指定期間 の記事一覧
- 2016/03/30 : 地域の安全対策が大きく前進! (市民相談)
- 2016/03/18 : 平成28年度予算委員会市長総括質疑 (MyOpinion)
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2016.03.30 (Wed)
28年度予算案を審査する議会で、市役所の缶詰めの日々でしたが、その合い間を縫って市民相談を積極的にお受けしました。嬉しいことに、地域の安全対策が次々と実現しています。

石田大山交差点から南側は道が極端に狭くなってしまい、登下校する小学生が大変に危険な状態でした。何度も現地調査を重ね、市会まちづくり委員会で議論を重ねた結果、このほど白線にデコボコ突起を施す工事が実施されました。路側帯の中に車が進入する危険が低くなったと喜ばれています。

外環の六地蔵奈良町から観月橋に向かう際に山科川を渡る「新六地蔵橋」では、その前後の歩道にガードレールがあるのに、橋にはありませんでした。歩行者の安全を守ってほしいとの声を届け、このほど両側に鉄柵が設置されました。安全性が飛躍的に高まったと喜ばれています!

石田東団地から奈良街道に出る際に、安全を確認するために設置されているカーブミラーですが、何らかの理由で曲がってしまい危険な状況にありました。行政に市民の声を届けたところ、その日のうちに修復されました!

桃山東小学校は通学路が急な坂道のため、転倒する危険が大きいと指摘されてきました。このほど正門前の路側帯内の塗装を塗り替えて、安全性を高めることができました。来年度も残りの部分を対応するよう求めていきたいと思います。

最後は、昨年度に応急措置が取られた箇所の抜本的な対策が実現した報告です。外環と新小栗栖街道の交差点(餃子の王将がある信号)では、信号待ちの空きエリアに雑草が生い茂り、車からも歩行者からも見えにくいので事故の危険が高いと心配されていました。このほど、雑草の高さを抑制する「防草シート」を設置することになり、危険度が大きく軽減されました!
これからも、地域の安心安全のため、草の根ネットワークでコツコツと頑張ってまいります。お気軽に声をおかけください。!(^^)!

石田大山交差点から南側は道が極端に狭くなってしまい、登下校する小学生が大変に危険な状態でした。何度も現地調査を重ね、市会まちづくり委員会で議論を重ねた結果、このほど白線にデコボコ突起を施す工事が実施されました。路側帯の中に車が進入する危険が低くなったと喜ばれています。

外環の六地蔵奈良町から観月橋に向かう際に山科川を渡る「新六地蔵橋」では、その前後の歩道にガードレールがあるのに、橋にはありませんでした。歩行者の安全を守ってほしいとの声を届け、このほど両側に鉄柵が設置されました。安全性が飛躍的に高まったと喜ばれています!

石田東団地から奈良街道に出る際に、安全を確認するために設置されているカーブミラーですが、何らかの理由で曲がってしまい危険な状況にありました。行政に市民の声を届けたところ、その日のうちに修復されました!

桃山東小学校は通学路が急な坂道のため、転倒する危険が大きいと指摘されてきました。このほど正門前の路側帯内の塗装を塗り替えて、安全性を高めることができました。来年度も残りの部分を対応するよう求めていきたいと思います。

最後は、昨年度に応急措置が取られた箇所の抜本的な対策が実現した報告です。外環と新小栗栖街道の交差点(餃子の王将がある信号)では、信号待ちの空きエリアに雑草が生い茂り、車からも歩行者からも見えにくいので事故の危険が高いと心配されていました。このほど、雑草の高さを抑制する「防草シート」を設置することになり、危険度が大きく軽減されました!
これからも、地域の安心安全のため、草の根ネットワークでコツコツと頑張ってまいります。お気軽に声をおかけください。!(^^)!
2016.03.18 (Fri)
3月15日、私・吉田たかおは京都市会本会議場で開催された予算特別委員会の市長総括質疑で、門川市長への質問に立ちました。

