吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

予算委員会局別質疑(保健福祉局)

2021.03.19 (Fri)
令和3年度予算を審議する京都市会予算特別委員会において、私は第2分科会の局別質疑で奮闘しました。

210309保福局質疑

3月9日は保健福祉局に「新型コロナワクチン接種」と「保健所機能強化」を質疑。コロナ禍からの克服に挑む中、世界的パンデミックの終息に大きな力を発揮するワクチン接種は前代未聞の一大事業。きめ細かな質疑を展開しました。

保健所機能については、教育福祉委員会で取り上げた課題ですが、詳細のデータをもとに再度じっくりと論じました。関心の高い内容と思いますので、“文字起こし”して採録します。長文ですが是非お読みください。

なお、京都市会HPのインターネット録画中継にアップされていますので、ご関心ある方はぜひご視聴ください。

京都市会予算特別委員会第2分科会動画をクリックしてください。私の出番は、冒頭から約28分間です。


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【吉田】 おはようございます。よろしくお願いいたします。私の方からは「ワクチン接種」と「保健所機能充実」について、質疑をさせて頂きます。

 新型コロナウイルスが世界的なパンデミックとなりまして、なんとしても終息していかなければなりません。その大きな決め手としまして「ワクチン接種事業」が本格的にスタートすることになっております。

 過去に例を見ない未曽有の一大事業であるという事で、公明党といたしましても、国と連携して各自治体の様々な取り組みをバックアップさせて頂きたいという決意で頑張らせて頂いておりまして、それぞれの地域において、自治体の様々な課題をお聞きして、それを全国的に共有していくというような、取り組みをさせて頂いているところでございます。

 本市におきましても、コロナ禍で市民生活を守るためということで、令和3年度予算の編成におきまして、この予算編成冊子(長帳)の第1番目に計上された2,739億円のうち、その第1番目に「ワクチン接種」の円滑実施が位置付けられています。

 2月25日の本会議代表質疑におきまして、わが会派の大道議員が、市民からの相談対応と予約システムの構築という点、優先接種順位に係る課題への対応という点、そして医師や保健師の方々の人員確保の対策について、この3点について質疑をさせて頂きました。

 特に、優先順位に位置づけられていない「配慮を必要とする方々」についての課題に言及し対応を求めたところ、村上副市長から「前向きに検討する」とのご答弁があったとろであります。

 また、3月4日の予算委員会第1分科会で、同じく大道議員から行財政局に対して、ワクチン接種実施計画の策定見通しや、ワクチン接種記録システム構築への共有認識、この2点について質問を行なったのですが、行財政局の直接の所管ではなかったということもあって、本日改めまして私から、保健福祉局に質疑をさせて頂く次第です。

 まず、第1に「配慮の必要な対象者への対応」についてです。これは、いろいろ検討した結果、以下に紹介する4つのジャンルがあると思います。1つがホームヘルパーや保育士さんなど「エッセンシャルワーカー」の方々、2つは「障がい者」の方々、3つめは「認知症」の方々、そして4つめが「住民票が本市に無い」という方々をどうするのか、これらの方々に対する実施計画策定に際して配慮が必要であると言えると思いますので、本格的実施されるに当たりまして、1つ1つ質疑をさせて頂きます。

 まず1点目なんですけれども、優先順位の対象に施設内の介護従事者の方は位置づけられています。しかし、ホームヘルパーさん、そしてまた保育士さんたち、このような多くの方々と接触される、「接触」という言い方は少し良くないかもしれませんが、仕事上「密着」せざるを得ない方々、感染リスクの高い「エッセンシャルワーカー」の方々、この方々の多くが、実は、働きながら子育てされている女性が極めて多いわけなんです。家庭内感染のリスクも少なくないのではないか。この方々への配慮については、本市としてはどのようなお考えでしょうか。

≪担当部長≫ ホームヘルパーや保育士等の新型コロナワクチンの接種順位についてでございます。ワクチンの接種順位につきましては、当面確保できるワクチンの数に限りがあり、供給も順次行われる見通しであることから、現在国におきましては、医療従事者、高齢者、基礎疾患を有する方、高齢者施設の従事者、60歳から64歳の方、そしてこれら以外の方の順に、接種順位が定められているところでございます。

