吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

指定期間 の記事一覧

7月度公明党上京支部会

2014.07.23 (Wed)
7月23日夜7時30分より、西陣織会館6階展示場で定例の公明党上京支部会を開催。毎回の支部会報告の際には「100名近い」と表現していましたが、7月の今回は何と「100名をはるかに超える」党員さんが、暑い中にもかかわらずご参集下さいました。心より感謝申し上げます。党員さんからの「やったるでぇ~っ!」との心意気がびんびん伝わる会合でした!

140723党支部会アップ

恒例の青年局研究発表は、「区役所」の機能強化がテーマ。築70年を超え耐震の問題もあって建て替え工事に着手した上京区総合庁舎が、いよいよ明年1月めどに竣工を迎えます。区役所と福祉事務所と保健センターが1ヶ所に集約して利便性が向上するだけでなく、各区の独自性を重視した方針のもとに「まちづくり構想」が進んだ経緯を紹介してくれたのです。多忙な中を縫っての研さんに頭が下がります。

女性局の地域に根を張った活動報告や地域ぐるみのボランティアの模様が紹介された後、私から市政報告。完成したばかりの市政報告レポート「吉田たかお通信27号(2014夏号)」をとおして京都市活性化へ踏ん張った多彩な活動の成果を紹介すると、党員さんたちの笑顔が輝きました。思わずうるっとした瞬間です。

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また、下半期の活動大綱についても、概略をかみ砕いて紹介したので、上京支部は物凄い勢いでスタートダッシュできることでしょう。京都府本部の大道幹事長(南区)も、お忙しい中を駆けつけて頂き、明年の統一選挙の重大な意義と活動の在り方について分かりやすく語ってくださいました。上京支部一同、爽やかな感動に震えながら決意を固める新出発の場となりました。ありがとうございます!

ご参集いただいた方々が余に多くて、入り口近くまで溢れてしまいそうになる寸前の状態でした。この支部会が上昇気流の第一歩となっていけるよう、公明党上京支部は新たな決意を漲らせて団結して頑張ってまいります!

政策提言『京都市における「ふん害」対策の提案』を市長に提出!

2014.07.11 (Fri)
7月11日午後、私・吉田たかおは門川市長を訪れ、政策提言『京都市における「ふん害」対策の提案』を提出しました。市民から寄せられた切実な声を受け止め、2年越しで聞き取り調査や現地調査を重ねて創りあげた提言です。

140711政策提言提出

また、京都市会海外行政調査団の一員として昨年に、ドイツ・フランス・イギリスの動物愛護政策と「ふん害」対策を実地視察した際に書き溜めたメモをまとめた『2013海外行政調査レポート』も提出。

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市長は、画期的な政策提言であると評価するとともに、京都市の施策に生かして迅速に具体化するとの決意を表明。あわせて、保健福祉局と建設局の理事者を交え、京都市活性化への様々な振興策について活発に意見を交換しました。

140711政策提言の表紙

政務活動費(旧・政務調査費)がクローズアップされ、議員の政策立案などの活動が注目を集めています。私たち公明党京都市会議員団は、会派として年1回のペースで政策提言に挑戦し続けているだけでなく、各議員も個人で定めた政策テーマを研究して独自の政策提言をとりまとめています。

本年2月には会派政策提言「未来の価値を生み出すワーク・ライフ・バランス」を門川市長に提出しました。過去3年間は、「再生エネルギー」「スポーツ施策」「消費者施策」をテーマとして研究し大きな成果を挙げてきました。

個人でも大道議員(南区)が「音楽振興政策」、津田議員(伏見区)が「若者雇用政策」をテーマとした政策提言を世に問われるなど、積極的に活躍されています。私自身も、2年前に提出した「自転車走行環境」に関する政策提言が、思いがけず弁護士会の自転車部会の目に留まって、勉強会の講師に招へいして頂くという光栄に浴しました。

これからも、京都市活性化に貢献できるよう、研さんに励んで頑張ってまいります!

2013海外行政調査レポート最終回(番外編:自転車環境)

2014.07.05 (Sat)
2013年夏に京都市会海外行政調査団の一員として、ヨーロッパ3ヶ国の動物愛護政策を徹底して視察する幸運に恵まれました。本ブログで5回にわたって見聞記をレポートさせていただきましたが、最終回は番外編ということで、3ヶ国の自転車走行レーン事情をまとめてご紹介します。

まず、結論を申し上げますと、3ヶ国とも当たり前のように自転車走行レーンが設置されており、自転車走行環境の整備は市民生活に着実に浸透している印象を受けました。

そして、特筆すべきは、滞在中に徒歩やバス等で移動する際に見かけた光景の中に、自転車が歩道を走行することは1度も見かけなかったこと! 当たり前ではあるのですが、日本で毎日のように歩道を走る自転車を見慣れている1人として、改めて感動するとともに、日本社会での1日も早い「正常化」を願わずにはおられませんでした。