嬉しいことに、誠実かつ前向きな答弁を勝ち取ることができ、大きな前進となりました。これからも現場第一主義でダッシュしてまいります。
下記に質問原稿と、答弁の主旨を掲載させていただきます。長い文章で恐縮ですが、関心のある方はお読みください。
***********************************************************************
予算特別委員会市長総括質疑
吉田孝雄(公明党)
【子育て・若年層世帯向け住まい支援事業】
今の時代は、少子高齢化が進行するとともにグローバル化の波に翻弄されている、まさに激動の転換期であると言えます。私ども公明党は、東京一極集中を是正し、人口減少社会を乗り越えるため、1つには「京都の強みを生かす成長戦略」を、2つには「子育て環境充実」と、この2点に特に力を入れるべきと主張してまいりました。予算編成の4つの柱のうち最初の2点にこれらが据えられたということは、私どもの政策を重視している証であると、高く評価させて頂きます。
特に、人口減少時代の少子高齢化対策は喫緊の課題であります。2つ目の柱「いのちとくらしを守る子育て環境充実」は極めて重要であり、未来への希望を共有するまちづくりのビジョンに立脚した施策が求められていると申し上げます。
今予算案で、子育て世代のニーズに合う住まいが普及するための「子育て世帯向け住まい支援事業」をスタートすることは大きな意義があると考えます。子育て世代の「京都に住んでみたい」とのニーズにフィットする政策を磨き上げ、琴線に触れるものにしていかなければならないと思っています。
局別質疑で、子育て世代向けリノベーションの具体例をお聞きしたところ、「段差解消」と「防音」を強化するとの答弁でした。子育てを経験した1人として、近所迷惑を心配したり、虐待していると思われるのではないかと心が荒んだりして閉塞状況になるので、まさに「ストロングポイント」であると期待しています。ぜひ、積極的にクローズアップし安心感と好環境への期待度を「住情報」として発信するべきであると考えますがいかがでしょうか。
≪小笠原副市長≫
28年度より305戸のリノベーションを予定し、リビングの工夫や防音設備充実、ベビーカー収納などの段差解消を考えている。学生などの自由な感性を取り入れて住情報を発信して参りたい。
【健康寿命PJ】
健康寿命増進のプロジェクトとして、2,150万円の予算が組まれました。「見える化」としてスタートする「ポイント事業」は、昨年の決算委員会で伏見区在住の市民から郵送して頂いた堺市の先行事例を紹介するなど、積極的な導入を提案させて頂きました。市民が自ら楽しみながら参加でき、特典が密かな励みとなるという、新しい市民参加促進型事業です。ここで重視するべきは1人1人の主体性や達成感を持っていけるかどうかという点であると考えます。
局別質疑で8月からスタートとのご説明がありました。今回の予算化を契機として健康寿命への関心が高まり、うねりとなるためにも、ビジョンが重要となると考えます。その意味で、京都らしさが大事です。独自案として「公共交通」「和食」「ボランティア」という視点も重要と申し上げたい。京都らしさに着目したビジョンを深めて、文字どおり市民が主役のやりがいある事業として頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。
≪藤田副市長≫
ご指摘の通り、行政主導ではなく市民が当事者として主体的に取り組んでいく条件整備が行政の役割と受け止めている。ポイント事業も、1人1人が楽しみながら、日課として積み重ねていくものになるよう、市民の知恵を借りながら一緒に作っていくことが大事と考えている。リーディング事業にして参りたい。
【自転車安全対策】
1,000万円の予算で組まれた「サイクルパス制度」は、多くの市民に自転車安全講習への関心を持って頂けるきっかけとなるものと期待しています。何度か講習会に参加しましたが、幅広い世代が真剣に受講されていました。私が提案した学齢期前のお子さんの保護者対象の講習会も実施されており、益々の充実を期待しています。
この制度が自転車安全への機運を盛り上げる「本格的スタート」と位置付けて推進してお願いしたいと存じます。定着が何よりも大事であり、先細りになって形骸化しないようにして頂きたい。
また、自転車走行環境整備に約9,000万円の予算を計上し、重点地域である今出川・丸太町・烏丸・東大路の環境整備をスタートするとのことですが、これらの地域は私自身長年親しんだ思い出の地であり、住民の方の顔も思い出すことができます。皆さん意識が高いのでしっかり連携し多くの声を積極的に求めニーズを尊重するべきと考えます。