 吉田議員からご指摘ありました通り、高齢者が集団で居住する施設、いわゆる入所系の施設の職員につきましては、クラスター対策の観点から、高齢者に次ぐ順位に位置付けられている一方、訪問介護等の居宅サービスを提供する事業所の職員は、優先的に接種できる順位とはされておりませんでした。

 そうした状況の中で、病床がひっ迫して感染しても入院できない高齢者がおられることから、3月3日でございますが、居宅サービスの事業所の職員に関しましても、感染症により自宅療養中の高齢患者や濃厚接触者に対するサービス提供を継続されるときには、優先接種の対象とすることについて、国において方針が変更されて定められたところでございます。

 ワクチン接種の順位につきましては、国で定められるものでございますけれども、議員からお話のございましたホームヘルパーや保育士等の「エッセンシャルワーカー」の皆様について、感染拡大のリスク防止の観点から、ワクチンを優先的に接種できるようにするべきとの声があることについて、国の方にしっかりと伝えてまいりたいと思います。

【吉田】 よろしくお願いいたします。ホームヘルパーさんご自身も、たくさんの方と接するということで心配されていますし、またご自宅に来ていただく高齢者の方々も心配されて、ご不安だと思うんですね。よろしくお願いします。

 2点目は、障がい者の方々に対する対応なのですけれども、議員団室に直接電話が入ってきまして、障がいのある方のご家族からでしたが、「普段から予防接種などでも何人がかりで固定するようなことが余儀なくされるというケースがあるので、今回のワクチン接種も大きな不安があります」と述べられていました。

 また、先日の国会質疑におきましても、公明党の佐々木さやか参院議員が、集団接種会場において障がい者の方がワクチン接種に行かれる際についての『介助者の付き添い』に関して様々に質疑をしました。介助者の方や意思疎通支援者の方々に対する配慮を、しっかりしていく必要があるという点が議論されたのです。また、接種券の点字での発行なども取り上げられたところです。ぜひ、国の指針とも連動して、現場で具体的に進めていかれる本市における適切な対応が必要と思います。特にこの点は重要やと思いますので、くれぐれもお願いしたいのですが、どのようなご見解ですか。

≪担当部長≫ 障がいのある方など、配慮が必要な方への丁寧な対応についてのご質問でございます。ご指摘の通り、ワクチン接種に関する情報が伝わりにくい方への丁寧な情報提供が必要と考えております。また、様々な困難を抱えている方へのきめ細やかな対応についても、必要と考えているところでございます。

 また、点字での接種券の送付につきましては、現在、送付する封筒に点字を貼り付けまして、接種券であることが分かるようにしまして、送付するように考えております。と共に、そこにはコールセンターの電話番号も点字で提供いたしまして、詳しくお知りになりたい時は、問い合わせして頂けるようにご案内したいと考えております。

 会場内等におきましても、様々な配慮が必要でございますし、事務スタッフをしっかり配置いたしまして、予防接種の際に支えなければならない方へはしっかり支えていけるように取り組んでまいりたいと考えております。配置スタッフにおきまして、障がい者の方が来られた時に、必要な合理的配慮ができるよう、しっかり教育してまいりたいと考えております。

【吉田】 河野ワクチン担当大臣も、「自治体にかかる費用は全額国が負担する」明確に表明しておられますので、あとは自治体における現場のご計画において、様々に状況を洗い出しして頂くよう、よろしくお願いしたいと思います。

 特に、視覚や聴覚に障がいのある「盲聾者」の方々が外出される際の介護者の方々、意思疎通支援者の方々の声は、極めて重要であると申し上げたいと思います。

 3点目は、認知症の方なのですが、障がい者としての認定は受けていないけれども、要支援や要介護の認定を受けておられるような方々で治療中の認知症の方々は、実際には、「接種予約」などの手続きが困難であったり、本人確認に対しての返答が「大丈夫だろうか」と言う不安を、周囲も本人もお持ちであると状況をお聞きしております。

 是非、こういった認知症の方々に対しましても、介添え人等の同行の配慮などを検討して頂く必要があると思うのですけれども、この点はいかがですか。

≪担当部長≫ 認知症など、要介護状態の方への対応についてでございます。まず、我々といたしましては、介護事業者の方でありますとか、地域包括支援センターへ情報提供いたしまして、日頃ご利用されておられます施設職員の方からも情報を伝達して頂けるように、しっかりしてまいりたいと考えております。また、ヘルパーの利用に関しましても、最大限の配慮を頂きたい旨の協力依頼をしてまいりたいと考えております。

