吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

源氏物語千年紀記念式典

2008.11.01 (Sat)
11月1日、秋晴れのさわやかな空のもと、国立京都国際会館メインホールで挙行された源氏物語千年紀記念式典に参列しました。

西暦1008年11月1日付の紫式部日記に源氏物語の存在が触れられてからちょうど千年目の佳節。昨年から始まり大きなムーブメントを起こした千年紀事業の、メインイベントに招待していただいたのです。 



素晴らしいパンフレットです。これだけでも満足度百点! 

式典では、瀬戸内寂聴、ドナルド・キーンの両氏の講演の後、京都市少年合唱団の歌声とともに天皇皇后両陛下がご臨席になり、平安舞楽の青海波と蘭陵王を鑑賞されました。

クライマックスは、千年紀イメージキャラクターの女優柴本幸さんが十二単姿で登場。源氏物語千年紀を言祝いで、今後11月1日を「古典の日」とすることを、格調高く呼びかけたのです。

その一節を紹介します。

「揺れ動く世界のうちにあるからこそ、私たちは、いま古典を学び、これをしっかりと心に抱き、これを私たちのよりどころとして、世界のの人々とさらに深く心を通わせよう」

昨年の京都市会本会議や今年の予算委員会等で、千年紀事業の成功と継続発展を訴えてきた私自身、感無量でした。人生の中でも、忘れられない1日となりました。いと大げさですが。

夕方に帰宅すると、ビックリしました。京都新聞夕刊1面に掲載された記事に、私の後ろ姿が写っているではありませんか。写真右下部分の赤い服の女性の右隣りが私なのです。皇后陛下のちょうど真っ正面。どきどきでした。本人しかわからないのが、ちと悲しいですけどね。