特に今出川通りはガイドライン部会の委員の方も指摘しておられましたが、狭いうえに観光客や学生が多いので安全対策が肝要です。サイクルパス制度定着への取り組み、重点地域における市民協同の重視、今出川通りの安全対策、この3点についてのご見解をお聞きします
≪小笠原副市長≫
「サイクルパス制度」はマナー向上のため有効な手立てなので、しっかり検討していく。自転車走行環境はガイドラインを作成し、実証実験を踏まえて28年度に合計30Kmの整備を予定している。安全対策を重視し、地域の声をしっかり受け止めたい。31年度までの4年間で180Kmの整備を行う予定であり、28年度にしっかりとスタートを切ってまいりたい。
【自転車安全対策-2】
過日の新聞に、レンタサイクル施策のスタートが大きく報じられていましたが、長いあいだ京都市の自転車政策に協力して頂いた関係者の声を重く受け止めていくべきと考えます。
1月22,23日に開催された「自転車利用環境向上会議in京都」を傍聴しました。日本中の自転車問題の専門家や市民愛好家、自治体担当者が一堂に会するイベントが、宇都宮・金沢などに続いて京都で開催されたことは誇らしい思いです。
2日目の23日はやむを得ず欠席しましたが、京都の街並みを現地視察された方々から高い評価が寄せられたと同時に、率直な課題も指摘されたとのことで、大変にありがたい。今後に活かして頂きたいです。
私が聴講した22日のシンポジウムで学んだ知見のうち代表的な点を紹介しますと、①ネットワーク(走行継続)の重要性。②自動車の左折専用レーンと自転車レーンの共存が重要。③「車道に降りる=歩道走行禁止」「左側走行徹底=逆走禁止」の徹底が大事。④大学生・高校生のマナー向上強化が今後の大きな課題。⑤自転車レーン上の駐車をどうするか・・・などです。他にもたくさんありますが、まずこの5点が重要であると考えます。
また、審議会のガイドライン部会で問題提起されたポイントのうち大いに共感した点を紹介します。①京都方式(右ハンドルにバックミラー設置)というアイデアを尊重すべきという点。②雨水マスのグリーチングを滑らない加工が重要です。これらを1つ1つ検証し、具体的に実現していくべきと確信します。
ぜひ、今回のイベントが自転車先進都市としての大きな第一歩であると自覚し、これらの宝物のような指摘を積極的に取り組んでいただきたいと思います。ご決意をお聞かせください。
≪小笠原副市長≫
安全面についての多角的な指摘を真摯に受け止める。学生さんのマナー向上や保険制度、市民と観光客の共存共栄をはじめ、お聞かせ頂いた全ての提案をもれなく検討させて頂きたい。
【動物愛護問題】
3月6日、ハートピアで開催の動物フォーラム2016に参加しました。多くの参加者でした。機運を一層盛り上げてもらいたいと考えます。局別質疑で、動物愛護センターの実情を質問しました。譲渡状況も前進し、殺処分は大きく減少しており、関係者の粘り強い努力に敬意を表したいと存じます。
また、昨年の2月市会で喧々諤々の議論の末に制定された「動物マナー条例」については、全国的に注目された「地域猫活動(まち猫活動支援事業)」との連動が課題であると大きな騒動になりました。私ども公明党は昨年、条例を審査した際に修正案を提起しました。
これは足を引っ張るためだけの反対のための反対ではなく、避妊去勢手術を念頭に置き、愛情と責任感を持って野良猫の面倒を見ている人と、無責任な餌やりを繰り返す人との差別化が大事であり、地域住民と対立するような不幸な結果とならないようコーディネートするべきとの懸念からです。条例に則った規制が始まって以降の「登録件数」は3件とのこと。この実情を真摯に受け止め、28年度の事業推進に活かしていくべきではないでしょうか。
京都新聞にも記事が掲載されていましたが「ハト」に餌遣りする人の迷惑行為が全国的な問題となっており、同じ事例が伏見区でも発生しています。野良猫の避妊去勢する一環で餌遣りするボランティアの活動とは全く違う迷惑行為です。このような事例こそ「無責任な餌遣り」であり、断固たる対応が大事ではないでしょうか。
また、飼い犬の糞を処理せずに放置する「ふん害」は表面化していませんが、私の居住する町内をはじめ多くの町内回覧板でも取り上げられており、沈殿化している課題であると認識しています。推進体制が大事ではないかと申し上げたい。
地域住民との融和をコーディネートするため、無責任ではない人を登録するという当初のグランドデザインをしっかりと推進することと、飼い犬のふん放置への対策も忘れずにという2点について、ご所見をお伺いします。
≪藤田副市長≫
人と動物の共生に向けた条例の成果は着実に進んでいる。登録件数は3件であるが、そこに至るプロセスが大事と認識している。鳩のふん害問題も、地域住民と力を合わせ、ある意味で寄り添いながら取り組んでまいりたい。

