吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

指定期間 の記事一覧

動物愛護セミナー

2010.05.31 (Mon)
5月31日10時より私学会館で、日本動物ネットワーク主催のセミナーが開催され、大道市会議員団長(南区)、湯浅市会議員団政調会長(右京区)とともに、参加させていただきました。


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講師は、動物愛護の第一人者である帯広畜産大学の吉田真澄副学長。(写真:左から2人目) 

幅広い視野と深い見識に裏打ちされた講演に、2時間があっという間に過ぎました。

動物愛護に関する諸課題を、体系的に噛み砕くように論じていただき、現状の問題点や今後の方向性が明確になったと実感。

殺処分の問題や動物実験、ペット霊園問題から、ボランティア活動のための税制改革などなど、行政と市民との懸け橋としての議員の役割が大きいと、改めて自覚した次第です。

吉田教授が「票目当てで群がる政治家が多い」と警鐘を鳴らされました。そんなええ加減な政治屋に、動物を愛する人の善意を踏みにじらさせてはなりません。

私たち公明党は、地道に誠実にコツコツと活動に取り組んでおられる方々の側に立って、頑張っていかなければならないと、強く決意しました。

議会質問が結実です!

2010.05.30 (Sun)
5月30日に上京子ども会育成連絡協議会主催の写生大会に参加するため、京都市動物園を訪れた際、事務所で副園長やスタッフの皆さんと懇談させていただきました。

その際、土日は行列ができるくらい盛況であること、迷子のお子さんが多いことなど、いろんなお話をお聞きしました。

最近は、地下鉄蹴上駅からも来場される方も増えてきているとのことで、リニューアルされた疏水記念館側との連絡通路も、少しずつ浸透しているとか。楽しみです。

さて、ここからが本題です。


 
蹴上駅に行きますと、出口付近にわかりやすい案内表示が設置されていました。これは、平成21年5月の交通水道委員会で、私が一般質問の際におこなった提案が実現したものなのです。

以下に抜粋します。

◆委員(吉田孝雄) 
(略)琵琶湖疏水記念館も,せっかく予算を付けられてリニューアルされるのであれば,蹴上駅にも,降りた人が,あっ,こちらかと,わくわくしてきたという風に思っていて,足どりも軽くなってそこを歩けるような駅表示を上下水道局としてやっていただきたいと思うんですよ。(略)駅の案内表示を分かりやすくしていかれるということは,ちょうどこのリニューアルでやられるときには,その館内の,あるいは館外のこともそうですけども,蹴上駅もやっていかれたらどうでしょうか,この点いかがですか。

◎総務部長(山田哲士) 
 大変貴重な意見だと思いますので,このリニューアルを機に交通局とも連携を図りながら,(略)より足を運んでいただきやすいような案内に努めて参りたいと思います。

ねっ、ちゃんと言ってるでしょ?

コンコースには、たくさんの楽しい絵も飾られていました。


 
これは、副園長からお聞きしたのですが、飼育員さんが描いた絵とのことです。わくわくするような工夫で、子どもたちも喜んでいることでしょう。

議会で頑張って発言したことが、このように具体的に実現し、本当にうれしく思っています。

これからも、頑張ってまいります。よしだッシュ!!

