吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

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2月定例市会本会議で代表質疑!

2014.02.27 (Thu)
2月21日、私・吉田たかおは京都市会本会議場で平成26年度予算に対する代表質疑に立ちました。

140221代表質疑(画面)

“行動する政策創造集団”として、地域に根を張った草の根ネットワークで集約した、生活実感にあふれた政策課題を取り上げたのです。

嬉しいことに、門川市長はじめ理事者から前向きな答弁を勝ち取ることができました。

市民生活にとって重要な提言であることを証明できたものと、確信しています。これからも現場第一主義でダッシュしてまいります。

下記に質問原稿を掲載させていただきます。22分間の長い文章で恐縮ですが、関心のある方はお読みください。

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京都市会2月定例会代表質疑     (吉田孝雄) 

上京区選出の吉田孝雄でございます。

平成19年に当選させて頂いてから7年。おかげ様で、多くの市民の皆さんからご信頼とご期待を頂戴し、市民相談も4,000件を突破することができました。また、爽やか訪問対話活動や草の根ミーティングなどで、ひざ詰めの対話を繰り返して、市民生活に根付いた生の声をお聞きしてまいりました。

本日は、日置・津田両先輩議員に続き、公明党京都市会議員団のラストバッターとして、平成26年度予算案について質問いたします。市長並びに理事者におかれましては、誠意あるご答弁をお願いいたします。

【エネルギー戦略】
まず、エネルギー戦略についてお聞きします。

今、原発に依存しない社会への舵取りは、待ったなしの喫緊の課題です。化石燃料の需要が増大して、地球温暖化対策と両立できるのかとの懸念も大きくなっている中、COP3京都議定書の舞台である京都市は、昨年12月に「エネルギー政策推進のための戦略」を策定しました。多角的かつ具体的な戦略を網羅しており、大いに期待するところでありますが、その中で私が注目するのは、全国に先駆けて進めている「都市油田発掘プロジェクト」と「都市熱活用プロジェクト」という前人未到の最先端の研究開発事業でございます。

「都市油田発掘プロジェクト」は、生ゴミや紙ゴミを砕いて発酵させる特殊技術で、ガソリンの代替燃料となるエタノールを精製する事業です。現在でもアメリカやロシア、アジア諸国など、世界ではエタノールはガソリンに10%混合されており、ブラジルでは100%エタノール燃料の車が走っています。これらの国で砂糖きびやトウモロコシなどの食糧との競合による価格の高騰が心配されているのに対し、このプロジェクトでは家庭から出されるごみが原料です。まさに夢のような再生エネルギーではありませんか。将来は車の燃料だけでなく都市ガスへの供給も可能であるとのこと。

131212都市油田PJ視察

公明党市会議員団は昨年12月に西京区の西部圧縮梱包施設を訪れ、このプロジェクトの実証実験プラントを視察しました。温室効果ガス削減とエネルギーの安定供給という喫緊の課題への対策において世界をリードするといっても過言ではないこの事業は、国内の各都市から大きな注目を集めています。

2つめの「都市熱活用プロジェクト」は、左京区の東北部クリーンセンターでNEDOや民間企業と本市が共同研究しており、ごみ焼却の際に発生する熱で高温のお湯を作り、冷却水の温度差を利用して特製チューブで電気を作り出すものです。私は先月、現地を訪れて詳しくお聞きしましたが、日進月歩で技術が進化しており、実際にこの設備からテレビも映っていて大変に驚きました。同時に大いなる希望を抱くことができたのです。

国の予算措置を受けて京都市が民間企業とタイアップして強力に進めているこれらの事業は、太陽光や風力といった自然を利用するものとは違い、今まで廃棄するだけであったゴミを有効利用するという、文字通り究極の地産地消のエネルギー戦略です。ぜひ、この環境にやさしい京都ならではの取組みを実用化するため、今以上に国との連携を促進して頂きたいと申し上げます。

世界の最先端技術である「都市油田発掘プロジェクト」「都市熱活用プロジェクト」を、今後どのように本格的に実用化させていくのでしょうか。ロードマップをお示し下さい。あわせて、平成30年度に完成予定の南部クリーンセンターに都市油田プロジェクトで推進されているエタノール精製施設を稼動するよう検討して頂きたいと考えますがいかがでしょうか。ご答弁をお願いいたします。