嬉しいことに、誠実かつ前向きな答弁を勝ち取ることができ、大きな前進となりました。これからも現場第一主義でダッシュしてまいります。
下記に質問原稿と、答弁の主旨を掲載させていただきます。長い文章で恐縮ですが、関心のある方はお読みください。
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予算特別委員会市長総括質疑
吉田孝雄(公明党)
【子育て・若年層世帯向け住まい支援事業】
今の時代は、少子高齢化が進行するとともにグローバル化の波に翻弄されている、まさに激動の転換期であると言えます。私ども公明党は、東京一極集中を是正し、人口減少社会を乗り越えるため、1つには「京都の強みを生かす成長戦略」を、2つには「子育て環境充実」と、この2点に特に力を入れるべきと主張してまいりました。予算編成の4つの柱のうち最初の2点にこれらが据えられたということは、私どもの政策を重視している証であると、高く評価させて頂きます。
特に、人口減少時代の少子高齢化対策は喫緊の課題であります。2つ目の柱「いのちとくらしを守る子育て環境充実」は極めて重要であり、未来への希望を共有するまちづくりのビジョンに立脚した施策が求められていると申し上げます。
今予算案で、子育て世代のニーズに合う住まいが普及するための「子育て世帯向け住まい支援事業」をスタートすることは大きな意義があると考えます。子育て世代の「京都に住んでみたい」とのニーズにフィットする政策を磨き上げ、琴線に触れるものにしていかなければならないと思っています。
局別質疑で、子育て世代向けリノベーションの具体例をお聞きしたところ、「段差解消」と「防音」を強化するとの答弁でした。子育てを経験した1人として、近所迷惑を心配したり、虐待していると思われるのではないかと心が荒んだりして閉塞状況になるので、まさに「ストロングポイント」であると期待しています。ぜひ、積極的にクローズアップし安心感と好環境への期待度を「住情報」として発信するべきであると考えますがいかがでしょうか。
≪小笠原副市長≫
28年度より305戸のリノベーションを予定し、リビングの工夫や防音設備充実、ベビーカー収納などの段差解消を考えている。学生などの自由な感性を取り入れて住情報を発信して参りたい。
【健康寿命PJ】
健康寿命増進のプロジェクトとして、2,150万円の予算が組まれました。「見える化」としてスタートする「ポイント事業」は、昨年の決算委員会で伏見区在住の市民から郵送して頂いた堺市の先行事例を紹介するなど、積極的な導入を提案させて頂きました。市民が自ら楽しみながら参加でき、特典が密かな励みとなるという、新しい市民参加促進型事業です。ここで重視するべきは1人1人の主体性や達成感を持っていけるかどうかという点であると考えます。
局別質疑で8月からスタートとのご説明がありました。今回の予算化を契機として健康寿命への関心が高まり、うねりとなるためにも、ビジョンが重要となると考えます。その意味で、京都らしさが大事です。独自案として「公共交通」「和食」「ボランティア」という視点も重要と申し上げたい。京都らしさに着目したビジョンを深めて、文字どおり市民が主役のやりがいある事業として頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。
≪藤田副市長≫
ご指摘の通り、行政主導ではなく市民が当事者として主体的に取り組んでいく条件整備が行政の役割と受け止めている。ポイント事業も、1人1人が楽しみながら、日課として積み重ねていくものになるよう、市民の知恵を借りながら一緒に作っていくことが大事と考えている。リーディング事業にして参りたい。
【自転車安全対策】
1,000万円の予算で組まれた「サイクルパス制度」は、多くの市民に自転車安全講習への関心を持って頂けるきっかけとなるものと期待しています。何度か講習会に参加しましたが、幅広い世代が真剣に受講されていました。私が提案した学齢期前のお子さんの保護者対象の講習会も実施されており、益々の充実を期待しています。
この制度が自転車安全への機運を盛り上げる「本格的スタート」と位置付けて推進してお願いしたいと存じます。定着が何よりも大事であり、先細りになって形骸化しないようにして頂きたい。
また、自転車走行環境整備に約9,000万円の予算を計上し、重点地域である今出川・丸太町・烏丸・東大路の環境整備をスタートするとのことですが、これらの地域は私自身長年親しんだ思い出の地であり、住民の方の顔も思い出すことができます。皆さん意識が高いのでしっかり連携し多くの声を積極的に求めニーズを尊重するべきと考えます。
