吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

予算委員会局別質疑(建設局)

2021.03.19 (Fri)
令和3年度予算を審議する京都市会予算特別委員会において、私は第2分科会の局別質疑で奮闘しました。

210308建設局質疑

3月8日は、建設局に「自転車政策」と「街路整備」を質疑。京都市の未来に大きな影響を持つ子どもたちへの安全教育が前進します。また、伏見区の石田大山交差点渋滞対策の工事が実現することが決定しました。

まちづくりの重要な質疑ですので、常任委員会の質疑と同じく、“文字起こし”して採録します。長文ですが是非お読みください。

なお、京都市会HPのインターネット録画中継にアップされていますので、ご関心ある方はぜひご視聴ください。

京都市会予算特別委員会第2分科会動画をクリックしてください。私の出番は、52分55秒~1時間から約15分間です。

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【吉田】 よろしくお願いいたします。私の方からは「自転車政策」と「街路整備」についてお聞きします。まず「自転車政策」は、令和3年度予算で走行環境整備いわゆるハード面では770万ということで、昨年度1億1千600万から比べるとかなりの減額になっているという事でございます。また、自転車安全利用のソフト面に関しましては、新年度2千700万で、前年度3千400万からは微減という状況かと思います。

 この財政難のおり、自転車レーンをはじめとする走行環境整備に関しましては少し減らして、その分を他に回すという事は、一定やむを得ない部分があると理解しているところです。ただし、ソフト面の方はそうはいきません。学齢期前のお子さん対象の事業がストップしたり大幅に減ったりしますと、アッという間にお子さんは大きくなってしまう。中学生の安全教育も激減したら1度も受講できずに卒業してしまうことになるわけでございます。

 したがって、本市として「自転車政策」縮減の編成を、苦肉の策で行なったと思うのですけれども、そのうちソフト面を微減にされたという事は、受け入れられるのはないかと思っているところでございます。

 本市の「自転車安全教育」は、世代別で組まれており、他都市から大変に高い評価を受けているということでございます。新年度は、世代別の自転車安全教育どういう計画になっておられるのでしょうか。特に、中学生向けの「見てわかる自転車教育」は、教育委員会のカリキュラム化が進んでいるという事で、もう無くなってしまうのではないかと心配しておりますが、その点はいかがでしょうか。ご答弁をお願いします。

≪室長≫ 「自転車安全教育」の計画でございます。我々は平成30年3月に「京都市自転車安全教育プログラム」を作らせて頂きまして、世代別のコースでどの点を注意して作っていけば良いか、という整理をさせて頂いた上で、それに基づいて現在、安全教育を実施しているところでございます。

 これまでから、子育て中の保護者を対象とした「パパママ教室」とか、あるいは幼児を対象にした「キックバイク教室」、ただ今ご紹介された中学生向きの教室、あるいは自動車教習所で行なっている教室とか、様々なライフステージ別の教室を実施させて頂いております。

 来年度につきましては、サイクルセンターがオープンいたします。我々がこれまでやっておりましたライフステージ別の教室を、サイクルセンターでやっていきまして、そこを拠点に更に広げた事業を展開してまいりたいと考えております。

 それから、中学生向けの「見てわかる安全教育」は、非常に評判の良い教室となっておりまして、来年度も引き続きやっていきたいと考えております。

【吉田】 今ご答弁にありました中学生向きの「見てわかる安全教育」は、私も2,3校の実際の研修の場に伺い、見学いたしました。私自身の中学生時代は、たくさんの人が集まる場で校長先生や講師の方のお話を聞くときには床をずっと見ているとか、目を閉じているとか、そんなことばかりだったと記憶しておりまして、実際にそういうケースが多いのかなと心配して見学したところ、誰ひとり下を向かず、自分たちの地域の危険区域が紹介されている画面にくぎ付けで、まさに他人ごとではなく自分ごとで受け止める、そんな工夫あるカリキュラムを、みんなが真剣に見入っておられた事が印象的でありました。

 終了後のアンケートも大変に高い評価で、小学6年生が参加したケースや地域の方々も見学された事例もあり、そういった方からも高い評価があったわけでございます。ぜひ、サイクルセンター充実をしっかり進めて頂きつつ、中学校では教科のカリキュラムと並行して、この「見てわかる教育」推進を引き続き、検討して頂きたい。今後の発展へのビジョンを構築することが大事と思いますので、よろしくお願いいたします。

 そこでお聞きしたいのが、学齢期前の「パパママ教室」など、サイクルセンターで実施する事業については、公共交通機関で来られると思うのですが、車の場合は、なかなかコイン駐車場が無いとか、イベントに来てもぐるぐる周辺を回って結局帰ってしまったりとか、あるいは不法駐車をしてしまうケースで近隣の方が困ってしまうとか、そういうことが起こらんとも限らない状況が懸念されますけれども、サイクルセンターの今後の運用に関しては近隣との友好関係を構築し、利用者さんも喜ばれるための対応は、どのように考えておられるのでしょうか。