【ふん害対策】
次に、犬や猫のふん尿被害、いわゆるふん害の対策についてお聞きします。

私のもとに、犬などのふんが路上や公園などに放置されているとの声が寄せられています。保健センターに寄せられた苦情は、平成24年度の集計では犬442件・猫561件という数値ですが、氷山の一角ではないかと思います。なぜなら、多くの市民は余程ひどい被害でない限り行政に通報せず、雨で流れるのを待つか自分で水をまいているケースがほとんで、実態の全容把握は困難だからです。

121030ふん害仁和学区仁和寺街道

私自身、地元を自転車で移動する際に気をつけて道路を見ていると、1日に1回は必ず発見します。ある会社では、「ここは犬のトイレではありません」という紙が塀にあるので社長さんに聞くと、あまりに頻繁なので業を煮やして貼ったとのこと。

ひと昔前と比べて飼い主の清潔なまちづくりへの意識が向上し、散歩の際にふんを処理する器具を持っている人が増えています。しかし、減少したとは言え全く無くなった訳ではありません。自分の家の前にふん尿を放置された人の不快な気持ちに思いをはせ、踏み込んだ対策を打つべきであると申し上げたい。

その想いで私は、3年前の教育福祉委員会で城陽市のふん害防止に関する条例などの先行事例を紹介して法整備の必要を訴えたことを皮切りに、各委員会の場で議論を重ねてきました。その中で、昨年3月の予算委員会市長総括質疑において、部局の壁を越えたプロジェクトチームを創って責任の所在を明確にし、実態調査と具体的施策を協議するべきであると論じたところ、12月に庁内横断の「犬猫等ふん尿被害対策検討プロジェクトチーム」が発足。2つの分科会に分かれて本格的な協議が開始されました。一歩前進であり、大いに期待したいと思います。

京都府の動物の飼養と愛護に関する条例では、飼い主に公共施設を汚さないように義務付けていますが、具体的な対策は基礎自治体に任せるという方針のため、城陽市や木津川市、久御山町ではタイトルに「ふん害」と明記した条例を制定して、明確な理念と責務、具体的な施策を明らかにしており、全国でも約450の自治体ですでに施行されています。昨年の8月、私は全国で最初に罰則付きの条例を施行した城陽市を現地調査しました。駅前や大型公共施設の近辺を歩きましたが、道端にふんは見当たらず、犬を連れて散歩中の方も処理用の器具をお持ちでした。見晴らしの良い箇所には幾つかの看板もありました。地元の議員さんとも話しましたが、ふん害に関する声はあまり寄せられていないとのこと。条例は一定の効果を発揮していると感じた次第です。

ただし、義務を課して規制するだけでなく、行政側も市民に協力して頂く為の目に見える施策を実施することが必要であると考えます。この点、参考になるのが京都市と同じ国際観光都市であるパリ市です。私は海外行政調査団の一員として、昨年7月28日から8月5日までドイツ・フランス・イギリスの動物愛護政策を現地視察した折に、パリ市で取り組まれたふん害対策を学びました。この20数年間、「糞処理専用スタンド」を設置するなどの社会実験を繰り返した上で、現在は刺激的な内容のポスターを作製するなど啓発の強化を図るとともに罰則を課した条例を施行し、毎日80人の担当者が市内パトロールを実施しています。同時に飼い主がふんを家に持ちかえらなくてもよいように、市内3万ヶ所に透明のビニール袋を8m間隔で設置して毎日収集しています。

パリと同じことをするべきと言うつもりはありません。しかし、中途半端にせず徹底した具体策にチャレンジしていく中にこそ、市民のニーズに合った施策が形成されていくのだと痛感しました。その意味では、現在プロジェクトチームが実施しようとしているアンケート調査で市民から寄せられるナマの声を、ぜひとも積極的に取り入れて頂きたいと申し上げます。

本市は26年度予算で、京都動物愛護憲章の策定を計上しました。これは平成24年2月議会で我が会派の大道議員と曽我議員が提唱したもので、人と動物が共生する社会を市民ぐるみで構築する機運が促進されると期待されています。