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さて、1ヶ国目のドイツでは、ベルリンのホテル周辺を歩くと、さっそく自歩道タイプの自転車レーンが目に飛び込んできました。なんと堀川通りや西大路通りと同じ「ベンガラ色」の塗装です。

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その後、バスで移動して国会議事堂周辺に来ましたが、この辺りは車道に白ラインが主流です。いずれにしても、ドイツの一部都市で見られるブルー舗装は無かったのが印象に残りました。

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官庁街を抜けて住宅街に来たら、再びベンガラ色塗装のレーンが出現。なんらかのルールがあるのでしょうが、今回は自転車政策ではなく動物愛護の視察のため、行政担当者に詳しく聞けなかったのは仕方ありません。後日の宿題になりそうですよね。(ただし、資料だけでなく実際に現地にたって見聞するという事実は大きいと思います)

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ベルリンからボンへ列車移動するとき、ビックリしました。駅のホームで自転車が電車待ちをしているのです! 自転車乗り入れ可能の車両がちゃんとあるのですね。京都も実現したらなぁ・・・!

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旧西ドイツの首都ボンも、いたるところに白ラインの自転車レーンが設置されています。自転車も安心して走行できますよね。

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路面にペイントされる自転車マークは、白の標準版以外に横断歩道では青色に塗って目立つように工夫がされていました。状況に応じて工夫が施されています。

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公園の沿道は、自転車が走行するエリアと歩行者専用エリアがハッキリ分かれており、接触事故が起こる可能性は極めて低いです。見習いたいな。

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フランスのパリに出国するため、ケルンで時間調整する際に周辺をパチリ。さすが交通の要衝であり、一大観光地ということもあり、交通量が多かったです。同時に、自転車レーンが分かりやすいと感心しました。

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2ヶ国目のフランス、花の都パリは、観光客が列をなすエリアには目立ちませんが、バスと自転車走行レーンが共存しており、車道とハッキリと分離されています。それも看板で分かりやすく明示されていました。

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自歩道タイプの自転車レーンもありました。やはり、道路の事情によって工夫しているのですね。この場所には分かりやすい看板が目立っていました。

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車道の歩道寄りのエリアに独特の自転車マークが必ずありました。比較的新しい道路ではマークがカラーでした。

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3ヶ国目イギリスの首都ロンドンは、ここ数年「ロンドン・サイクル・レボリューション(自転車革命)」で有名ですので、駅から宿舎までの移動中の道路を期待感満々で見つめたのですが、あれ? 他の2ヶ国と比べて、レーンの表示が分かりにくいような印象なのです。

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ただ、よく見ると細い二重線(黄色と赤色の2種類)がほぼ全てに引かれています。「これが自転車レーン? 細すぎるんと違う?」と不思議に思い、ガイドさんに聞くと「駐車禁止を告知」するレーンとのことでした。へぇ~っ、ですね。

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バスで移動していると、自転車レーンが目立たないので、これは徒歩で移動するときに取っておこうと気を取り直しました。私が驚いたのは、全ての駅前にレンタサイクルを完備し、シェアしていること。市民の中に自転車を利用することと、個人だけの所有ではなく社会で共有するものであるという価値観が浸透しているのですね。

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ハイドパークとならぶ巨大公園であるケンジントンガーデンでは、自転車走行が可能の部分と不可の部分が分かりやすく分離されています。

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徒歩でロンドン市内を、約2時間ぶらりと歩きました。専用ヘルメット着用のスポーツサイクリングが多いです。レンタサイクル利用者の数も多いのは土曜日のためでしょうか?

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信号待ちのエリアへの誘導は丁寧で親切です。きっちりとペイントされていませんが、それよりも分かりやすさが大事ですよね! (日本なら寸分たがわぬデザインにこだわるでしょうが、ここでは実利を優先しているのでしょうか・・・?)

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市内中心部(バッキンガム宮殿や国会議事堂)に行きますと、ベンガラ色で塗装されたレーンが目立ち始めました。

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ちょうど、宮殿近くの広場で自転車の大きなイベント開催中で自転車であふれるくらい。このようなイベントに力を入れているらしいです。市民レベルでの浸透が大事ですよね。

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ウエストミンスター寺院付近が、ロンドン・サイクル・ネットワークの起点。看板はありましたが、特別に目立たなかったので探すのに時間がかかりました。

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さすがに疲れたのでホテルへはタクシーを利用。別ルートで走ったため、何とグリーン色舗装の自転車レーンを発見しました。思わぬ収穫にビックリです。

残念ながら、各都市の自転車政策の担当者からお話を聞くことはできませんでした。本来の使命は動物愛護政策の研さんですから当たり前なのですが、このように移動時間等を利用して、念願の自転車レーンを見比べることができただけも良かったです。

これからも、外国の先進事例をどん欲に学んでいこうと思います。最終回は消化不良で自己満足のきらいあるレポートとなり、大変に恐縮ですが、事情をご理解いただけれは幸いです。

以上で、6回にわたる連載記事を終わります。長くてくどい文章を辛抱して読んで下さり感謝します!