特に今出川通りはガイドライン部会の委員の方も指摘しておられましたが、狭いうえに観光客や学生が多いので安全対策が肝要です。サイクルパス制度定着への取り組み、重点地域における市民協同の重視、今出川通りの安全対策、この3点についてのご見解をお聞きします
≪小笠原副市長≫
「サイクルパス制度」はマナー向上のため有効な手立てなので、しっかり検討していく。自転車走行環境はガイドラインを作成し、実証実験を踏まえて28年度に合計30Kmの整備を予定している。安全対策を重視し、地域の声をしっかり受け止めたい。31年度までの4年間で180Kmの整備を行う予定であり、28年度にしっかりとスタートを切ってまいりたい。
【自転車安全対策-2】
過日の新聞に、レンタサイクル施策のスタートが大きく報じられていましたが、長いあいだ京都市の自転車政策に協力して頂いた関係者の声を重く受け止めていくべきと考えます。
1月22,23日に開催された「自転車利用環境向上会議in京都」を傍聴しました。日本中の自転車問題の専門家や市民愛好家、自治体担当者が一堂に会するイベントが、宇都宮・金沢などに続いて京都で開催されたことは誇らしい思いです。
2日目の23日はやむを得ず欠席しましたが、京都の街並みを現地視察された方々から高い評価が寄せられたと同時に、率直な課題も指摘されたとのことで、大変にありがたい。今後に活かして頂きたいです。
私が聴講した22日のシンポジウムで学んだ知見のうち代表的な点を紹介しますと、①ネットワーク(走行継続)の重要性。②自動車の左折専用レーンと自転車レーンの共存が重要。③「車道に降りる=歩道走行禁止」「左側走行徹底=逆走禁止」の徹底が大事。④大学生・高校生のマナー向上強化が今後の大きな課題。⑤自転車レーン上の駐車をどうするか・・・などです。他にもたくさんありますが、まずこの5点が重要であると考えます。
また、審議会のガイドライン部会で問題提起されたポイントのうち大いに共感した点を紹介します。①京都方式(右ハンドルにバックミラー設置)というアイデアを尊重すべきという点。②雨水マスのグリーチングを滑らない加工が重要です。これらを1つ1つ検証し、具体的に実現していくべきと確信します。
ぜひ、今回のイベントが自転車先進都市としての大きな第一歩であると自覚し、これらの宝物のような指摘を積極的に取り組んでいただきたいと思います。ご決意をお聞かせください。
≪小笠原副市長≫
安全面についての多角的な指摘を真摯に受け止める。学生さんのマナー向上や保険制度、市民と観光客の共存共栄をはじめ、お聞かせ頂いた全ての提案をもれなく検討させて頂きたい。
【動物愛護問題】
3月6日、ハートピアで開催の動物フォーラム2016に参加しました。多くの参加者でした。機運を一層盛り上げてもらいたいと考えます。局別質疑で、動物愛護センターの実情を質問しました。譲渡状況も前進し、殺処分は大きく減少しており、関係者の粘り強い努力に敬意を表したいと存じます。
また、昨年の2月市会で喧々諤々の議論の末に制定された「動物マナー条例」については、全国的に注目された「地域猫活動(まち猫活動支援事業)」との連動が課題であると大きな騒動になりました。私ども公明党は昨年、条例を審査した際に修正案を提起しました。
これは足を引っ張るためだけの反対のための反対ではなく、避妊去勢手術を念頭に置き、愛情と責任感を持って野良猫の面倒を見ている人と、無責任な餌やりを繰り返す人との差別化が大事であり、地域住民と対立するような不幸な結果とならないようコーディネートするべきとの懸念からです。条例に則った規制が始まって以降の「登録件数」は3件とのこと。この実情を真摯に受け止め、28年度の事業推進に活かしていくべきではないでしょうか。
京都新聞にも記事が掲載されていましたが「ハト」に餌遣りする人の迷惑行為が全国的な問題となっており、同じ事例が伏見区でも発生しています。野良猫の避妊去勢する一環で餌遣りするボランティアの活動とは全く違う迷惑行為です。このような事例こそ「無責任な餌遣り」であり、断固たる対応が大事ではないでしょうか。
また、飼い犬の糞を処理せずに放置する「ふん害」は表面化していませんが、私の居住する町内をはじめ多くの町内回覧板でも取り上げられており、沈殿化している課題であると認識しています。推進体制が大事ではないかと申し上げたい。
地域住民との融和をコーディネートするため、無責任ではない人を登録するという当初のグランドデザインをしっかりと推進することと、飼い犬のふん放置への対策も忘れずにという2点について、ご所見をお伺いします。
≪藤田副市長≫
人と動物の共生に向けた条例の成果は着実に進んでいる。登録件数は3件であるが、そこに至るプロセスが大事と認識している。鳩のふん害問題も、地域住民と力を合わせ、ある意味で寄り添いながら取り組んでまいりたい。
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