美しいまちづくりのため、ふん害対策のマナー向上への理念を、京都動物愛護憲章にどのように反映させていくとお考えでしょうか。お答えください。あわせて、京都市の地域特性に合った実効力のある条例の制定と、それに向けた具体的なふん害対策の検討に着手して頂きたいと考えますが、いかがでしょうか。

まず前半はこの2つの政策課題についてのご答弁をお願いします。(降壇)

※門川市長答弁(ダイジェスト)

≪エネルギー戦略≫
世界最先端の技術を活用したバイオマスエネルギープロジェクトの実用化に向け、今年の秋に実証プラントの規模拡大を図る予定です。平成31年度から稼働予定の南部クリーンセンター第2工場の建て替えに併せ、2つのプロジェクトの実用化を目指すとともに、動植物性の廃油から軽油と同等の品質の「バイオ軽油」を製造する、産学公の連携による世界初の技術を活用したプラントを整備し、環境先進都市・京都のモデルとなるよう取り組んでまいります。

IMG_2035.jpg

≪ふん害対策≫
犬や猫のふん尿の被害は、世界一美しいまちを目指す京都の美観を損なうだけでなく、生活環境の悪化にもつながる憂慮すべき課題と考えており、12月1日付で、犬猫等ふん尿被害対策検討プロジェクトチームを設置して、実効性のある対策を全庁一丸となって検討するよう指示しました。本市の従来の取り組みや全国各地の事例を検証するとともに、地域での実態やふん尿被害に関する意識を把握するための市民アンケート調査を実施します。条例制定の検討と京都動物愛護憲章の策定で、飼い主の意識を変革させる啓発やマナー違反を許さない機運を醸成してまいります。


【老朽化マンション対策】
引き続き質疑をいたします。まず、老朽化マンションの再生促進対策についてお聞きします。

全国約590万戸のマンションのうち19%にあたる約106万戸が、昭和56年5月以前の旧耐震基準で建てられ、震度6以上の大地震で倒壊する危険性が指摘されています。阪神淡路大震災で被災したマンションでは、再生への協議が難航し合意形成が困難を極めたというニュースが記憶に残っています。これは他人事ではありません。

現在新築でも30年40年たてば例外なく老朽化マンションになります。ましてや、京都市では5年後の平成31年度に築30年を超える高経年マンションの数が現在の2倍を越える663マンション、全体の35.6%にのぼります。その意味で、綿密な状況分析に基づいた対策を進めるために、京都市が高経年マンション実態調査を定期的に実施していることは、他都市からも注目されており、大いに評価されると思います。

平成23年度の最新調査によると、分譲マンションでありながら平均19%が賃貸であり、空き家率は6%。高齢化率は2割から4割が全体の半分を占めています。住宅マスタープランで要支援と定義され、建物に深刻な劣化が認められるマンションが5%にあたる34棟、深刻な劣化が多数あり建て替えの検討が必要と判定されたマンションが2%の13棟もあることが明らかになりました。耐震調査を実施済みのマンションはわずか7%に留まっており、耐震補強計画策定については、実施済みと予定ありを足してもわずか1.3%でした。残りは、予定なしが31%、わからないが18%、無回答が50%と、大変に心配な数値です。同時に、実態調査に協力したマンションが663のうち半分以下の302であったことも無視できないと言わざるを得ません。

ここから浮き彫りにされる課題は何か。私は、マンションの住民自身が実態を認識して問題意識を共有し、意識を変えていかなければならないと考えます。

そこで、京都市よりも10年以上マンション建設時期が早く老朽化問題が深刻化しているといわれる首都圏の取り組みを取材するため、今月3日に東京都と千葉県を訪れ、平成22年にスタートした「千葉市分譲マンション再生合意形成支援制度」と昨年施行された「豊島区マンション管理推進条例」について、行政担当者や東京の議員さんと意見交換しました。

そこから明らかになったのは、耐震改修や建て替えが必要な緊急事態に直面する前の段階で再生への合意形成をする必要があったとしても、世代や価値観がバラバラのため、多くのマンションでは現状維持を選択して先送り状態になっており、この事態を打開するための支援制度を強力かつ的確に推進することが急務であるということです。

