吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

エコランド音羽の杜を視察

2008.06.17 (Tue)


6月17日午後から、曽我修議員(伏見区)と一緒に地下鉄とタクシーを乗り継いで、山科区のエコランド音羽の杜を視察しました。(写真)

これは、公明党市会議員団が常任委員会別に現地調査をする取り組みを今年度からいっそう強化したことを受けて、くらし環境委員会所属の2人が企画したものです。

燦々と太陽の光が降り注ぐ山間部を縫って到着したエコランド音羽の杜。耳で聞いたり資料で読んだりしていましたが、実際に現地に赴いて自分の目で見ることで、その事業の大切さが具体的によくわかりました。

クリーンセンターで焼却された残灰と、事業者から持ち込まれる不燃物・土砂・瓦礫などを埋め立てる450万㎥の巨大施設で、平成12年から事業開始されて現在は4分の1が埋まっているとのこと。

対応していただいた理事者に、鉄やアスベストは持ち込まれているのかお聞きしたところ、一切無いとのことで安心しました。このままごみ減量が進めば、30年~50年分の焼却残灰や不燃物を埋め立てることができるということで、23年越しに530億円を投入した大切な事業と実感しました。

感動したのは、ブルドーザー運転も含めた埋め立て作業はすべて20名の市職員が頑張っていることです。実際の作業は業者が行っているとばかり思っていたので、曽我さんと2人で感嘆しました。天候や灰質の微妙な変化によって作業を対応する職人技が必要だからだそうです。ご苦労様です。



1,200℃の高温処理のために大量のCO2を排出すると、野党が厳しく批判している焼却灰溶融炉の建設現場にも足を伸ばしました。人体でたとえれば排泄作業部門にあたる、これらの事業は単純な計算では割り切れない、大切な使命があります。市民の理解を頂くために、粉骨砕身して努力を重ねている事実を目の当たりにして、改めてそう実感しました。

今日は、マジな記述になりましたが、写真に写っている2人のほのぼのとした様子に免じてお許しください。