2007.12.16 (Sun)

12月16日午後2時から市政与党3会派の議員総会が開催され、正式に門川大作氏が明年の市長選挙への立候補を表明されました。
私も議連の1人として出席。歴史の1ページに参画したという、ちょっとした昂奮状態にあります。
国政では“ねじれ”と言われる不正常な事態ですが、それをそのまま京都市政に持ち込んでしまえば、極めて憂慮すべき混乱を生じてしまいかねません。党利党略に陥ることなく、創造性豊かな京都の未来を建設しゆくために、3党が力を合わせていく態勢がようやく整い、本格的なスタートを切ったのです。
今回の擁立劇は、公明党が“膠(にかわ)”役を果たしました。マスコミの観測では、メンツや思惑・わだかまり等々が取り沙汰されていますが、各会派とも京都市活性化への熱い思いは共通しています。大局観に立って交渉のパイプを務めた日置団長は、あいさつの中で参加議員の決意を代弁して「戦う限り負けるわけにはいきません。団結して断固大勝利しましょう!」と檄を飛ばしました。
私個人の意見は、「人物本位」という1点で、門川氏が最適であると確信しています。京都創生の柱ともいうべき「文化芸術」「教育」の中心者として重責を担い、必ず結果を出してきた行政手腕。働きながら夜間大学で学ぶなかで培ってきた気さくで親しみやすい人柄・・・・・。
門川氏の定評あるリーダシップですが、役職の権威で引っ張るのではなく、誰にも真似できない圧倒的な現場感覚が基底にあるのだということを、文教委員会質疑の際にたびたび垣間見ることができました。

“なれあい”とか“庁内出身”いう指摘がなされていますが、私は財政の危機的状況の転換と不祥事の解決が喫緊の課題である京都市のリーダーは、不満や不安を煽りたてて周囲を萎縮させたりギスギスさせたりするのではなく、バイタリティーにあふれ部下の意欲を刺激する本物のプロでなければならないと思います。
2月17日の投票日まで2か月の短期決戦です。大勝利のため、真剣の二字で戦ってまいります。読者の皆さんの忌憚のないご意見・アドバイスをぜひお寄せください!