私の調べた範囲では、多くの自治体でマンション管理セミナーや無料相談会、専門家の派遣を実施するとともに、耐震調査や改修の助成なども制度化していますが、千葉市は建て替えの助成制度にまで踏み切っておられました。豊島区ではもう一歩踏み込んでおり、条例で全てのマンションに管理状況の届出を義務付けて、チェックシート提出を怠った場合は罰則を課し、提出したところには実情にあった支援を講じています。状況把握ときめ細かな具体策が誘導されるのではないでしょうか。

住民の所有権に行政がどこまでかかわることが妥当なのか、議論の分かれるところですが、私は豊島区で管理組合の活動が活性化される「きっかけ」になったとの喜びの声が寄せられている点を重視したいと思います。住民の意識変革の「きっかけ作り」のため、行政の役割は大きいと申し上げたい。

そこで注目するのが、26年度予算で発表された「京都市分譲マンション管理支援事業」です。要支援マンションに対して行政の側から積極的に出向いて意識変革を促し、合意形成まで粘り強く働きかけるというアグレッシブな事業であり、大いに期待しているところです。

分譲マンションの合意形成を支援して再生を図る事業の重要性を多くの市民に理解して頂くために、インパクトのある広報周知の充実を求めます。同時に、官民共同の仕組みづくりを進めて現場の声を反映させていくとともに、他都市の先行事例を積極的に研究してより良い内容に進化していくべきと考えますが、いかがでしょうか。ご所見をお聞かせ下さい。

【映像アーカイブ】
最後に、映像アーカイブについてお聞きします。

過去の貴重な映像を保存し活用する「アーカイブ」という観点の重要性について、私は平成20年9月議会の本会議代表質問で取り上げ、その後も粘り強く研さんを重ねてまいりました。

建造物や美術作品だけでなく、映像も文化財です。しっかりと保存収集して、その価値を後世に伝えていくべきであります。しかしながら、商業映画と比べて個人や企業が記録用に撮影した古いフィルムの収集・保護の動きは遅れており、自治体レベルでの保管も統一性がなくばらばらで、多くが劣悪な保存環境を余儀なくされている状況です。倉庫や蔵の中に保管されている文化・芸能・風俗を伝える貴重な映像は、研究機関や自治体に寄贈されケースはほんの一部にとどまり、ほとんどがフィルムの劣化への対策が不十分なまま朽ち果てているのです。

明治・大正・昭和の古きよき時代の風俗を映し出した映像を守るアーカイブの取組みは、歴史都市京都の文化遺産を守るとの観点からも極めて重要な事業であると確信を込めて申し上げるものでございます。

京都市は、平成13年から15年にかけて、文化市民局と京都映像資料研究会、京都デジタルアーカイブセンターの三者が協力して古い写真を収集・調査する事業を展開し、「古写真で語る京都 ~映像資料の可能性」という写真集を編纂しましたが、現在は終結しています。

福島県は、映像文化アーカイブ事業を平成22年から2年計画で実施し、会津若松市の県立博物館に県内の貴重な映像を収集されました。福島県の担当者の方や、劣化フィルム修復に携わった京都市の業者さんにお聞きしたところによると、約500本の8ミリフィルムを提供された方にはDVD化して返却し、本データを保管して有効利用するという取組みでしたが、運動会やレジャーなど家族の記録映像が多い中で、県内の風景や風俗をドキュメンタリータッチで撮影した貴重な映像も保管することができたとのことでした。特筆すべきは、全ての事業を終えたのが震災の直前であったということです。すなわち、歴史的な映像が永遠に失われる事態をはからずも回避できたのと言えるのではないでしょうか。そう考えますと、戦災を免れた私たち京都市には、想像を超える貴重な文化遺産が眠っているとの期待が膨らむのです。ぜひ先駆的なアーカイブ事業を推進して頂きたいと申し上げます。

今議会で上程された26年度予算に、上京区の共感型まちづくり支援事業の一環として上京の魅力を発信する「アーカイブ事業」が計上されました。これは、蔵の中に眠っている古い写真やフィルムの提供を呼びかけデジタル保存し、NPOと連携して伝承活動に力を入れるきっかけ作りを始めるというもので、きわめて時宜を得た取り組みと高く評価されるものであります。ぜひ、区の単独事業で終わらず、市としても段階を踏んで事業を進めるべきではないでしょうか。

