吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

指定期間 の記事一覧

名和公園に立札が設置!

2014.03.31 (Mon)
このほど、上京区大宮中立売上るの名和公園の公衆トイレ出入り口に、ポイ捨て禁止を呼びかける立札が設置されました。

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名和公園は、南北朝時代の武将名和長年が討ち死にしたと伝えられる地にあり、以前から地元・聚楽学区の方々が保全・美化に努めておられ、長年の子孫からも感謝されるなどの交流があるとのこと。

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23日の井戸汲み上げ式の折に、たまたま会話を交わした方が長年にわたって公園の為に尽力されており、公衆トイレの東側が樹木の真下にあるため「吸殻のポイ捨てが枯草に燃え移ってしまわないか心配です」との声を寄せて頂いたので、さっそく翌日に公園を担当する部署に連絡したところ、迅速に対応してもらうことができたものです。

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桜がほぼ満開になった今日、公園を訪れて写真を撮影しました。相談を寄せてくださった方がご近所におられるので挨拶に伺うと、「市の担当者が親身に丁寧な対応をしてくれたので本当に良かったです」と大変に喜んでくださいました。

何事も誠実に耳を傾け、迅速に動くことが大事だと、改めて痛感しました。皆さんもぜひお気軽に声をおかけください!!

3月度公明党上京支部会

2014.03.26 (Wed)
3月26日午後7時30分より西陣織会館4階展示場で、定例の公明党上京支部会を開催。雨にもかかわらず100名近い方々にご参集いただきました。ありがとうございます!

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私からは、出来たてほやほやの市政報告レポート「吉田たかお通信26号(2014春号)」をお配りし、2月議会の本会議代表質疑の模様と26年度予算を審議した論戦を報告。地域の安心安全に貢献する市民相談の実績には、大きな拍手を送って頂きました。感激です。

また、国政における連立与党として奮闘する公明党の活動が、あまりマスコミで報じられないこともあって、「公明党は自民党の言いなりではないか?」という心配の声を寄せて頂くので、「与党・公明党の活躍」を政治学習で解説。わかりやすかったと好評でした。

次に、質疑応答の時間を取りました。私が一方的に話すのを、参加者の方がずーっと聞いてるだけでは良くないので、活性化の為に企画したのです。すると、3名の方が「老朽化集合住宅問題」「木造建築物改修支援制度」「空き家対策」という3点の重要課題について質問して下さいました。どれも私が力を入れて推進し、大きな実績を上げたものばかり。具体的に説明すると、皆さん大きくうなずき笑顔で拍手を送って頂きました。

事前に根回しなどせずにぶっつけ本番だったのですが、「よくぞ聞いて下さいました!」というような内容ばかり。笑いと拍手で会場が包まれ良かったです。

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さて、これに先立ち女性局からは京都府知事選の模様と地域貢献活動の具体的進展について報告。地道な活動はホンマ“強い”ですよね!

また、会合のしょっぱなでは、恒例の青年局の研究発表。今回は「電子自治体」の推進を加速する「クラウド」がテーマ。超高齢化時代の福祉部門が肥大化して破たんしないためにも市民の情報を的確に把握するITを進化させる必要が大きいですが、そのために重要なスリム化とコスト削減の課題を導くのが「クラウド」という技術です。

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私がこの点を主張するとともに、予算委員会などで京都の防災危機管理のためにも「クラウド」導入が不可欠と提言して京都市の施策に貢献している実態を、青年メンバーが分かりやすく解説して下さったのです。

充実した内容だったので、1時間があっという間に経ちました。終了後、たくさんの方々から「良かったです」と声をかけて頂きました。こちらこそ良かったです! 

これからも、京都のまちを全力疾走でダッシュして頑張ります!

自己研さんにダッシュ!

2014.03.25 (Tue)
予算議会が終わり、京都府知事選の合間を縫って自己研鑽のため京都市内をダッシュしています。

140318防災センター

3月18日は、市民防災センターがリニューアルオープン。式典に飛び入り参加した後、館内を見学しました。予委員会や常任委員会で防災センターの充実と最新設備導入を主張していただけに感慨もひとしおです。写真は、今期で退任される長谷川消防局長と満面の笑みでツーショット。

夜は京都弁護士会館で自転車政策についての勉強会。これは、自転車問題に深い関心を持っておられる弁護士さんが月に1回のペースで集まって勉強されているもので、今回ゲストとしてオファーを頂いたのです。

先月の勉強会では、光栄にも私が2年前に市長に提出した「京都市まちなか自転車走行環境提案書」を教材にして頂いたとのこと。恐縮かつ緊張して参加したのですが、参加された6名の先生方は大きな問題意識を持っておられ、様々な課題についても詳しくご存知でした。密度の濃いディスカッションができ、講師という立場とはいえ、私の方が勉強になりました。冷や汗ものでしたが貴重なご意見を聞くこともでき本当に良かったです。(写真はありません。ご了承ください)

