期待できる政策であるのに、なぜ「ダメだ」と言い切れるのか。その経済学的根拠は何か?

2.マニフェストに給付式定額減税を謳っていた社民党が今頃になって反対しているのを、なぜ二枚舌と批判しないのか。

長々とすみません。最後までこの文章にお付き合いいただいた方、ありがとうございます。スッキリしました? 私はスッキリしました。