吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

「官製談合」は増えたか

2008.09.21 (Sun)
旧HP:MyOpinion 2006年12月12日記

 2006年は、後年の歴史に「官製談合」の年であったと記載されるのではないかと思うくらい、数多くの事件が世間を騒がせました。
 
 私利私欲に目がくらんで、その地位と権限を利用して血と汗の結晶である税金を食い物にする「官製談合」ほど、庶民を愚弄するものはありません。感覚が麻痺しているとしか言えない、まったく情けない話です。
 
 何人もの知事がこの問題で辞任し、逮捕までされています。これは、今まで無かったものが急に増加したものなのでしょうか? そうではありません。多くの方のご賢察の通り、今まで「当たり前」のように繰り広げられていた悪弊が、最近になって摘発されるようになったものなのです。
 
 その最大のきっかけは、平成14年(2002)に成立した「官製談合防止法」の成立であることは、衆目の一致するところです。この法律によって、今まで抜け穴だらけだった深くて黒い闇を摘出することが可能になりました。そして、誇るべきことですが、この法律を立案し各方面に強力に働きかけたのが、他でもない我が公明党なのです!
 
 自民党と連立を組んで以来、何人かの方々から「公明党は自民党の言いなりではないか」「公明党は何をしているのか良く分からない」等々のご批判を頂戴します。大変に残念なことです。今回取り上げた「官製談合防止法」以外にも、「あっせん利得処罰法」や「文化芸術基本法」「預貯金者保護法」等を成立させ、児童手当や高齢者雇用、育児休業制度の充実、携帯番号ポータビリティ制度の実現に力を注いできた公明党の実績は、高く評価されています。
 
 今後も、公明党は政治腐敗を根絶する道筋を定めると同時に、少子高齢化社会への長期的ビジョンに基づいた着実な政策の推進に、全力を挙げてまいります。