そこでお聞きします。今回の上京区アーカイブ事業をモデル事業と位置づけ、将来的には市内の各家庭や企業の倉庫に眠っている映像を収集する本格的なアーカイブ事業に拡充していく計画を推進するべきであると考えますがいかがでしょうか。

また、これに関連し、私は1月、地元上京区にある京都市歴史資料館を訪れ、歴史資料の保管や活用についてお聞きしました。歴史資料館では、平成19年度に映像展示室をリニューアルし、京都の歴史や文化に関する16ミリフィルムを鑑賞することができます。今年度からは、古文書を撮影したマイクロフィルムの修復作業を予算化しています。しかしながら、昭和57年に建てられた築31年という古い施設で、フィルムを保管する収蔵状態は必ずしも良好とは言えません。ぜひ段階を踏んで充実すべきではないでしょうか。

歴史資料館の将来の改築時には、映像の保管なども想定した最新設備を備えた収納スペースの新設も含め、より充実した京都ならではの施設となるよう取組んで頂きたい。いかがですか、ご答弁を求めます。

以上で、私の質問を終わります。ご静聴ありがとうございました。

※平口副市長答弁
≪老朽化マンション対策≫
分譲マンションの中には、管理組合が十分に機能せずに意見の集約ができないために、大規模修繕等の維持管理が円滑に進まず、建物の劣化が進行しているものも多いため、来年度からは、劣化が著しく管理組合が機能していないマンションについて、マンション管理士等の専門家が管理組合の役員となって住民と力を合わせて再生を目指す「要支援マンション再生支援事業」を実施してまいります。今後とも、国や他都市の事例も参考にしながら、マンション施策を強力に推進してまいります。

※藤田副市長答弁
≪映像アーカイブ≫
戦火を免れた京都では、近代の文化・風俗を伝える写真及びフィルムの収集・保存・公開を行う映像アーカイブ事業の意義は高いと考え、来年度から市民に身近な視点で上京区役所が取り組むアーカイブ事業の成果を検証して、今後の在り方を検討してまいります。歴史資料館は京都の歴史を後世に伝える重要な施設であり、映像資料も含む歴史資料を保存する整備の検討を行ってまいります。

2月度上京支部会

2014.02.26 (Wed)
2月26日夜7時30分から社会福祉会館3階第5会議室で、恒例の公明党上京支部会を盛大に開催。月末の多忙な時期にもかかわらず100名近い方々がご参集下さいました。ありがとうございます!

140226支部会女子部研発

好評の青年局研究発表「吉田たかお実績紹介」は、地下鉄赤字解消に尽力した駅ナカビジネスについて、2人の女子青年局メンバーが爽やかに発表していただきました。わかりやすかったです。

140226支部会男子部岩瀬

2/16党員大会に参加した代表の報告は、岩瀬西陣地区連合青年委員が凛々しく発表。身近な体験を通して公明党が推進した福祉施策を語っていただき、感動が広がりました。

140226支部会吉田政治学習

西川女性委員、負野機関紙推進委員長の発表の後、私から新聞に掲載された記事などを通して市政報告。本会議代表質疑の反響なども紹介しました。26年度予算に公明党の政策提言が多く反映していることにも、拍手が寄せられました。結党50周年の公明党が勢いを増して前進しようとの決意を固めることができ、良かったです。

来月は、質疑応答タイムもたっぷりと確保して、なごやかで触発のある内容にして行こうと思います!

21日に本会議代表質疑します!

2014.02.19 (Wed)
2月21日(金)に京都市会本会議場で代表質疑に立ちます。

時間は午後2時20分頃から約35分間の予定。当日はKBS京都で生中継の予定。京都市会HPでも中継します。(翌週からは録画でも視聴できます)

テーマは、「エネルギー戦略」「ふん害対策」「老朽化マンション対策」「映像アーカイブ」の4点です。

頑張ります!