2013海外行政調査レポート第5回(イギリス)

2014.07.05 (Sat)
海外行政調査もいよいよ大づめ。3ヶ国目はイギリスです。

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8月1日夕方に、パリ駅から特急ユーロスターでドーバー海峡をわたってロンドンへ。2時間17分の快適な旅でしたが、やはり食事は列車内でした。強行軍です・・・。(^_^;)

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宿舎のホリディ・イン・ロンドンは、落ち着いた近代的な外観とシンプルにしてゴージャスな雰囲気でステキでした。

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8月2日の午前は、イギリス環境消費者農事省(DEFRA)での聞き取り調査。動物福祉部という実験動物以外の全動物保護を一元的に所管する部署でお2人の担当者からお聞きしました。

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まず、「狂犬病対策」をロブ・ピータース氏(写真右)が説明。
・1922年以降は、人が噛まれ発症した事例は無い。
・1974年に狂犬病予防法制定し、出国時に予防接種を義務付け。
・海外からのウイルス侵入を伏図ため、徹底した水際作戦と隔離策を重視し効果を上げている。
・輸入時は、マイクロチップや動物パスポート、獣医の証明書など厳格に行っている。
・密入国は東欧からが多いとのこと。

次に、「動物保護施策」については、レベッカ・ガルシア女史(写真左)が担当。
・国内のペットは約1,400万頭。
・動物保護施設100ヶ所。
・7万頭は遺棄されている。王立動物愛護協会(RSPCA)は年間5,300ポンドで運営。
・イギリスでは、NPO、NGOが大きな役割を果たしている。
・2006年の動物保護法制定で、動物飼養の責任を明記しており、危険動物は厳しく制限し罰則も科している。
・ふん放置への対策は自治体で対応し、その場で罰金徴収するシステム(後日徴収のパリとは違う)。

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午後からは、実地視察です。ロンドンのとなりバーギンガム市郊外にある王立動物愛護協会(RSPCA)に、バスで揺られてお伺いしました。

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RSPCAは、1822年の動物保護法と軌を一にして、1824年に慈善団体として創立され、200年近い歴史を誇っています。土地の広さはドイツのティアハイムとほぼ同じ。贅沢でうらやましいです!

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猫舎、犬舎などに分かれていますが、いずれも「動物の幸せのため」を最優先し、外の空気を触れたり運動する機会を保証する仕組みが特徴です。

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ベルリンと同じで、うさぎ舎や鳥舎などもありました。

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また、徹底的な清掃の仕組みが確立され、臭い対策も万全でした。「臭い」については、現在の日本国内の施設に共通の課題であり、京都動物愛護センターを新設するにあたっても重要な要素です。参考になりました。

見学しながらスタッフにお聞きした知見のメモです。
・仲介は猫が多い。年間3万頭がひきとられる。
・ボランティアに委託する部分はあるが、全面的に任せない。ボランティアも責任を負うことは望まない。
・ベルリンとは設備の作りは違うが、余裕がある設計世あることとスタッフが多いことは共通。
・設備を充実しただけでは不十分。人材育成が大事との認識。大事ですよね!

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インスペクター(検査員)のパトロールカーがちょうど到着しました。

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かれらは、制服着用でペット飼養者や業者を訪問しており、悪質な場合への取り締まりも担っています。他国の検査員も指導しているほどの方々です。

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日に3交代で夜間救急診療も対応しており、病棟は国家試験の資格を持つ獣医や看護師が専任で動物たちを守ってくれています。本当に素晴らしい環境と行き届いたシステムが印象的でした。歴史の重みですね!

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夜は久しぶり(?)に列車内食ではなく、レストランへ行きました。シャーロックホームズゆかりのお店らしいです。わいわいと京都の動物愛護施設への建設的な意見が飛び交う食事会となりました。

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さて、8月3日の現地視察は、ロンドン北部の郊外にあるペットショップへ。まるでイオンモールのような雰囲気です。このショップの一角に、昨年からRSPCAも入店。一般のショップよりも安く販売しているとのこと。犬や猫の場合は廃棄してしまうと社会問題になるので、コンサルティングをしっかりする思想が徹底されているのですね。同時に、お客さんもそのほうが安心感を持っているということでした。このような意識になってこそ、本当の動物と共生する社会になる第一歩だと感じました。

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午後からは、ケンジントンガーデンを訪れ、公園での動物や飼い主の実情を見学。広く落ち着いたたたずまいです。公園内にポスト式の糞入れがあり、そのとなりに一般のゴミ箱がありました。

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いくつかの場所に糞が落ちていました。(ロコツな「写真ですいません・・・) アルシャー先生によると、ドイツでも一般の路上(アスファルト)には糞をしないが、公園のような土の上には時折落ちているらしいです。だからこそ、糞用のポストがあるのですね。