福祉行事にフル回転

2010.05.30 (Sun)
5月30日は素晴らしいお天気で、まさに絶好の福祉行事びより。


 
朝は西京極総合運動公園補助競技場で開催された第22回京都市障害者体育大会に参加し、開会式で参加者の皆さんと一緒にラジオ体操しました。

各行政区の代表の選手やご家族をはじめ、伴走者や筆記者などの裏方のボランティアの方々も笑顔がいっぱいでした。

テントで関係者の方々とも懇談。22回の歴史の積み重ねに感動です。

フライングディスク、435mリレーなど、耳慣れない競技があり、楽しみでしたが、時間の都合で残念ながら途中で失礼しました。

来年も出席させていただけたらいいな・・・・。

その後、電車・バスを乗り継いで、京都市動物園へ。上京区子ども会育成連絡協議会主催の写生大会が、先週の大雨で今週に順延されたのです。

園内は、たくさんの家族連れで大にぎわい。晴れて本当によかったですね。

上子連の会長さんやスタッフの皆さん、お母さんたちにご挨拶で回っていると、いろんな方から声をかけていただきます。ありがたいです。

偶然、左京区の行事も行われていて、スタッフの方とも懇談させていただきました。

子どもたちは、炎天下にもかかわらず、元気いっぱい。絵の上手な子が多くてビックリしました。

動物園の事務所で、副園長やスタッフの方とも意見交換。土日は行列ができるほどの盛況とか。積み重ねられている努力に敬服です。

近隣の疏水記念館を見学後、地下鉄とバスを乗り継いで、小川学区で行われている仲良し広場を訪れました。


 
写真ではあまりクッキリと写せませんので、ご容赦いただきたいのですが、ちびっこ広場にたくさんの子どもたちがつめかけ、歓声をあげて遊んでいました。

高齢者の皆さんとのふれあいもあって、麗しいひとときでした。子どもたちの心の栄養にバツグンですよね。

関係者の皆さんとも懇談させていただき、「コツコツ地域を歩く議員がホンモノでっせ!」と激励をいただきました。ホンマそのとおりです。身が引き締まりました。

その後、3件のお宅を訪問。市民相談の現地調査と、以前寄せていただいた相談ごとの報告をさせていただきました。

絶好のコンデションのもと、障がい者福祉・児童福祉・高齢者福祉・地域医療・街の安心安全など、たくさんの勉強をさせていただきました。

明日からも、勇気凛々と、よしだッシュ!  

乾隆消防分団激励会

2010.05.29 (Sat)
5月29日午後8時より乾隆小学校グランドで、6月6日の京都市消防団総合査閲に上京代表で出場する乾隆分団の激励会が開かれ、私も区選出市会議員の1人として出席させていただきました。


 
過日の区査閲では、嵐のような雨天でしたが、今日は打って変わって雲1つない晴天。爽やかな夜空のもと、多くの地元の方も訪れ、拍手を送っておられました。

34年前の総合査閲では京都市で優勝、17年前は3位だったとのこと。今回の団員さんのプレッシャーは大変でしょうが、元気いっぱいに日ごろの訓練の成果を発揮していただきたいですよね。

ボクシングの元世界チャンピオン輪島功一氏は、「練習では努力と根性、試合では勇気が大事」と語ったといいます。本番では物凄い緊張感でしょうが、訓練を信じて頑張っていただきたいです。

悔いなきご健闘をお祈りします。

5月市会速報-6

2010.05.28 (Fri)
5月28日10時より京都市会本会議が開会され、補正予算や条例案が採決されました。

前回2月議会の最終会議は、前日の討論決了が深夜に及んだため、午後からの開会という異様な事態になりましたが、今回は10時から開始されました。

これは、自民党議員団が市立看護短大廃止条例についての態度を会派でまとまることができず、結局「自主投票」で決着したことによるもの。

公明党議員団は、教育福祉委員会での議論を踏まえ、議員団会で活発に意見交換した末に、正式に賛成を表明しました。

共産党は財政危機に瀕する京都市に対して、口ではスリム化や効率化を主張しながらも、個別の案件として「廃止案」や「見直し案」が提出された時は、全てに反対。

この自己矛盾に満ちた態度は、「市側にはよほどのことが無い限り反対する」という徹底ぶりで、かえってわかりやすいのですが、自民党は「議会軽視である」という強硬論と「お灸を据えたのだからもう良いではないか」という穏健論が拮抗したのだと推測します。

いずれにしても、私個人の意見は「政策の中身が大事」――。これに尽きるのではないでしょうか。

その一貫してぶれない姿勢のもと、市立看護短大廃止については、5月議会で再度上程してきた「緊急性」を吟味したうえで、存続は不可能であり廃止やむをえずという結論を出したわけです。

しかも、3年制として存続するよりも、私立大に引き継いでもらう代わりに、奨学金の返済についてのインセンティブを設定したほうが、市内の看護師確保の可能性が大きくなるという、市側の説明には説得力がありました。

共産党の各委員は、「他都市や他府県に看護師を供給することがなぜ悪いのか」と主張しましたが、多くの市民にとっては説得力はありません。

なぜなら、市立看護短大は、京都市民の税金で市内の医療機関で活躍する看護師を確保する――これが大前提であり、他都市や他府県の医療機関に就職する看護師がはるかに多いという、時代の変化を考えれば、3年制の看護短大を存続するために市民の税金を投入することは、受け入れがたいのではないでしょうか。

と言って、4年制に移行するには20億以上の巨額の税金を投入しなければなりません。また、そうしたとしても、私立大との競合に勝てるという保証もありません。したがって、関係者の皆さんの存続への思いは痛いほどわかりますが、涙をのんで廃止を決断した市に対して、理解を示さざるを得ない。これが公明党の意見です。

名古屋市長や阿久根市長が、議会の意義をないがしろにしている、暴論を連発したり、具体的な行動に訴えています。

また、日頃から議員の活動に「何をやっているのか!」と不満を持っている市民も、過激な言動に対して拍手を送っている人が多いのも否定できません。

私は、「軽視されない議会」のためには、「監視機能強化」だけではダメだと思います。やはり、市民意識を反映した「政策立案」を充実しなければ!