140319未来の京都研究会

19日はキャンパスプラザ京都で開催の未来の京都創造研究事業成果報告会を聴講しました。最先端の研究に取組む意欲ある若手研究者の育成と学生世代のコラボで知のネットワークを拡大し、未来の京都に資する政策を創造する試みです。

時間の都合で、「自然環境の共生」「学生参加型ソーシャルビジネス」「歴史的細街路の維持保全」「和装関連市場のセグメント」の4題のうち最後の2題しか聴講できませんでしたが、2つとも充実した内容でした。(後日冊子ができるとのことで楽しみです)

京都大学大学院工学研究科の森重幸子研究員は、「幹線道路に隣接する細街路の都市計画上の課題~歴史細街路の維持保全に向けて~」とのテーマで、京都市中心部の細街路について論じました。

京都市中心部「田の字」地区に密集する路地は歴史の奥深さと魅力を残す大きな価値を持っており、維持と保全を進めるべきとの観点に立って、きめ細かなデータを駆使して分析した提言を発表されたのです。

1つには、「袋路(通り抜けできない路地)」を建築基準法上で道路と見なさない現行のあり方は実情に合わないので、「建築指導の俎上」に載せるために確認申請図面に記載を義務付けるべきであると主張。要するに密集地で新たに建築する際にも袋路を対象に入れて実情に合わせた計画を誘導するというものです。(←合ってるかな?)

2つには、高層マンションに隣接する袋路の老朽家屋群への視点をクローズアップさせ、まちなか再生への協議を促進するルール作りのための基準を段階を踏んで設定するべきというもの。大事ですよね。

そのための具体的施策として、「残したい路地の市民選定事業」「細街路再生助成事業」「細街路再生への無料相談窓口や専門家派遣制度」を提唱。京都市会まちづくり委員会で議論を重ねてきた1人として大いに力づけられた発表でした。若い研究者が京都の細街路再生を真剣に研究してくださっていることに感動です。

また、立命館大学経営学部の吉田満梨准教授は、「和装関連市場における新たなセグメントとその特性の分析」とのテーマで、斜陽と言われる和装産業が復活し発展していくために情熱を込めた提言を発表。シンプルで明快な論旨は大変に分かりやすかったです。

高度経済成長期に文字通り驀進した和装業界が、頭打ちして下降線の一途をたどった理由は、確かにライフスタイルの変化が大きいのは言うまでもありません。その上で、着物がフォーマル化して価格が上昇してしまったことで、消費者から製品価値の不透明性を突きつけられ不信をもたれてしまったことが大きいと分析。業界が発想を転換して消費者ニーズに合った戦略を立てるべきと熱く語られたのです。感動しました。

徹底したデータ調査によって、着物に関心を持ち購入する層は2つの傾向があると分析。1つは「日常着のような感覚で着物のコーディネートをおしゃれと感じる」人たち。2つは「自分にぴったりのこだわりの着物を着こなしたいというニーズを持つ」人たち、です。

前者にとっては現在の和装業界はあまりに敷居が高く、“気楽に”楽しめないのがネックだとのこと。着物をおしゃれにかつ気軽に楽しみたい層へのライトなPRと形式を前面に出さない接遇がポイントという提案です。まさに180度の意識変革が必要かもしれません。

後者へのアプローチは、こだわりを持つ自分への親身できめ細かなサポートをしてくれる店が簡単に見つからない現状があるので、これをどう変えていくかが大事だという視点です。和の魅力に触れるきっかけが今よりももっと増えるため、多様なチャンネルを用意するとともに、関心を持った方への親切かつ丹念なフォローを強化するべきとのこと。

行政が取組むべき政策も提言されています。メーカーはものづくりと同時に「ものがたり=物語」も豊富に持っているので、これを効果的に発信するべきであること。もう1つは、安心して相談ができる小売店の情報発信。さらに中長期的には、「フォーマル→カジュアル」への転換を後押しする施策展開として、「着物コーディネートアドバイザー」的な存在を創出すると言う斬新な発想です。

「着まわし」を良いものであるという観点や、浴衣をきっかけ作りに活用するべきというアイデアも秀逸ではないでしょうか。素敵な着物姿で発表する吉田准教授の論旨は大変に説得力がありました。上京区の議員として嬉しくもありがたい研究発表でした。

140321西陣織会館織機
 
21日は、西陣織会館の地下で公開中の力織機を見学しました。西陣織工業組合が和装産業の復興再生の第一歩として、京都府や京都市の協力のもと、小巾力織機を開発して展示会を開催。多くの関連業界の方が参集されているとのこと。

織機の部品が枯渇し、後継者がないという文字どおり存亡の危機を跳ね返す第一歩です。市の支援体制はこのままでいいのかと、新たな問題意識を持つことが出来ました。私も市会経済総務委員会の副委員長として、今まで以上に真剣に応援したいと思います!