通りすがりの愛犬家に声をかけ、いろいろとお聞きしました。快く様々な質問に笑顔で答えてくれました。さすが気品の国の女性ですなぁ。公園内では一部を除くリードを外してもOKとのことで、犬がストレスを感じて人間にぶつけたり他の犬と吠えあったりしないためであるとのことでした。

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糞の処理についてお聞きすると、公園内でリードを外すよう申し入れる運動の際に、糞を処理することを条件に要求を勝ち取ったとのこと。ただ、行政側も、糞専用ポストを設置してくれたという話です。私が、「糞を公園内に捨てずに家に持ち帰らねばならないと行政が規制したらどうなりますか?」と聞くと、「そんなことになれば糞の放置が増える」と明快に見解を述べてくれました。

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こうして、3ヶ国の動物愛護の実態を学ぶ日々も終幕を迎え、最終日の午後はフリータイムとなりました。私は、この時間を利用してロンドン市街を散策し、自転車走行環境を調査しました。約2時間あるきまわり、クタクタになりましたが、貴重なひと時でした。

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ロンドンサイクルネットワークや自転車レーンの写真を撮りまくりました。あー良かった!!

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おまけの写真は、最終日の夕食時に巡り合った路上パフォーマンスです。ビックリ仰天しました。

※なお、次回は最終回。番外編として3ヶ国の自転車事情です。これは調査団の行程にはないもので、移動中に撮りためた写真をもとにした「超私的レポート」です。“ケシカラン!”と言わないでくださいね! (^_^)v

子ども・子育て会議を傍聴

2014.07.04 (Fri)
7月4日午後3時から中京区役所4階会議室で開催された「京都市子ども・子育て会議」の第2回ひとり親家庭部会を傍聴しました。

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委員は佛教大学の西岡教授と市民公募委員の女性。特別委員は、公益財団法人京都市男女共同参画推進協会、京都母子生活支援施設協議会、社会福祉法人京都市社会福祉協議会、一般財団法人京都市母子寡婦福祉連合会、京都労働局の代表5名です。

子ども子育て会議のうち「ひとり親家庭」の支援について、特化して話し合う画期的な場です。私自身、議会の場で何度もひとり親家庭の支援を訴えてきた1人として、重大な関心をもって参加しました。(傍聴なので発言はできません。当たり前ですが)

京都市保健福祉局から、ひとり親家庭の実情についてきめ細かく調査報告があり、そこから導き出される課題が提示されました。

①土日の保育所など、実態に即した子育て支援サービスの充実。
②子どものしつけ・教育に悩みを持つ親へのサポート。
③持ち家率の低い母子家庭へ公営住宅への優先入居の促進。

次に就労支援について課題が報告されました。

①ひとり親になってから就労するケースが多い。
②非正規社員から正社員への就労支援が重要。資格取得へもきめ細かな支援が必要。
③仕事と育児の両立できる生活環境への支援が求められている。

これらに対して、委員から活発な意見が交換され、2時間があっという間に過ぎていきました。主な意見を列記します。

・子どもの進学への支援が大事。
・ひとり親家庭が「育児が楽しい」と感じていける環境整備が重要。
・就労支援の「ミスマッチ」が多い。、相談窓口を知らない人がまだまだ多い。
・父が思春期の娘へのかかわりに戸惑うケースなど、悩みを共有できる場が重要。
・ファミリーサポート事業や日常生活支援事業などを利用する人が少ないのは周知不足である。

私が痛感したのは、ここで話し合われた重要な課題は、きわめて深刻であるにもかかわらず、多くの耳目を集めることがない「マイノリティ」であるということです。つまり世間の関心があまりにも薄く、俗な言い方を許されるなら「他人事」のような課題にすぎないのです。本当に嘆かわしいです。

実際、この会議の傍聴者は私1人。記者席はあるものの誰も来ていませんでした。社会全体の「無関心」という大きなカベを、どう打ち破っていくか、真剣に考えていかなければならないと心の底から思いました。

議員として活動していく責任は、ますます大きいと実感します。ただ口先で行政にはっぱをかけるだけでいいのか? 市民と行政をつなぐ立場の重みをかみしめ、具体的に着実に行動し、1人2人と膝づめで忌憚なく語りぬき、意識変革の波を起こしていくしかありません。

気を引き締めてダッシュしていかなければならない、そう改めて決意を固めた日となりました。頑張ります!

2013海外行政調査レポート第4回(フランス)

2014.07.03 (Thu)
海外行政調査5日目はフランスのパリ市です。長いですが1日分を一括でレポートします。

前日にボンからケルン経由でパリへ。夕食はフランス料理ではなく列車内で摂りました。飛行機の機内食のようなものですが、強行軍なのでしかたないですね。

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パリ駅はお洒落でしたが、スリや置き引きが多いと散々聞かされてたので、ビクビクしながらの移動となりました。

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ホテルに向かう車中、凱旋門やエッフェル塔をバスの窓から撮影。観光気分をちょっぴり味わいました。(行政調査なので物見遊山ではないのです!)

