吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

自転車セッションに参加

2008.09.25 (Thu)
9月25日午後2時30分より、ゼスト御池の河原町広場マルチビジョン前で、京都市自転車政策課主催の「第4回自転車・京都街角セッション」が開催され、湯浅議員(右京区)とともに参加しました。 


 
椅子席はほぼ満員で、老若男女の方々が熱心に耳を傾けておられました。1人の男性がマイクを取って「傍聴が少なくてもったいない」とおっしゃっていましたが、同感です。

他の行政主催の審議会では傍聴はできても意見を表明したり質問することは出来ないのですが、このセッションは大変にオープンで、斬新な印象を持ちました。おしゃれな雰囲気が自然な形で演出されていて、通りすがりの人にも関心を呼びやすいと思いました。何よりも継続性のあるプランであることがGood!

今日が4回目ですが、過去の分も参加すればよかったと、後悔したほどです。もちろん、これからも参加したいです。

実は、私の家内の自転車は、3人乗りのカゴがついています。つい何年か前までは子どもたちを乗せて走っていたのです。また、近所のお母さんたちは今も汗をかきながら通園や買い物で走っておられます。

そのようなお母さんたちのためにも、このセッションで提案されたアイデアについて、さらなる活発な意見交換が必要だなと感じました。

特に、3人乗りの場合の自転車免許制度にまで踏み込むのは抵抗が多いと思いますが、安全で安定感のある機種を開発しても高額すぎて普及しないので、レンタル制を導入すべきであるという意見には、大いにうなずきました。大事な視点だと思います。

また、自転車を防犯登録している現行の制度をバージョンアップして、ID制度を導入してはどうかとのアイデアもありました。賛否両論あると思いますが、違法迷惑駐輪の解決への一助になるかもしれません。

学生のまち京都ならではの悩みの種が、各大学やその周辺で顕在化しているように感じました。ハード・ソフト両面での対策が求められているのですね。

私の個人的感想ですが、小学校時代からの交通マナー教育が重要だと感じました。低学年で乗り始める児童が多いと思いますが、この時代のうちにしっかりと体にしみこませていくことも、成人してから以降にとっても重要ではないかと思うのです。(学生だけでなく、子育てを終えたくらいの年代の女性が買い物に行くときの自転車運転のマナーも、かなり良くない人が多いですよ・・・・・)

パネリストから、駐輪問題に限らず今の制度の中には、市民の声を中途半端にしか生かせない自己満足があるとの指摘があり、考えさせられました。

参加して本当によかったです。