2012.07.22 (Sun)
NPO法人自転車活用推進研究会主催のパネルディスカッションが京都で開催された件は、先日のブログで報告しましたが、このほど会合の模様が「Ustream」にアップされました。

主催者から快諾いただいたので、本ブログにリンクさせていただきます。
約2時間の長丁場ですが、自転車政策に関心があり、当日の会合に参加できずに残念に思っておられる方は、ぜひクリックしてご覧ください。
http://www.ustream.tv/recorded/24167076
あまりに長時間の動画ですので、ご参考になればと存じ、以下に私の感想を申し上げます。ダイジェスト版の代わりになるかもしれません。
歴史都市ローマやロンドンで、自転車政策が大きく前進しているという事例が紹介され、観光立国日本の中心を志向する京都も、本格的に力を入れるべきであると、改めて痛感しました。
また、ベルリンやアテネのマラソン大会で選手を先導するのは、バイクではなく自転車とのこと。新知見に興奮です。
自転車レーンの方向性や、細街路の対策等についても、ディスカッションをとおして、大いに刺激を受けました。
私も、最初は緊張でドキドキしっぱなしでしたが、会場の一体感に触れて気持ちが落ち着き、途中からふっきれまして、最後の方はずうずうしく発言しています。
私が論じたポイントは――、
(1)行政の自転車政策が縦割りを超えて一元化し、責任を共有して実効力を発揮するべきである。
(2)弱者に配慮して自転車を運転することが“カッコ良い”トレンドになるように誘導する施策が重要。
(3)施策を推進するに当たっては「連続性」が重要であり、そのためにも長期ビジョンを踏まえて段階を踏まえて進める必要がある。
(4)条例が出来てそれっきりではなく、現場第一主義で“ナマの声”を受け止めて、議論を重ねて実現していくべき。
(5)道路では「車椅子とベビーカー」が最優先で、以下、歩行者・自転車・バス・物流車と続き、マイカーは最下位であるという「基本理念」を確立するべく、政策を立案してまいりたい。
・・・・これらの点を、2時間のディスカッションにて、ざっくばらんに語らせていただきました。
それ以外にも、各パネリストのお話は示唆に富んだものばかりで、本当に有意義な研究会となりましたので、(冒頭にも申し上げましたが)自転車政策に関心がある方は、長時間を覚悟の上でご覧下さいませ。
その場に居合わせたような臨場感が味わえると存じます。

主催者から快諾いただいたので、本ブログにリンクさせていただきます。
約2時間の長丁場ですが、自転車政策に関心があり、当日の会合に参加できずに残念に思っておられる方は、ぜひクリックしてご覧ください。
http://www.ustream.tv/recorded/24167076
あまりに長時間の動画ですので、ご参考になればと存じ、以下に私の感想を申し上げます。ダイジェスト版の代わりになるかもしれません。
歴史都市ローマやロンドンで、自転車政策が大きく前進しているという事例が紹介され、観光立国日本の中心を志向する京都も、本格的に力を入れるべきであると、改めて痛感しました。
また、ベルリンやアテネのマラソン大会で選手を先導するのは、バイクではなく自転車とのこと。新知見に興奮です。
自転車レーンの方向性や、細街路の対策等についても、ディスカッションをとおして、大いに刺激を受けました。
私も、最初は緊張でドキドキしっぱなしでしたが、会場の一体感に触れて気持ちが落ち着き、途中からふっきれまして、最後の方はずうずうしく発言しています。
私が論じたポイントは――、
(1)行政の自転車政策が縦割りを超えて一元化し、責任を共有して実効力を発揮するべきである。
(2)弱者に配慮して自転車を運転することが“カッコ良い”トレンドになるように誘導する施策が重要。
(3)施策を推進するに当たっては「連続性」が重要であり、そのためにも長期ビジョンを踏まえて段階を踏まえて進める必要がある。
(4)条例が出来てそれっきりではなく、現場第一主義で“ナマの声”を受け止めて、議論を重ねて実現していくべき。
(5)道路では「車椅子とベビーカー」が最優先で、以下、歩行者・自転車・バス・物流車と続き、マイカーは最下位であるという「基本理念」を確立するべく、政策を立案してまいりたい。
・・・・これらの点を、2時間のディスカッションにて、ざっくばらんに語らせていただきました。
それ以外にも、各パネリストのお話は示唆に富んだものばかりで、本当に有意義な研究会となりましたので、(冒頭にも申し上げましたが)自転車政策に関心がある方は、長時間を覚悟の上でご覧下さいませ。
その場に居合わせたような臨場感が味わえると存じます。