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宿舎は近代的でゴージャスなホテルでした。と言っても、メールチェックや打ち合わせだけでなく、本稿のもととなっているレポートを作成するなど事務作業が大変で、館内や周辺を散策する余裕は全くなし。ま、当たり前ですわね。

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8月1日の午前中はパリ市役所清掃局へ。入り口では働く男の誇らしいポスターがお出迎え。

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糞対策PJ責任者レジス・ルルー氏(課長クラスの方らしいです)から、パリ市における犬猫の飼養状況とふん尿による被害いわゆる「ふん害」の対策を具体的に調査しました。

まず、犬猫の飼養の実情については、下記の説明がありました。

(1)登録制を実施(飼い犬は1999年より、飼い猫は2010年より)しており、犬は約10~15万頭で、他国と比べて人口比率は高い。猫は掌握不可能。野良猫は500匹くらいと推計している。

(2)タトゥーやマイクロチップで管理することが主流であるが厳密ではない。(ペットに愛着がある人とそうでない人がいることが理由)

(3)公共交通機関乗り入れは、600km以内は無料。盲導犬は制限なし。体重6Kg以上は人間の半額という規定だが守る人は少ない。Taxiの場合は運転手が拒否することもある。

つぎに、ふん害の対策についてお聞きしました。世界有数の観光都市パリでは、糞の排泄が1日9~12t もあり、景観を損なうふん害への対策に早くから着目し、1984より本格的な活動に着手されました。した。内容は以下の通りです。

(1)歩道と車道の間にある側溝(カニゴー)にホウキではきこむ。毎日、中水道を開栓し流して青い作業服の職員が下水道に流し込むが、自転車や歩行者の迷惑になるとの理由などで2000年に取りやめた。

パリ市ふんバイク

(2)モトクロット(糞処理専用バイク)でバキューム作業を1984年から実施したが、コストに見合うものでないとの理由で、2002年に廃止。

(3)小規模公園に専用トイレ「カニゼット」を設置したが、砂利などの臭気対策コストが大変で、費用対効果でロスがあると問題視された。朝と夜に散歩する際に、犬は「カニゼット」の場所まで待てなく、路上で排出するケースがほとんどであり、市民側も、近所にカニゼットができることに否定的であったこともあり、飼い主が責任を持って処理することがよいとの結論が出た。

(4)「糞処理専用スタンド」社会実験を2002年から2年間実施したが、スタンドの維持費等で費用対効果が見込めずに撤退した。

様々な具体的施策にチャレンジする実行力に驚きました。やる前から「失敗したら責任を追及されるのでは」というような後ろ向きな国民性ではないのですよね。中途半端でなく徹底した取り組みが不可欠と学ぶことができました。

これらの具体的な「実験」の結果、行政が何かを作るのではなく、「飼い主が責任を持って処理する」ことが一番よいと結論が出て、これがひろく市民に認知されました。そこで、条例を改正して飼い主が処理することを義務付け、日常パトロールを強化(80人体制で実施)するとともに罰則を強化しました。

これらの結果、2002年は年間4,300件の罰金刑施行したが、2012年は2,300件と減少したとのことです。罰金額は、当初183ユーロであったが、2011年より35ユーロに値下げしたとのこと。

ルルー氏によると、このような一連の施策を積み重ねた結果、飼い主の意識が深化し、ほとんどの飼い主が持ち帰っているようになったそうです。この要因は、罰金を科すだけでなく、一般市民の飼い主への視線がシビアになり、ふんを放置するような飼い主に対し見て見ぬふりをせずに直接指摘するケースがあることが大きいとのことでした。

同時に、大型ポスター等で大々的にキャンペーンを実施し、目を引く工夫がされる啓発活動を継続しています。これも市民啓発に効果を発揮しているようです。芸術の都らしくエスプリの効いたデザインでびっくりしました!

ルルー氏は、上記の種々の対策を施行した上での総括として、次の3点を強調されました。

(1)良かった点は、パリの施策が地方の他都市(リゾート地など)に波及した。
(2)お互いが「見られている」という意識で、飼い主が糞を放置せずに処理をすることが定着した。
(3)ただし、飼い主は家に持ち込まなくても良いように、行政が対策を練っている。具体的には、市内3万ヶ所に透明のビニール袋を8m間隔で設置し、パリ市衛生局が毎日収集している。

パリ市ごみ袋-1  パリ市ごみ袋-2

私は、特に3つめに着目しました。飼い主への規制を強化するだけでなく、メリットも提供するという発想です。ビニール袋は景観上いかがなものかという否定的意見もありますが、あくまでも参考にしたうえで、京都らしい対策が大事ではないかと考えた次第です。