私の切実な意見です。読者の皆さんはどのように思われますか?

5月市会速報-5

2010.05.27 (Thu)
5月27日に教育福祉委員会と普通予算特別委員会が開催され、議会に付託された予算案と条例案に対する各会派の態度が表明されました(討論結了といいます)。

21日と24日の両日に開かれた常任委員会で交わされた議論の模様を、25日からの議員団会で所属委員が詳しく報告し、会派内で意見交換を重ねたのです。

また、国に送る様々な意見書が各会派から提案されてくるのですが、議員団会で協議を重ねて、各会派の代表が水面下で調整を重ねています。

それらの綿密かつ濃厚な論戦が各地で交わされ、ようやく27日夕方に、委員会の開催にこぎつけたのです。

2月議会の終盤は、市立看護短大廃止条例や予算案について、自民党内で意見がまとまらず紛糾したので、討論結了が深夜にずれ込みました。今回も大変に心配したのですが、今回は夕方に開催されましたので、ほっとひと安心です。

自民党議員団は、意見が真っ二つに別れて収拾がつかなかったとのこと。一部議員が離脱をほのめかせているとのウワサも流れ、えらいキナ臭い話になりました。

私が所属する教育福祉委員会で、注目の市立看護短大廃止条例についての各会派の賛否が発表されると言うことで、マスコミ各紙が記者席から溢れてつめかけていました。

注目の自民の態度表明は「保留」と宣言し、採決時には3人の委員が退場。苦肉の策と思いますが、異例の事態です。

これからの市政や議会の方向が懸念されますが、公明党はぶれずに、政策の中身が大事との1点で頑張っていくしかありません。

いよいよ28日は最終本会議。5月市会の速報も最終回です。See You Tomorrow!

5月度上京支部会

2010.05.26 (Wed)
5月26日夜7時より、西陣織会館にて5月度公明党上京支部会を開催させていただきました。


 
月末のお忙しいkところにもかかわらず、100名近い方々がご参集くださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

まず、青年局メンバー2名が爽やかにはつらつと挨拶。若さは素晴らしいですよね。場内が明るくなりました。

次に女性局2名と壮年1名の皆さんが、笑顔満開の活動報告。誠意と情熱が共感を勝ち取ったエピソードに、感動のため息があちこちから聞こえてきました。凄かったです。

私は、市政報告を兼ねて、現在の熱い政治課題である「安全保障問題」「福祉問題」「経済成長戦略」「文化芸術振興」について、資料をもとに語らせていただきました。

特に、浮島とも子参院議員(参院選比例区候補)と京都市会議員団がタイアップして推進してきた「子どもたちに一流の芸術を経験してもらう」ことを目指した政策が、鳩山政権によって事業仕分けされてしまったことを厳しく糾弾。

子どもたち心を豊かに育む芸術を大事にすることが、長期的な視野に立って日本の将来を左右するカギであると訴えました。

なんせ、こう見えても、実は私、恥ずかしながら「芸大出身」なんです。お役に立っていこうと、改めて決意した次第です。

お忙しい時間を割いて、勇気凛凛とご参集いただいた皆さんと共に、力を合わせて、不可能を可能とする勝利を目指して、スタートダッシュを切ることができました。

頑張ります!

上京消防団総合査閲

2010.05.23 (Sun)
5月23日7時から京都御苑冨小路グランドで、上京消防団総合査閲が行われました。


 
雨天にもかかわらず、日頃の訓練の成果を発揮された消防団の皆さん、大変に御苦労さまでした。心から敬意を表します。

また、上京区各種団体の皆さんが、例年にも増して多くの方々が応援に駆け付けてこられました。互助の麗しい真心に感動。ほんと素晴らしいですね。

査閲の内容は簡素化されましたが、団員の皆さんのきらきらと輝く充実の表情を拝見し、心が熱くなりました。

これからも、地域の安心安全のため、ご健闘をお祈り申し上げます。

5月市会速報-4

2010.05.21 (Fri)
5月21日は付託された条例案を審査する教育福祉委員会。

午前10時から始まり、終わったのが夜8時半。長丁場でした・・・・。


 
私・吉田たかおは、「中央保護所条例」と「市立看護短大廃止条例」の審査時に手を挙げ質疑。

特に、看護短大廃止条例には注目が集まり、2台のテレビカメラが撮影。記者席も満員でした。

(夜6時のNHKニュースで放映されたそうです。ただ、その時にはまだ委員会中でしたけど)