京都マラソンで感じたこと

2014.02.18 (Tue)
2月16日早朝より、第3回京都マラソン2014の沿道警備のボランティアで頑張りました。寒かったですが、ランナーのひたむきな姿と、市民の皆さんの笑顔に触れて、心はポカポカになりました。

140216京都マラソン-1

私は、ボランティアリーダーという立場でしたが、皆さんと一緒に声を枯らして声援を送りました。全てのスタッフの献身で無事故を勝ち取ることが出来ました。本当に頭がさがります。 (^∇^)

140216京都マラソン-2

ボランティアでご一緒した渡部さんは、「ファイト!」「おきばりやすぅ~!」と絶妙の掛け声で選手を励ましておられました。選手も笑顔で手を振ってくれ、ステキなエール交換でできて良かったです。さすが渡部さん!

しかし、一方で、残念な気持ちになりました。

それは、学生や若い夫婦ほど礼儀正しくマナーを守っていたのに対し、静止を振り切って横断したり罵倒した自己チューは、分別あるはずの初老や高齢者が多かったこと。なかでも、信じられない違反運転で顰蹙をかった個人タクシーの運転手はおじいさんでした。スタッフの間で、「ああいう人ほど、今の若者は…と言うんやろねぇ〜」と嘆いていました。

140216京都マラソン-3

その点、若い世代の方々は快く迂回に協力したり、子どもさんと笑顔で声援を送ってました。学生さんたちの清々しさは特筆もの。気分よいですね。

140216京都マラソン-

私の受け持ち定点でご一緒した市職員の女性も、ひたむきに頑張っておられました。強風でごみ箱が飛んだ時も迅速に対処。市民の問い合わせにも嫌な顔せず答えておられました。うちの娘もあんな健気で爽やかな女性になってほしいな!

140216京都マラソン-4

今年から、新たにネックウォーマーが支給されました。あったかかったです! 

ただし、翌日に予算委員会で登庁したら、右足が痛い!! 一昨年の夏から右ひざを痛め治療していて、ようやく昨年の秋に正座ができるまで回復したのですが、朝から痛みがぶり返し、午後から右足を引きずらざるを得ない状態に。やばいです・・・・・。 (-_-;)

おそらく、マラソンのボランティアで8時から2時過ぎまで奮闘した後、公明党京都本部党員大会の役員任務で5時前から9時前まで、合計のべ10時間も立ちっぱなしだったことが響いているのでしょう・・・・。

酷使した足を休めなければいけませんが、とてもムリです。議会が始まったばかりで、補正予算の審査と討論結了、本会議代表質疑などスケジュールがびっしり。自宅療養できるはずがありません。どないしょーかとビビったのですが、お湯にゆっくりつかってストレッチしたのでマシになりました。ムリしたらあきませんよね!

現地調査でダッシュ!

2014.02.09 (Sun)
2月9日は事務所での市民相談を終え、相談者の方を車でお送りしました。有益なお話が車内でもできて良かったです。その後は、2ヶ所の現地調査を敢行。

140209小川通り

中でも、長い間懸案になっていた小川通りの拡張が実現し、車道も歩道もきれいに整備された現場では、今までの見通しの悪かった景観がウソのようでした。私のもとに相談を寄せて頂いていた方々の笑顔が浮かんでくるようです。(ただし、この案件は私が1人で仕上げたものではありません。ほかの議員さんも含め多くの人たちが長期にわたって粘り強く進めてきたものであることを申し添えます)

その後は、鞍馬口駅前・出町商店街・堀川中立売の3ヶ所で街頭市政報告会。寒さを吹き飛ばして頑張りました。(写真は撮れませんでした。ご了承ください)

事務所に戻る途中にも、もう1ヵ所の現地調査に寄りました。現地調査三昧の日曜日になりました。区内を走り回る機会がなかなか取れなかったので嬉しかったです。

夕方からは事務所で原稿執筆を再開。何時までかかることやら・・・・・。 (・・;)

地域の安心安全に貢献!

2014.02.08 (Sat)


このほど、正親学区の街灯が消えてしまっていたのが解決し、地元の皆さん喜んでおられます。

これは、老朽化して球切れしたために近辺が暗くなって危険だとのご相談を、担当局につないだところ、迅速に対応して頂いて修復できたもの。

写真は、相談して下さった方が撮影して、感謝の言葉と共に、わざわざ持参して頂いたものです。こちらこそ、ありがとうございます!