さて、1日午後に訪れたフランス農水省食品局獣医部では、シャルル・フェデラ健康課・課長補佐が対応してくださり、フランス国家としての「ペット飼養の管理体制」「野良犬・野良猫の対策を調査」について、詳しくお聞きしました。写真が無くてすません・・・・。

まず、フランスにおけるペット飼養管理の特徴と歴史についてです。下記にメモを箇条書きします。

(1)中央集権体制のもと、農水省が厳しく規制し監督している。

(2)ペット業者の販売を認可する代わりに厳しく行政指導する仕組みを構築している。
(ア)認可受けた業者しか許されない。
(イ)健康管理を重視し、獣医局と協議を徹底。
(ウ)年間2回の立入調査など、ペット販売業者への細部にわたる規制を明確化。
(エ)年齢制限を設け、16歳以下の飼養は認めない。
(オ)路上販売を禁止し、販売許可証、記録管理を義務化。
(カ)個体識別番号など詳細データ管理が義務付られており、監督責任は農業省が持っている。
(キ)生後8週間未満の販売を不可とする。
(ク)獣医の健康証明書を義務化。
(ケ)フランスでは、新聞やネット等で商業広告を通じて売買されるケースが主流である。
(コ)行政指導や排除命令も強い権限のもと実施している。
(サ)EU規制を基にチェックリストで合否判定など監督していく。
(シ)業者や飼い主には、罰則や資格剥奪、刑事罰(罰金や懲役)などもある。

(3)EU加盟国で最もペットを飼養している国家である。
(ア)全国で73%の家庭がペットを好むと答え、48%がペット飼養している。
(イ)全国6,300万頭(犬740万、鳥640万、猫1,140万、哺乳類260万、魚350万ほか)のペットを管理。
(ウ)犬は血統種がほとんどであるが、猫は雑種がほとんどである。

(4)ペット管理体制の歴史
(ア)19世紀に動物保護問題が表面化し、1850年にグラモン法を制定し、罰則規定を設けた。
(イ)1996年に、ペット保護ヨーロッパ協定に批准した。

次に、野良犬・野良猫対策です。これも丁寧に説明していただきました。

(1)遺棄された野良犬や野良猫を捕獲したら自治体の保護施設に1週間が義務。連絡して所有者に変換するケースあるが、飼い主が現れない場合は、NPO(アソシエーション)運営の避難所に移し、再度連絡等を実施する。それでも見つからない場合は「仲介」を推進する。
(2)極力殺処分はしない。難病等の場合は安楽死させるが、自然死がほとんどであり、その場合も獣医が判断する。
(3)野良猫については、捕獲は困難である。捕獲は、行政では無くアソシエーションが実施している。猫の避妊去勢手術は飼い主の意向を優先する方針である。
(4)遺棄防止施策としては罰則適用で対応するが、タトゥーやマイクロチップ等の割合については集計不能であり、遺棄された犬猫が飼い主に戻る割合と施設収容の割合も不明である。
(5)バカンス期には、犬猫の遺棄が多い。(2003に4万頭→2012は6万頭と増えている)

最後に、我々の質問に答えていただきました。
(1)犬猫の公共交通利用は、原則禁止だが、条件付きで認可している。
(2)集合住宅での飼養も、リード使用等の条件付きで認められている。

ドイツに続いてフランスの動物保護施策を学んで、両国の特徴が明らかになったので、下記にまとめます。

(1)動物保護政策については両国の政治体制の違いでカラーが別れている。
(ア)ドイツは連邦国家で地方分権が進み、民間団体が主導。
(イ)フランスでは中央集権国家で、行政が業者を規制し監督。

(2)両国とも動物虐待防止や人間との共生を目指している点は共通しているが、各々特徴がある。
(ア)ドイツは厳格で着実に推進している。市民側からの声が行政の施策に大きな影響をあたえている印象を受けた。動物保護施設が非常に充実し、ほぼ100%仲介を目指している。殺処分ありえない。
(イ)フランスはペット業者を認め、商業広告で売買されているが、行政主導が強い権限で指導・監督・処罰している。

(3)両国とも、最近の傾向として、犬よりも猫の比重が高くなっているとのことであった。猫の保護や地域衛生問題について、解決の方途はここ数年来綿密に検討を重ねている段階である。

(4)ふん害対策を両国とも重視している。
①ベルリンでは、市の条例に「ふん放置」への罰則を規定している。パリ市では、条例に罰則を明記したことで、国内の他都市に大きな影響を与えたと認識している。
②両国とも、糞の処理を飼い主に求める代わりに、負担を軽減するために行政が具体的な支援措置を実施している。
(ア)ベルリンでは街なかにゴミ専用ポストを設置している。
(イ)パリは8m間隔でゴミ専用袋を市内8万ヶ所に設置した。

両国とも、動物の命の尊厳を重視し、それが生活に根付いていることを強く感じました。生命を大切にし、弱い存在に温かなまなざしを注ぐ社会の構築に向け、京都市も大いに学ぶべきであると考えます。

