吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

マンガミュージアム1周年

2007.11.25 (Sun)
雲ひとつない青空が広がる爽やかな一日。“今日も元気に、よし!だッシュ!!”との合言葉のとおりフル回転しました。

毎月25日恒例の『天神さん街頭』で、田中たくじ前府会議員と一緒に北野天満宮前で市政報告をさせていただいたあと、地元・出水学区の交通安全フェスティバルに参加。京都府警から平安騎馬隊も出動し、子供達も大喜びでした。詳しくは公式HPにアップしています。

その後、京都国際マンガミュージアムへ直行。開館1周年記念のスペシャル行事として、養老孟司館長(東京大学名誉教授)と村上もとか氏(マンガ家)が「医療マンガと解剖学」という興味深いテーマで対談をされました。

会場は250名もの熱心なファンがつめかけ、熱気むんむん。幕末にタイムスリップした医師を主人公にしたマンガ『JIN―仁―』を連載中の村上氏と、解剖学者でもある養老館長の絶妙な掛け合いは面白かったです。時間をこじ開けて参加して正解でした!



綿密な時代考証のため、何と締め切りを1ヶ月早くして、時代考証の学者や医師ほかの監修者に原稿を送って、チェックされた分を書き直しているとのこと。凄いですね。妥協や甘えのない執念こそ、本物の証なのだなぁと感嘆しました。

多角的な議論は、いつしか「マンガが日本で発展した理由」にまで及びました。本当に興味深かったです。私の未熟な理解の範囲で紹介すると、日本人は漢字を受容しただけでなく、それを使いこなした上に仮名を発明し、『音訓読み』を編み出しました。その複眼視点と思考が、絵とコマとセリフを組み合わせて、ダイナミックなエンターティンメントの表現を完成させたというのです。

また、網膜に映る対象をリアルに写生するのではなく、大胆かつシンプルに記号化した卓抜したセンスを、「輪郭線」という着眼点から論じておられました。スクリーンの画像に「感覚と概念」とあったので、難しいかなとびびったのですが、わかりやすく解説していただき、うーん成る程!――と唸りました。

日本が世界に誇るマンガ文化。その影響力は当の日本人の想像を絶します。別の媒体で知ったことですが、W杯で優勝したイタリア代表のほとんどの選手がサッカーを志した理由が、何とTVアニメ「キャプテン翼」の影響なのだそうです。マジで驚くでしょ!

来年は源氏物語千年紀。世界中から観光客が京都に来られます。マンガ文化の都として、京都の魅力を大いに発信していく絶好の機会だと確信します。私もたくさんの方々からご指導を頂いて、少しでも貢献できるよう研鑽していきたいです。