これからも、地域の安心安全に貢献できるよう、頑張ってまいります。お気軽に声をおかけ下さいね。

上京地域福祉フォーラム

2014.02.08 (Sat)
2月8日午後1時30分より、ルビノ堀川で開催された平成25年度上京区民地域福祉フォーラムに参加しました。全国的な寒波で足元の悪い中にもかかわらず、200名を超える方々が熱心に研鑽されました。頭が下がります。

140208上京社会福祉フォーラム-1

豊田区長のあいさつの後、桐口地域福祉活動計画推進委員長から活動方針が発表されました。基本目標は、「つながり支えあえる地域づくりをすすめよう」「持続していくための力をつくろう」の2つです。

次に、志藤大谷大学教授のコーディネートで、地域で地道に活動される4組の皆さんから活動の模様を報告。

140208上京社会福祉フォーラム-3

翔鸞学区の溝前町が災害に備え「溝前町を守る会」を中心に協議を重ね、要支援者のカードを作成していざという時の救助体制などを明確にした取組みは、私もよく存じ上げています。熱意ある活動によっって、翔鸞公園に災害時に炊き出しが可能な防災ベンチが設置されるなどの波及効果もありました。単なる名簿掌握で終わるのではなく“顔の見える関係”を構築することの重要性を学びました。

次に、精神障がいを抱える女性の就労を支援するNPO法人サリユさんから、日常の中で少しずつ交流する中でお付き合いが深まって地域に根ざしていった経緯を報告。来年度は町内の組長さんを託されて引き受けたとのこと。地元と事業所との関わりが模索されている中での先進事例ですよね。

室町学区の子どもクッキングは、10年間の積み重ねが素晴らしかったです。まさに継続は力なり! 小学校1年生からクッキングに親しみ、上級生から可愛がってもらった児童が中学生になってもスタッフとして後輩の面倒を見たりとか、学生ボランティアの方が8年後には居住地域の子どもクッキングで活躍しているというステキな事例が紹介されていました。地道で着実な前進の重みを実感しました。

140208上京社会福祉フォーラム-4

最後は、待賢学区のまちづくり委員会にゼミ活動の一環で参画した同志社大学政策学部の学生さんたちが、最初は世代のギャップなどで馴染めず苦労したけれども、お互いの名前を知り合って声をかけ合う中で、役割を担って貢献する喜びと手ごたえを掴むことができたという体験を披露。学生のまち京都ならではの素晴らしい活動に拍手です。

140208上京社会福祉フォーラム-2

福祉といっても、行政が何もかも提供して市民がお客さんではなく、市民同士がお互いの立場で力を合わせて役割分担し、各々の立場で推進していくことが大事だと、改めて実感しました。  

南丹市議選スタート!

2014.02.02 (Sun)
2月2日、南丹市市会選挙が告示されました。投開票は9日。1週間の選挙戦のスタートです。私は木戸とくきち候補の陣営を応援することになり、茅葺きで有名な美山町で行われた出陣式に参加させて頂きました。

140202南丹市議選-1

木戸陣営の党責任者の日高省子亀岡市議とツーショット。お世話になります!

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竹内府本部代表と山本香苗参院議員も駆けつけ、大きな拍手が! 笑顔満開の出陣となりました。また、集落の方々が多く参加されていました。木戸候補が地元に根ざして活躍した証です。感動です。

木戸候補のエリアは、旧八木町・日吉町・美山町の広大な地域。経済活性化の光を庶民の暮らしに届ける公明党の前進に向け、全力で応援する決意です。頑張ります!

以下は雑感です。

往路は、カーナビに従ったので、鷹ケ峰から杉阪ルートを走る羽目に。文字通りロングアンドワインディングロードの険路は怖かったです。気温が低くなくて本当に助かりました。凍結してたらスリップしてエライことになっていたかも? これに懲りて復路は高尾ルートを選択。こちらはスイスイ行けて良かったです。

140202南丹市議選-4

道の駅ウッディー京北で遅いめの昼食。鯖そばという地域スペシャルメニューがありました。生姜が効いていて美味しかったです。

140202南丹市議選-3

北山杉などの木材をベースにしたインテリアはお洒落で素敵でした。たくさんの人が訪れていましたが、もっともっと来てほしいですよね!
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