2009.01.22 (Thu)
1月22日午後、本能寺文化会館5階ホールで、京都市青少年活動推進協議会の総会が開催され、京都市会くらし環境委員会副委員長として参加させていただきました。
その模様を報告させていただくのですが、昨日に続いて硬い文章になってしまいます。くれぐれもお腹を壊さないよう、よ~く噛んでくださいませ(?)
さて、総会では門川市長が進行役を務めるという異例の形式で進行。このような協議会の定例だとか。京都市会からは富議長、くらし環境委員会の山岸委員長と2人の副委員長が出席。行政や学識者だけでなくカウンセラーや各種地域団体の方々、京都府警や家庭裁判所からも代表が出席していました。
まず、市民公募の青年委員から「京都市ユースアクションプラン」の進捗状況および施策評価の在り方について報告がありました。2大学の学生と若手市職員の協働によって、青少年自立への諸施策の状況をきめ細かくチェックされており、感心しました。若い世代の視線を重視することは大事ですよね。
次に、放送大学教養学部の宮本みち子教授が「自立に困難を抱える青少年の支援について」とのテーマで講演。若い世代の参画が遅れている日本にあって、京都が先駆していることを讃え、「京都モデル」を全国に発信してほしいとの期待を寄せられました。
続いて、若者が社会から排除されている実態を指摘。競争主義の劣悪な労働環境にダメージを受けるケースや心身の障がい(精神神経疾患と発達障がい)に加えて、特にここ5年は家庭の崩壊や貧困の影響が大きくなってきているとのこと。深刻です。
欧米の取り組みを通し、包括的な支援システムの構築が不可欠と提言され、参加者一同大いに共鳴し熱心にメモをとったり頷いておられました。
宮本教授は、本年度から京都市でスタートした『地域若者サポーター制度』に期待しておられます。私もまったく同感です。何よりも、問題を抱える青少年の多様な実態を把握しなければ、的確な対応ができません。京都が誇る地域コミュニティーいわゆる町衆の伝統が、大きな力になっていくのではないでしょうか。
私も勇気を出して手をあげ、我が家のエピソードを語りました。思春期を迎えた長女が「学校に行きたくない」と涙を流した時、妻が必死で悩み、懸命に抱きかかえて乗り越えたのですが、昔はどこにもいた“いっちょかみのおばちゃん”が支えてくれたことが幸せでした。ついでに、名声や財産に翻弄されることが『心の貧困』を生みだすのではないかと、ちょっぴりエラそうな意見も付け加えたので、一部には顰蹙(ひんしゅく)だったかも?
どっさりと資料を持ち帰りました。欧米の先行事例も気になります。勉強せなあかんことが一杯。うれしい悲鳴ですが、やり甲斐があります。
夜食やお菓子を食べて太らないよう、十分に気をつけて研鑽に励んでいこうと思っちょります!
その模様を報告させていただくのですが、昨日に続いて硬い文章になってしまいます。くれぐれもお腹を壊さないよう、よ~く噛んでくださいませ(?)
さて、総会では門川市長が進行役を務めるという異例の形式で進行。このような協議会の定例だとか。京都市会からは富議長、くらし環境委員会の山岸委員長と2人の副委員長が出席。行政や学識者だけでなくカウンセラーや各種地域団体の方々、京都府警や家庭裁判所からも代表が出席していました。
まず、市民公募の青年委員から「京都市ユースアクションプラン」の進捗状況および施策評価の在り方について報告がありました。2大学の学生と若手市職員の協働によって、青少年自立への諸施策の状況をきめ細かくチェックされており、感心しました。若い世代の視線を重視することは大事ですよね。
次に、放送大学教養学部の宮本みち子教授が「自立に困難を抱える青少年の支援について」とのテーマで講演。若い世代の参画が遅れている日本にあって、京都が先駆していることを讃え、「京都モデル」を全国に発信してほしいとの期待を寄せられました。
続いて、若者が社会から排除されている実態を指摘。競争主義の劣悪な労働環境にダメージを受けるケースや心身の障がい(精神神経疾患と発達障がい)に加えて、特にここ5年は家庭の崩壊や貧困の影響が大きくなってきているとのこと。深刻です。
欧米の取り組みを通し、包括的な支援システムの構築が不可欠と提言され、参加者一同大いに共鳴し熱心にメモをとったり頷いておられました。
宮本教授は、本年度から京都市でスタートした『地域若者サポーター制度』に期待しておられます。私もまったく同感です。何よりも、問題を抱える青少年の多様な実態を把握しなければ、的確な対応ができません。京都が誇る地域コミュニティーいわゆる町衆の伝統が、大きな力になっていくのではないでしょうか。
私も勇気を出して手をあげ、我が家のエピソードを語りました。思春期を迎えた長女が「学校に行きたくない」と涙を流した時、妻が必死で悩み、懸命に抱きかかえて乗り越えたのですが、昔はどこにもいた“いっちょかみのおばちゃん”が支えてくれたことが幸せでした。ついでに、名声や財産に翻弄されることが『心の貧困』を生みだすのではないかと、ちょっぴりエラそうな意見も付け加えたので、一部には顰蹙(ひんしゅく)だったかも?
どっさりと資料を持ち帰りました。欧米の先行事例も気になります。勉強せなあかんことが一杯。うれしい悲鳴ですが、やり甲斐があります。
夜食やお菓子を食べて太らないよう、十分に気をつけて研鑽に励んでいこうと思っちょります!