吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

京都の未来のために

2009.01.21 (Wed)
≪MyOpinion≫

このほど、京都市が環境モデル都市に認定されました。京都議定書の舞台として、地球環境問題に積極的に取り組んできた成果だと思います。同時に、今後もいっそうの充実をはかり、日本の先駆を切らなければならないのではないかとの思いを深くしています。
 

 
門川市長誕生から1年。市民と行政、学識者、経済界等が、お互いを尊重しながら“共に汗を流す”という流れが加速してきました。ある意味、他都市のモデルにもなるくらいだと思います。

この象徴的な取り組みが、地球温暖化問題への提言を重ね、10年間の長きにわたって市民啓発活動を展開してきた『京(みやこ)のアジェンダ21フォーラム』の活動ではないでしょうか。

さる1月16日、京都商工会議所の講堂でフォーラム設立10周年記念シンポジウムが開催され、私も聴講させていただきました。テーマはずばり『私たちの未来を描く ~京都が変われば日本が変わる~』。

パネリストは、フォーラム代表の内藤正明京都大学名誉教授、京都経済同友会の上村多恵子常任幹事(京南倉庫社長)、京都市の大島仁地球環境政策監、NPO法人環境文明21加藤三郎代表、気候ネットワーク田浦健朗事務局長など、多彩な顔ぶれでした。

内藤氏は京都からモデルを作るという志を持って国を動かすしかないと熱く語り、田浦氏は、各界のパートナーシップで京都版のグリーンニューディールをと訴えました。上村氏は、環境を重視する経済への仕組み作りを論じ、大島氏は長期的ビジョンの景観・教育・環境行政の方向性を提起。各々の議論に目から鱗の連続でした。

特に場内から圧倒的共感があったのが、加藤氏の議論でした。地球環境問題は文明の病であると喝破し、経済から環境に一切の主軸を転換すべきであるというものです。本当にそのとおり!

失われつつある日本の価値観「知足(ちそく)=足るを知る」を見直し、文化と伝統を守り抜いた先人の智慧を学ぶべきとの主張に、平日にもかかわらず詰めかけた300名近くの聴衆(しかも9割が男性)が大きくうなずいていたのが印象的でした。

未来の京都を志向する全ての人びとにとって、大きなヒントになったシンポジウムだったと実感しています。参加して本当によかった!

エゴや拝金主義が横行し、大人も青年も子供たちも、氾濫する情報に飲み込まれて自分を見失っています。このような時代こそ、命の尊さを最優先する価値観が大事であると確信します。

野心と保身とプライドに振り回されるのではなく、ありのままの自分で、ただひたむきに地域や社会に貢献している生きざまこそ、人として最高に尊い姿であると自らに言い聞かせて、私自身も頑張っていこうと決意しています。