140322文化芸術フォーラム:金剛能楽堂

22日は、金剛能楽堂で開催された京都市文化芸術創生計画推進フォーラムを聴講。文化の香り高いひと時を満喫しすることができ、本当に幸せな気分に浸りました。

圧巻は、鷲田清一大谷大教授、小林昌廣情報科学芸術大学院大学教授、佐藤守弘京都精華大学教授、佐野真由子国際日本文化研究センター准教授の豪華な研究者のパネルディスカッション。

140322文化芸術フォーラム:パネルディスカッション
 
京都は頑迷で保守的と言われるが全くそうではなく、異形を受け入れる懐の深さがあり、多様な価値が渾然と融合している魅力があふれているとのこと。

京都の文化の特徴は、「世界性」と「草の根性」と「流動性」が歴史に裏付けられ、かつ非常にクオリティが高いことであり、これはコンパクトで凝縮した街並みに、隠れ家的な“アジト”が厳然と生きていることでハイブリッド性を育んでいる……などの考察が語られました。

極めて上質な議論がユーモアを交えて交わされて、場内は満足感でいっぱい。知的刺激をたっぷり味わうことができ、参加して良かったです!

これからも、研さんを重ねていこうと思います。よし、ダッシュ!!

脱原発の集いに参加しました!

2014.03.24 (Mon)
3月23日午後2時からハートピアで開催された「チェルノブイリ・フクシマ京都の集い」に参加しました。脱原発へ向け真摯に活動を積み重ねる方々が年に1度開くイベントです。

140323チェルノブイリフクシマ

主催者の佐伯さんは、小中高の大先輩で、3年前に私たちが開催した上京街かどセミナーで講演して下さった方。震災と原発事故を風化させてはならないと警鐘を鳴らしておられます。尊く重要な事だと思います。

基調講演に立った福島大学荒木田准教授は、「福島県の子どもたちを1人残らず避難させるべきなのに、国や行政は危機感が鈍く授業再開などを強行するのは許せない」と強く訴えておられました。確かに、福島から他府県に避難した方々に対して、「県内に残っている人もいるのに、大騒ぎして安全な場所に来てるのは、ちょっと……」と言わんばかりに冷たい視線を送ったり陰口をたたく人がいるのは否定できません。哀しい実態です。

荒木田准教授は、県内の農家の方から、「不安を煽り立てて風評被害を助長しないでほしい。私たちに死ねと言うのか!」と詰問されるそうです。そういう時には、「福島で農業を続ける方が死ぬかもしれないほど危険なんですよ」と切実に語ってるとのこと。それくらい深刻なんですよね!

真の風評被害とは何か、風化させないために何をしなければならないか、危機管理の名のもとに隠蔽や捏造がまかりとおるようなことを起こさないないためには、どうあるべきか……。思索は付きません。

その後、映画「原発の町を追われて」(堀切さとみ監督)が上映されました。避難を続けるべきと主張するのは双葉町長が、地元に戻りたいと願う町民から不信任を突きつけられ、最終的には辞任した経緯を淡々と描くドキュメンタリーです。民意とは何か、リーダーシップとは何かを、深く考えさせられました。

最後に、NPO市民環境研究所の石田紀郎氏が、滋賀県で汚染木材が不法投棄された事件が隠蔽され闇に葬られている実態を糾弾。これが事実だとしたら由々しき事件です。石田氏とは開会前に佐伯さんから紹介して頂き、少しの時間ですが懇談する幸運に恵まれました。エネルギッシュな方で感動しました。公明党の議員OBとも交流があるとのこと。

公明党は、脱原発を掲げていますが、即時に原発ゼロを拙速に主張する強引かつ急進的な考えではなく、あくまで段階を踏んで着実に進める中で関係する方々との協議を丁寧に進めていくべきとの考えに立つ「漸進主義」です。したがって、「物足りない」とか「政権の言いなりではないか」というご心配を頂戴しますが、脱原発であることは間違いないと断言するものです。

私自身、このような集会に参加させて頂く中で、党派の枠を超えて問題意識を共有しながら連帯していく方途を模索する必要があると実感しました。目先の1票ほしさですり寄るのではなく、奥底の部分で絆を深めていくことが大事だと思っています。

室町学区の歩道を修復!

2014.03.12 (Wed)
このほど、新町通り武者小路下るの歩道が修復され、近隣の皆さんが喜んでおられます。

140312佐々木依頼:室町歩道修復

これは、少し前の水道管工事の影響で歩道の複数個所がすこし陥没してしまい、高齢者の方やベビーカーのお母さん方が歩きにくいとの声を寄せて頂いたので、担当局に申し入れていたのが、先週の末に工事が行われたものです。

地域の方々も、迅速に対応されたことに驚き、大変に感謝されています。上下水道局にお聞きすると、今回の応急処置を受けて、年度末前後に本格的修復も施すとのこと。ありがたいです。

これからも、地域の安心安全のため生の声を届けてまいりますので、お気軽に声をおかけください!
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