【吉田】 2回接種をしないといけないという事で、1回目を受けたけれども2回目が抜けてしまわざるを得ないようなケースが出てしまう懸念もありますので、よろしくお願いいたします。

 4点目は、DVの被害者が避難されているケース、また学生さん等、住民票と居住実態が異なるケースです。こういう方々の接種券の在り方とかを、様々に検討されていると思いますが、現状はどのようになっているのでしょうか。

 また、具体的に推進するにあたって、マンパワーの実態であるとか、市民の皆さんからの問い合わせなどへの対応などを含めた様々な部分について、今の段階でやっておかないと遅れてしまって、全体にも影響してしまう懸念もございますけれども、こういう特殊な事情の中で京都市民として、取り残すような事があってはならない方々への配慮に関しては、今どのようなご検討でしょうか。

≪担当部長≫ 新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、住民票所在地の市町村で接種を受けることが原則とされています。但し、やむを得ない事情で住民票所在地以外に長期間滞在している方につきましては、各地で接種できるとされているところでございます。

 そうした方が京都市に住民票が無い方でも、京都市に居住されている例は多数あるかと考えております。まず、こういった方の中で長期入院しておられる方は、特に医師に申告を行なうことで、特段の手続きなく摂取して頂くことはできますが、その他の方につきましては、インターネットや郵送などカンタンな手続きや方法でございますけれども、それによって届け出を行なって頂きまして、市内で接種して頂けるようになっております。そういったことにつきまして、分かりやすい情報の発信を図りまして、円滑に接種して頂けるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 また、DV被害者の方への対応について、接種券を再度送付させて頂く必要がございます。こういったことは、コールセンターでしっかりと対応いたしますので、お問い合わせ頂くように情報発信をさせて頂くと共に、相談支援センターの情報発信させて頂きまして、必要な方に必要な情報をお届けできるように配慮して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

【吉田】 DV被害者の方々は、昨年春の特別定額給付金の時の事務手続き等々のデータも活用していく事も可能だと思うのですけれども、それが「漏れ」の無いようにして頂きたいという想いがあります。

 それと、もう1つが学生さんです。学生さんは自分たちがどうなっているのか、あまり深く考えることなく、他の多忙な学業やアルバイト等々で紛れてしまったり、あるいは、自分たちは若いし高齢者や医療従事者ではないので、あとの方になるのだなとなっているけれども、実は住民票がある人は接種券が届いているが、無い方はそのまま何時までたっても来ないと、そして知らんうちに日々の事に紛れて、結局は事業が終わってしまっていると、そういうことになりかねない心配もある訳です。

 居住実態が異なる方々への告知も含めて、今からやるべきことはやっておくと、きめ細かに進めて頂いて、SDGsの理念のように「取り残し」がおこらないよう配慮をして頂きたいですし、市民ぐるみで共有して頂けるような方向性でお願いしたいと思います。

 そういう点も含めた「ワクチン接種実施計画」に関しましては、接種目標等の進捗管理であったりとか、あるいは策定に盛り込むべき内容などに関して、しっかりと組み込んでおられるところだと思いますが、策定時期や進捗管理、内容などについて、今どのようにお考えになっておられますでしょうか。

≪担当部長≫ 本市におきます新型コロナワクチン接種にかかる実施計画について、お答えを申し上げます。本市におきましては、全国トップレベルで地域の医療体制が整備されている強みを活かしまして、地域の病院・診療所で接種を受けて頂く個別接種を基本とし、同時にかかりつけ医の無い方も、お住まいの地域で接種して頂ける集団接種会場での接種を、併せて実施する体制を構築する予定でございます。

 ご質問のございました「接種実施計画」につきましては、市町村がワクチン接種を円滑に行なうために必要な作業内容と手順、作業に必要な資源等を明確にするために、ワクチンの接種開始までに策定することを国から求められているところでございます。