地方議会への厳しい視線が集まる今、議会不要論を煽りたてて「議員はボランティアで十分」とうそぶく首長がまかりとおっています。

私自身、そのような風潮を吹き飛ばさなければならないと自覚している1人ですので、看護短大廃止条例上程の経緯について「議会軽視だ」と批判する自民には、一定の理解を示すものです。

しかしながら、厳しい財政危機を克服するためという1点で、慎重かつ冷静に議論しなければならないのも事実です。

市長の疾走にブレーキをかけようとる自民の反対意見が、看護短大廃止に反対する共産を利し、奇妙なタッグを組んでも良いかと言うと、はなはだ疑問なのです。

そこで、私は1つ1つの問題点を洗いなおすために、議論を整理しました。

1.5月市会で結論が出ず、いたずらに延びてしまうと、大学側に不安や動揺をもたらし、士気の低下が余儀なくされるとともに、融資担当の金融機関が躊躇してしまうこと

2.短大を存続させ、4年生に移行したとしても、短大の目的である京都市内の医療機関への看護師供給に大きな効果が期待できないこと

3.4年制に移行するには、狭隘で老朽化した建物を改修する必要があり、21億円以上の税金投入が試算されるが、京都市財政にとって不可能であること

4.私大とタイアップし、市内医療機関へ就職する方への融資インセンティブを設定した方が、市内の看護師不足解消に資すること

――以上の質疑で明らかになった点を踏まえて、会派内で議論を重ねることとなりました。

その後の一般質問では、子育て支援部長に「母子福祉センター」の名称変更を強く求めました。条例改正を視野に入れるとの答弁があり、期待しても守りたいです。

教育委員会の審査が始まった時は、すでに午後7時。かつてないくらいの長期戦です。クタクタでしたが、甘えていられません。下記の3点を質問しました、

1.中堅どころの教員が時代の変化に柔軟に対応できず、苦しんでいるケースが多いので、きめ細かくサポートすべき

2.給食調理員の定着率が低い。1人の人を大切にする職場環境を学校現場が確立できるよう、効果的支援を図るべき

3.教員の過酷な労働の理由の1つに、データを持ち運びできないという制約があり、それによって残業が余儀なくされる。USBメモリ持ち運びをしなくともデータベース共有と有効利用が可能になる「サーバ・クライアント制」を導入してはどうか

いずれも、多くの方々との懇談で頂戴した生の声を生かした質問です。前向きな答弁があったので良かったです。

休憩をはさんで、正味10時間かかった議論でしたが、充実感でいっぱいです。京都市活性化に向け、研鑽を重ねていこうと、改めて決意できました。

5月市会速報-3

2010.05.20 (Thu)
5月20日10時より、「国民健康保険事業特別会計」と「雇用対策事業特別会計」の補正予算を審議する普通予算特別委員会が開会されました。


 
第2会議室では、第1分科会が行われ、産業観光局から提出された「市内商店街統一セール支援事業」「京都の和装PR事業」「北部山間地域活性化支援事業」など、実に21もの施策を審議。

津田早苗委員(伏見区)は「農業担い手育成事業」や「森林体験指導技能者育成事業」等について、窓口業務を丁寧におこなうべきと提起し、期間限定の事業であるがゆえに「継続性」を志向するべきと論じました。


 
第2分科会は第5会議室で開会。保健福祉局の審査では「国民健康保険特別会計」について谷口弘昌委員(伏見区)が庶民の目線で議論を展開。谷口委員の言うとおり、危機的条項にある京都市財政へのシビアな分析が不可欠ですよね。

都市計画局に対しては「観光地交通対策事業」等の案件について、湯浅光彦委員(右京区)が縦横無尽に具体的な意見を述べ、長期的視野の交通戦略にも言及。京都の未来への議論が展開されました。

私・吉田たかおは、保健福祉局及び教育委員会の雇用促進事業について、きめ細かく質問。雇用された方々が力を発揮され、事業が京都市活性化に資するものとなるよう、コーディネートの重要性を訴えました。

市民の皆さんからお預かりした大切な税金です。無駄なく公平に、そして効果的に使っていくために、具体的に議論する地方議会の予算委員会が本当に大事なのだと言うことを、あらためて認識した次第です。

明日は、教育福祉委員会。今議会の大きな目玉と言うべき「市立看護短大廃止条例」を審査します。

気合を入れて頑張ってまいります!
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