※次回は3ヶ国目のイギリスです。頑張ってレポートしますので、ご関心ある方はお読みくだされば幸いです。

2013海外行政調査レポート第3回(ドイツ-3)

2014.07.02 (Wed)
7月30日、ティアハイムベルリンを視察した後、ドイツの首都ベルリンからボンに移動。ボンは旧西ドイツの首都で、動物保護の官庁や民間団体があるため、視察に伺ったのです。

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駅のホームでは自転車が! ドイツでは電車に自転車乗り入れ車両が当たり前のようにあるのですね。強行軍のため夕食は列車内で摂りました。車窓の風景を楽しみながらの食事は、雑談に花が咲いたこともあり美味しかったです。

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ボン市内の自転車レーンです。わかりやすですよね! 

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ボン市内のホテルもきれいでコンパクトでした。

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31日は、ドイツ動物保護連盟を訪問し、レンペさんほか女性スタッフからお話をお聞きしました。ヨーロッパは女性の社会進出がはるかに進んでいますよね!

ヨーロッパの最大の動物保護組織であるドイツ動物保護連盟は、動物虐待防止のため、1881年に設立された民間組織で、200年以上の歴史があります。この連盟には、全ドイツ16の州ごとに、720地域の動物保護協会、500を超えるティアハイム、及びドイツ全国の80万人以上の個人会員が加盟しています。

現在、年間8億円余りの歳入がありますが、州からの助成金ではなく、個人の会費や寄付金、相続金等が7割を占めています。活動としては、全国の動物愛護団体間で連携を取りながら、金銭的援助、EUや国会議員に対するロビー活動を推進しています。

動物虐待シーン(人間イメージ)  動物虐待シーン(馬)小画素

広報活動に力を入れ、なんと自前のプレスを活用して世論を高めており、インパクトのあるポスターを作製するなど、広報活動に努めています。国、州、市町村などの自治体と民間活力が融合している点が大きな特長といえます。

現在、力を入れている課題が、猫の保護です。野良猫の避妊・去勢を義務づける条例を全国的に展開したいと、強く呼びかけています。また、災害時の動物保護も重視し、いざという時に動物を見捨てないよう協力体制を隣接する自治体同士で構築し、それでも足りない場合は、国に要請すれば出動してくれるという体制の充実を進めています。

寄付金を集めるためには、会員に手紙やメールを送るなど呼びかけるほか、広報、メディアを活用しています。また、マイクロチップ装着を普及させる広報活動を推進しています。

今回学んだ大きな特長は「動物保護教師」です。動物保護教師は資格を持った人が小学校や幼稚園、自治体に動物保護の授業をしに行くという、昨年から始まった事業です。資格を取る研修は、年に2回、春と秋に行っていまして、研修期間は2週間。1回につき20名の定員ですが、もっと増やしてほしいというニーズが多いとのこと。メンバーの年齢層は18歳から64歳までで、35歳以上の方が比較的多いとのこと。報酬は当事者同士が話し合うが、ボランティアが主流です。

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終了後、あつかましくも記念撮影。快くOKしていただきました。

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31日の午後は、ドイツの動物保護を所管する政府機関である食糧農業消費者省を訪問し、フルーレ女史から説明をていただきました。ドイツでは、2011年度の飼育頭数は犬が540万頭で、猫は870万頭で、犬より猫の数が多いのは、仕事を持っている人やひとり暮らしの人からは、散歩などが必要のない猫の室内飼いが好まれているとのことです。

動物保護法に、正当な理由なく動物を殺してはならないと定めていますので、ティアハイムにおける殺処分は、重度の疾病や重傷を負っている場合、あるいは極度の攻撃性があるなどと判断された場合に限られています。収容場所がないなどの施設側の理由によって殺処分することは法に反するわけです。

また、犬猫の虐待、遺棄や、過度のしつけ、耳や尻尾の切断なども禁止されています。虐待する飼い主には、警告を実施し、押収する処置もありますが、重さによっては禁固刑もあります。

次に、商工会や職業組合が開発した全国公認の「 飼い主免許 」という制度については、数年前に小学生がかみ殺されるという悲惨な事件をきっかけに、国として特定の闘犬種や人を何度もかんだ犬は「免許」が無ければ飼えないという規制を取り決めました。「 飼い主免許 」の意義は前向きに受け止められ、動物保護の観念に基づいた免許制度に進化していく方針とのことです。犬の学校やトレナーとして開業する場合にも、来年から必ず役所の許可が必要となりました。

最後に、犬税について報告します。犬税は犬の数を抑制することを目的に導入された。税額は、ベルリンでは1頭目は120ユーロ、2頭目以降が180ユーロとなっています。自治体によっては2頭目以降や危険な闘犬種に高額の課税を行っているところもあります。犬税の使い道については、ドイツの税制システムとして犬税に限らず一般税扱いで犬の飼養ために限定されないため、民間団体は撤廃を求めているとのことです。

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落ち着いた佇まいでしたが、バカンス期間ということもあったようです。貴重な時間をさいて、日本からの訪問団を迎えて丁寧な説明をして下さり、心から感謝です!