 こうした中、極めて流動的な状況でございますけれども、先日、国の方から4月12日からの高齢者向け優先接種の開始に向けて、ワクチンの供給量の見込みが示された処でございます。現在、京都府医師会ほか関係団体、京都府等と協議を進めているところでございますが、供給量が限られる4月につきましては、ワクチンを無駄にしないため、感染拡大リスクの高い高齢者施設で接種を行なうことを検討しているところでございます。

 こうした状況、ワクチン供給量の見込み等にワクチン接種の基本方針やスケジュール、接種順位ごとの接種対象者の数、医療機関や集団接種会場等における接種体制等を盛り込んだ実施計画の策定を進めております。3月中旬頃には実施計画を策定し、関係の皆様にお示ししたいと考えております。

【吉田】 今のご答弁で、3月中旬の策定を計画されているとのことでありました。本当に多忙な中での重要な計画の策定という事ですので、大変やと思うのですけど、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 特設会場と地域に根差した町医者の皆さん、クリニックの方々との連携と言いますかね、ミックスされる「練馬方式」と言われるスタイルを根幹とした計画をされているということです。大事な事は、医師会等との検討状況でございますけれども、この中で洗い出された課題については、3月中旬までにできるという認識で良いのでしようか。また、その中で特に国との連携しなければならない点、また行政が留意しなければならない点、これらはどのように認識していらっしゃいますでしょうか。

≪担当部長≫ ワクチン接種事業につきましては、医師・看護師の協力が不可欠であることから、京都府医師会や看護協会など関係の団体と密に協議を進めているところでございます。個別医療機関確保につきましては、市内1,700の医療機関に接種意向の調査確認をさせて頂いているところでございます。

 また、国に対しましては、コロナワクチン接種は非常に大規模な事業でございます。そういった中で、京都市におきましては、会場だったり、人員確保の面など財政面で負担が大きく生じることから、国から当初示されていた国費では京都市に財政負担が生じる見込みでございましたが、門川市長もたびたび要望していった結果、全額国費で負担する方針が示されたところでございます。

 現状につきましては、先ほどございました通り「ワクチン接種記録システム」の導入が国の方で進められているところでございます。この「ワクチン接種記録システム」は新たに導入されるシステムであり、操作等について不明な点もある事から、国に対しては関西広域連合の枠組み等も活かして、操作に不慣れな医療機関への対応であったり、操作マニュアル等の充実を求めております。

 また、タブレットを用いまして接種会場において接種記録の情報を蓄積するというものでございまして、京都市におきましては、多くの病院・診療所や接種会場で接種を行なう予定でございますが、総ての接種会場に入力用のタブレットを配布して頂くことなどを求めているところでございます。

【吉田】 医師会の先生方との検討をしっかりと進めて頂くことは大事です。ご自身の病院やクリニックでの対応に限らず、特設会場でもご協力を頂くことになるという、大変なご苦労をお願いすることになりますのでよろしくお願いしたいと思います。

 先ほど部長の方からもご説明のありました「ワクチン接種記録システム」の構築に関しましては、大道議員から何度も申し入れていることでございます。これまでにない大規模な接種事業でありますので、これまでの予防接種台帳での管理では、入力だけでも数カ月かかるという実情であり、大変なご負担となりますし、また海外渡航時などにおける証明の発行なども迅速に対応する必要があると。また、施設入所での接種や、職域における接種など、様々な現場対応が出てくるので、ご答弁にありました「接種記録システム」の構築というのは、喫緊の課題であると思いますので、これらを踏まえてしっかりとやって頂きたいと思います。

 このワクチン接種に関しまして、貴重な人材を集め、体制を拡大して取り組まれることになっています。改めて、局としてのご決意をお聞かせ頂きたいと思いますがいかがですか。

≪担当局長≫ ワクチン接種につきましては、冒頭に吉田議員からご紹介ありました通り、国家的な大事業だと考えております。感染を防ぐという事もございますし、社会・経済を回していくという事も含めまして、しっかり取り組んでいかなければならないと思っております。

 そのためには、私ども保健福祉局が所管している訳でございますけれども、当然、全庁的な体制でしっかり取り組んでいきたいと思っておりますし、これを成功させるためには、医師会とか看護協会の皆様など所謂関係団体の方々とか、コールセンターはじめ業者の方との連携、高齢者施設等との連携など、しっかり関係機関とも連携しながらやっていく事が必要かと思っております。

