吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

脱原発の集いに参加しました!

2014.03.24 (Mon)
3月23日午後2時からハートピアで開催された「チェルノブイリ・フクシマ京都の集い」に参加しました。脱原発へ向け真摯に活動を積み重ねる方々が年に1度開くイベントです。

140323チェルノブイリフクシマ

主催者の佐伯さんは、小中高の大先輩で、3年前に私たちが開催した上京街かどセミナーで講演して下さった方。震災と原発事故を風化させてはならないと警鐘を鳴らしておられます。尊く重要な事だと思います。

基調講演に立った福島大学荒木田准教授は、「福島県の子どもたちを1人残らず避難させるべきなのに、国や行政は危機感が鈍く授業再開などを強行するのは許せない」と強く訴えておられました。確かに、福島から他府県に避難した方々に対して、「県内に残っている人もいるのに、大騒ぎして安全な場所に来てるのは、ちょっと……」と言わんばかりに冷たい視線を送ったり陰口をたたく人がいるのは否定できません。哀しい実態です。

荒木田准教授は、県内の農家の方から、「不安を煽り立てて風評被害を助長しないでほしい。私たちに死ねと言うのか!」と詰問されるそうです。そういう時には、「福島で農業を続ける方が死ぬかもしれないほど危険なんですよ」と切実に語ってるとのこと。それくらい深刻なんですよね!

真の風評被害とは何か、風化させないために何をしなければならないか、危機管理の名のもとに隠蔽や捏造がまかりとおるようなことを起こさないないためには、どうあるべきか……。思索は付きません。

その後、映画「原発の町を追われて」(堀切さとみ監督)が上映されました。避難を続けるべきと主張するのは双葉町長が、地元に戻りたいと願う町民から不信任を突きつけられ、最終的には辞任した経緯を淡々と描くドキュメンタリーです。民意とは何か、リーダーシップとは何かを、深く考えさせられました。

最後に、NPO市民環境研究所の石田紀郎氏が、滋賀県で汚染木材が不法投棄された事件が隠蔽され闇に葬られている実態を糾弾。これが事実だとしたら由々しき事件です。石田氏とは開会前に佐伯さんから紹介して頂き、少しの時間ですが懇談する幸運に恵まれました。エネルギッシュな方で感動しました。公明党の議員OBとも交流があるとのこと。

公明党は、脱原発を掲げていますが、即時に原発ゼロを拙速に主張する強引かつ急進的な考えではなく、あくまで段階を踏んで着実に進める中で関係する方々との協議を丁寧に進めていくべきとの考えに立つ「漸進主義」です。したがって、「物足りない」とか「政権の言いなりではないか」というご心配を頂戴しますが、脱原発であることは間違いないと断言するものです。

私自身、このような集会に参加させて頂く中で、党派の枠を超えて問題意識を共有しながら連帯していく方途を模索する必要があると実感しました。目先の1票ほしさですり寄るのではなく、奥底の部分で絆を深めていくことが大事だと思っています。