≪室長≫ サイクルセンターに来られる方の交通機関等の課題についてでございます。この施設には一定数の駐車場がございますけれども、基本的にはやはり公共交通機関でおいで頂きたいなと考えています。また、保育所とか幼稚園とかから来られる場合もあろうかと思いますけれども、そういう園バスについては、駐車スペースをご用意させて頂いております。ぜひともそれらを使って来て頂きたいと考えております。

【吉田】 将来は、バス停表示も「サイクルセンター前」になっていけば、告知も広がっていくと思いますので、交通局等ともいろいろやり取りして頂きたいと思います。

 「全国自転車利用環境向上会議」がございまして、2012年に第1回が金沢で開かれて、2016年の第6回めは京都市で開かれました。そして、3年前と4年前には松山市と堺市で開催され、私も2年連続で参加させて頂いたのですけれども、今年度は昨年の秋がコロナ禍で延期になって、1月から連続でオンライン開催となっております。

 3月19日のオンライン開催の「自転車利用環境向上会議」には、建設局の和田室長が京都市の施策を事例報告されるのです。どうか、ご決意を表明して頂きたいと思います。

≪室長≫ ご紹介ありがとうございます。「自転車利用環境向上会議」は、全国的な自転車に関する会議でございます。実は2年前も、京都市の自転車教育を紹介させて頂いたことがあります。今回は、それに加えてサイクルセンターの話も入れ込んで話をさせて頂きたいと思います。しっかり京都市の施策を、多くの方の理解して頂くよう紹介する決意でございます。

【吉田】 ほかの自治体の方々から、いろんな情報が入ってきたり、問い合わせがあるのですが、本市の「自転車政策」への関心が大変に高いことを実感しています。よろしくお願いいたします。

 次に、「街路整備事業」についてお聞きいたします。予算概要冊子(長帳)をみますと「街路整備」として「向日町上鳥羽線」などの記載があります。新年度の予算組みは6億5千万という事で、2年度の16億と比べると半減以上です。そしてその長帳には、伏見区の「桃山石田線」が記載されていません。事業の見直しとか、見送りの中に入ってしまっているのだろうかと懸念があるのですけれども、この点に関してはいかがでしょうか。

≪部長≫ 「桃山石田線」でございます。桃山石田線は伏見区桃山地区の国道24号線から、伏見区石田地区の「大津宇治線」に至る都市計画道路でございまして、現在の事業区間は外環状線の石田森東交差点から石田大山交差点までの約360メートルの区間を、同じ都市計画道路の大津宇治線と合わせまして事業化して、現在整備に向けた取り組みを進めているところでございます。

 今お話にございました通り、桃山石田線は今回、「一部の予算計上を見送る事業」になっておりますが、事業効果を早急に発現させると観点から、令和3年度予算では桃山石田線の石田大山交差点付近の部分的な拡幅の工事費、内容は南側に「歩道を新設」することと、車道拡幅によって「右折レーン」を設置するといった内容を計上しているところでございます。

【吉田】 新年度の石田大山交差点の部分の改良工事は実施されるということでありまして、歩道の拡幅と右折レーンができるという事であります。これは、今よりもかなり良くなりますので、地域の方も大変に喜ばれると思います。私のもとにも、具体的な要望も寄せられておりました。

 ただ、工事の期間中は今以上に渋滞になってしまいますので、工事が始まった時に「なんでこんな渋滞なのか。どうなってんのか!」との不満や批判が出てくるという心配もありますので、ぜひ地元の皆さん方に協力をして頂けるような点、工事中の配慮であったり、事前の告知などもしっかりとやって頂く必要があると思いますけれどもいかがでしょうか。

≪部長≫ 桃山石田線の現道でございますが、交通量も多く、ご説明の通り渋滞も多いところでございます。ですので工事の際には、できるだけ影響を与えないように、工事の手順を工夫してまいりたいと考えております。また、地元の皆様には工事の内容や目的をしっかりご説明差し上げまして、ご理解ご協力を頂けるように努めてまいりたいと考えております。

【吉田】 この道は、私もバイクで通ったりしますし、また車で通るときにはバイクや自転車との近さによる危険性を実感しておりますので、多くの方が歓迎されると思います。よろしくお願いいたします。

 最後に、現在の石田大山交差点が狭いことで、右折車が立て込むと、後ろから抜け出されない状況になって、渋滞が長引いて、混雑時には信号が青になっても進まず、赤から青になってもまた前に進めないといった時間帯もあったりとかあるんですね。そこで交差点部分が改良されると、大きな改善となると思います。 

 そこで、右折レーンに「右向矢印信号」も設置して頂く事が大事だと思うのですけれども、この点はどうなのか。まあ、市単独の事業ではありませんけれども、道路管理者として交通管理者である警察との協議を、ぜひして頂きたいと思います。最後にその点をお聞きして終わりたいと思います。いかがでしょうか。

≪部長≫ 信号の設置でございますとか、運用につきましては、警察の方で判断されることでございます。しかし、安全かつ円滑な交通の流れを確保できるよう、右折矢印信号の設置も含めまして、京都府警としっかり整備に向けまして、これから協議をしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。