 ワクチンの供給状況等で、様々な変化もあるかと思いますが、的確に情報をとらえまして、迅速かつ柔軟に対応してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。

【吉田】 今、全庁的な体制、また各種機関との連携を密にしていくと、おっしゃって頂きました。また、市民へのきめ細かな相談体制の充実も、特にお願いしたいと思います。

 次は、「保健所機能の充実」であります。最近は陽性確認が1桁ということで、一時の爆発的な急増してしまう事態は沈静していると思うのですけれども、ただ、リバウンドは警戒すべきです。緩むことはできないと思います。局としても、そのご決意で取り組んでおられることは重々承知しているところであります。保健所の皆さん方の業務も今まで以上に重要になってくると認識しています。

 常任委員会でも言及させて頂きましたけれども、病床のひっ迫ひいては医療崩壊を防ぐという意味でも、自宅待機・自宅療養を余儀なくされるのはやむを得ないと思うのですけれども、ただ、独居高齢者の方々などへのきめ細かな支援が必要だという事は間違いありません。

 何人かの方がお亡くなりになったケースもありましたし、独居高齢者の方が自宅待機される際に、ご近所の方やご親戚も連絡が取れないとか訪問も控えなくてはいけないという、大変な思いでご本人も周囲も不安に耐えておられたということでありまして、本当に重く受けとめなければならない、と常任委員会で申し上げました。

 その点、現時点での保健師さん等のスタッフの拡充は十分なんでしょうか。この1年でどれほど進んだのか、この点をお聞かせ頂きたいと思います。

≪部長≫ 保健所の体制でございますけれども、この間、コロナがかなり沈静化したということがありますので、体制の方は徐々に縮小しようかと思っておりますけれども、12月の時点で73名の体制を確保しつつ、それ以降、陽性患者がかなり増えてまいりましたので、民間の保健師の活用ですとか、他の部署からの応援という事などで、2月の時点で121名の体制を確保させて頂いている状況でございます。

【吉田】 先日別の場所でお聞きしたのですけど、ちょうど1年前の4月の段階ではどうだったのかをお聞きすると、23名だったという事でありました。そこから、今のご答弁にありました通り、2月時点では120名を超える人員の増強がなされており、1年で6倍の拡充をされているという事でございます。

 マンパワーに関しては、お1人の1人のご負担、あるいは責任の重さは変わらなので、その方々へのケアは大事なんですけれども、急増する感染確認の作業や、濃厚接触者への疫学調査など、大変なお仕事をされる方々へのフォローは、より一層の充実も必要になってくると、感謝の思いと共にそれをお願いしたいのです。

 常任委員会の質疑におきましては、独居高齢者の自宅療養についての詳細の把握はできていないとの答弁でありましたけれども、私はそれを「何とかせい!」とキツく言って、かえって現場の負担が増得るっていうのは本意ではありません。そうではなく、幹部職員の意識深化が大事ではないか、そうしないと状況の変化によって、現場にしわ寄せがきてしまうという懸念を持っています。

 是非その点を改めて、幹部の意識が現場の充実ときめ細かな配慮につながっていくようお願いしたいと思います。そのうえで、危機管理の責任感を全スタッフで共有し支え合って頂くという「弱者に寄り添う姿勢」を再度とらえ直して頂きたいという事が、前日の委員会質疑の本意であります。

 その趣旨で保健所機能の今後の充実を図るため、まずは中核となる皆さん、この場で答弁する立場の幹部の方々の意識をお願いしたいと思います。そのご決意をお聞きして終わります。いかがでしょうか。

≪局長≫ 感染状況に応じた的確な体制の確保についてでございます。幸いにして、現在は第3波が去って、まだまだ油断はできませんが、落ち着いた状況でございます。

 この時期に、この1年間、迅速な形で対応をしてきたと思っておりますけれども、さらに専門職の為すべき仕事、それはもし第4波みたいなものが来たら困りますけど、もしあった場合には第3波の時の在宅療養者の方の的確なフォローというような事も含めまして、これまで努力を続けてきました。

 けれども、今一度その点について、万が一の時のために、どう即応していけるかという事について、先ほどご指摘頂きました現場の状況や声を、我々幹部職員がしっかりと、医療衛生サイドはしっかりと掴んでおりますが、私も局長として、しっかりと把握して的確な体制を確保していきたい、このように考えております。