吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

子育てママからの声が届きました!

2018.07.04 (Wed)
4月から6月末にかけて、公明党は全国の議員が「100万人訪問調査活動」を展開。精力的にごあいさつに回る中、「介護」「防災」「中小企業支援」そして「子育て支援」という4つの重要な政策課題に関するアンケートを実施しました。

なかでも、「子育て支援」については、少子高齢化時代のなかを懸命に子育てにチャレンジするお母さん方から切実な声を寄せていただきました。「子ども医療費の支援を拡充してほしい」「教科書無償はありがたいが制服や体操服なども支援できないか」などの中に、「ランドセルに入れる教科書などが重すぎる」とのご意見もありました。

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そんな中、6月12日の参議院文教科学委員会で公明党の佐々木さやか議員(神奈川県選出)が、党に寄せられた声を取り上げ、「重過ぎる荷物への対応を急ぐべき」と訴えました。質疑の中で、首都圏の小学1年生のランドセルの重さが平均5キロ超、1日の最大重量で8キロ超あったなどとする大正大学・白土健教授の調査結果に言及。重量化の要因として、教科書の大判化や学習量の増加などに伴うページ増も挙げたとのことです。

また、教育現場では盗難防止などの観点から、教材を学校に置いておく「置き勉」を認めていない学校があると指摘。その上で、重過ぎる荷物への対応を「各学校が判断するもの」と答える文部科学省に対し「実態調査を行い、置き勉などの対策について、文科省の考え方を示すべきだ」と強調したところ、林文科相は「各教育委員会などに対して、各学校で適切な指導がなされるように働き掛けていく」と答弁しました。

まさに、100万人調査活動で全国の子育て世代の方から寄せられた「生の声」に、迅速に対応したものであり、今後の取り組みに期待するところです。ただし、小学1年生のランドセルの重さが5キロを超えている要因の1つに教科書の大型化やページ増があるとのこと。軽量化についてはメーカーや教科書会社の対策も求めたいところです。

下記に公明党HPの記事をリンクしますので、関心ある方はご参照ください。

https://www.komei.or.jp/komeinews/p4356/