吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

市民と議員の交流会議

2013.03.17 (Sun)
3月17日、東京の法政大学で開催された市民と議員の条例づくり交流会議2013年度会員ワークショップに参加しました。



まず、廣瀬克哉法政大教授が基調講演で、先行自治体の議会報告会が頭打ちになっている事例がある理由を分析。

議会側が説明責任を果たすと意気込んでも、市民にとって魅力の薄いものになっていれば、価値を認められなくなり、じり貧状態に陥る危険があることを学びました。

続いて、日本ファシリテーション協会フェローで九州大学大学院准教授の加留部貴行氏が提唱し大きな効果を挙げている斬新なワークショップがスタート。

なんと、隣に座った初対面の参加者と昼食を食べながら1対1の対話が始まったのです。

幸運なことに、私とペアになったのは、議会報告会を何度も開催している千葉県流山市の議員さん。

流山市の議会報告会は、秋と春の時期に開催して、直前に成立した決算や予算の概要を紹介する手法でしたが、市民からすれば、わざわざ議会から聞かなくても行政から聞けるわけですので、議会ならではの在り方を模索して発想を転換したとのこと。

総花的な説明を何のひねりもなく説明するので面白くないとの声を受け、決算や予算の審議の前の段階で開催し、具体的な政策面で市民からの要望や意見を聴くことに変更するとの構想です。

私が、地域割での班編成ではなく、常任委員会別で開催してはどうかとの試案(私案)を提起したところ、その議員さんは大いに賛同して頂きました。

お互いが有益な意見交換が出来たと喜びあった語らいとなりました。

次のクールでは、ペアをシャッフルしてお2人の市民の方と組んでスピーチを交換。誰かが一方的にしゃべりまくって、他方が聞くだけに終わるようなケースがありがちですが、そうならないようにルールが定められ、お互いが尊重し合いながら意見を交わしました。ユニークですが斬新です!

続いて、またまたシャッフルして、今度は4人組でテーブルを囲んだディスカッション。それがまたユニークで、1人が議会改革に対する所信を述べた後で退場して残りの3人が感想を述べあいながらメモを模造紙に書き込むというもの。

入れ替わりに3人が退場して、最初の人が模造紙のメモを読み込んで回答を思索し、暫くして再入場した3人と意見交換するのです。ひとりよがりにならない対話が自然のうちに形成されていくのが、ビンビンに実感しました。



その次の段階では、各テーブルで「5年後の市民と議会はどのような関係になっているのか?」というテーマで語り合いながら模造紙にメモを書きなぐった後、全員がテーブルを離れて場内の全てのテーブルを見て回ります。まさに究極のシャッフル。

各テーブルの模造紙に書かれたメモや各人の感想文を読みますと、実に多彩な意見が交わされているのかが手に取るようにわかり、本当に刺激になりました。

各地でセミナーやシンポジウムに参加していますいが、今回のようなダイナミックなワークショップは初めて。きわめて有効な意見交換が展開できる手法を体験することができ良かったです。

京都市の議会改革に生かしていけるよう、研さんを重ねていこうと思います。



なお、駅から法政大学までの往復で、東京都が実施している通学路安全対策のカラー舗装を発見しました。グリーン色もわかりやすいですよね。