次回は8月1日に訪れたフランス編です。ご関心ある方がいらっしゃるか分かりませんが、頑張ってレポートします!

議会質問が結実!

2014.07.01 (Tue)
嬉しい報告です!

京都市では随時、様々な具体的施策について広報発表をしていまして、7月1日付でもいくつかありましたが、なかでも2つの重要なニュースがありました。大いなる喜びをもって報告させていただきます。

1点目は、マイナンバー活用推進プロジェクトチームが設置されたという(ニュースです。「マイナンバー」とは、私が今年度の経済総務委員会の一員として活動する中、主要なテーマとして取り上げているもので、人口減少時代の行政サービス向上とスリム化にとって不可欠の「電子自治体」を構築するための第一歩です。私の提言のとおり、局を超えたトータルのプロジェクトとして位置付けて、優秀な人材を確保して進んでいくとのことです。良かったぁ~っ!

2点目は、御池通りの自転車通行環境整備の平成26年度分がようやく完成したというニュース。御池大橋から堀川通りまでの1.8Kmの歩道に自歩道型の自転車レーンが整備されたのです。関係者が先日に現地調査した結果として、自転車がレーン内を走行する遵守率整備前の47%から81%に大幅アップしたとのこと。今後のますますの拡充に期待大ですよね!

謙譲は美徳とか、言わぬが華とか、沈黙は金なりとかいう言葉がありますが、市民の皆さんから負託を受けた議員は、懸命に調査を重ねて積極的に発言していくべきである、というのが私の信念です。議会で積極的に発言したことで、京都市政の発展に貢献でき、こんなに嬉しいことはありません。これからも、全身全霊の決意で京都活性化のためダッシュしてまいります!

京都芸大記念式典&シンポジウム

2014.07.01 (Tue)
7月1日午後、京都市西京区の京都市芸術大学は創立記念日を期して記念式典とシンポジウムを開催。私は経済総務委員会副委員長として参列するとともに、金剛龍謹氏や芸大教授のパネルディスカッションや鷲田清一氏の記念講演を研さんしました。

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記念式典では京舞井上流の井上安寿子氏(井上八千代長女)が祝舞「上方唄」を披露。学長挨拶に続いて門川市長と中村市会議長が祝辞を述べました。

芸術資源研究センター開設記念シンポジウムでは、金剛龍謹氏や芸大能学部の学生が100年前の古フィルムと合わせて謡い舞うという斬新なワークショップで幕を開け、パネルディスカッションでは芸術で最も重要な創造性を生み出す貴重な要素である「アーカイブ」がテーマ。

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私自身、議会の本会議や委員会等の場で何度も「アーカイブ」を重視した文化政策の充実を主張していたので、芸大としてセンターを開設するなど本格的な前進が開始され、本当にうれしいです。今後に期待大ですよね!

最後に、日本を代表する哲学者・鷲田清一氏が「アートと社会」という重要なテーマで講演。現代のアートは、ビジネスやエンターテインメント等との境界が曖昧になっていると指摘し、3.11以降のアーティストが「芸術は社会に何ができるのか?」を問いかけて行動している事例を紹介しました。芸術の本源的なテーマが突き詰められているとのこと。

特に、東京芸大在学中の優秀な2人の女性が陸前高田市に住み込んで活動する中で、単なるボランティアではなく、共同体の一員になり切って同苦して活動していく中で、学生時代に「課題提出」に追われ、社会に出てからも才能や感性を「切り売り」するだけではないかという不安感が払しょくされ、アートを表現や発表としてしか捉えられていなかったと述懐している生の現実をとおして問題提起されました。

そして、ある芸術家の「アーティストは、となりの芝生に入るパスポートを持っている人」という言葉を敷衍し、アートとは広く社会のあらゆる分野で自己を実現し前進していくための技術(スキル)であり、教育の根幹であり、歴史を拓きゆく智慧であると語りました。深いですねぇ~! 芸術を学んだ1人として大いに勇気づけられました。(ま、私は京都や東京ではなく大阪芸大ですけどね!)

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芸大キャンパスは洗練されたというか、落ち着いた佇まいでした。また、聡明そうな女性が多いという印象です。ま、これは「嗚呼、花の応援団」のモデルであるくらいバンカラだった大阪芸大しか知らない私の「ひがみ」にすぎないのですがね。

140701桂駅バスターミナル

なお、芸大に行く際は公共交通機関を利用しました。阪急桂駅のバスターミナルには、自転車左側通行を啓発する看板が地元の協力で設置されており、感動しました。

140701桂駅ナカビジネス
 
桂駅は乗降客がケタ違いに多いので、駅ナカビジネスは大変に充実しており、撮影に困りました。市内の多くの駅がこれくらい発展したら良いのですがね…… (^^;;
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