吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

指定期間 の記事一覧

上京130周年記念音楽会

2010.02.28 (Sun)
2月28日午後、京都子ども文化会館(エンゼルハウス)大ホールで開催された、上京区130周年記念音楽会に参加しました。


 
上京区制130周年記念事業の一環として開催された音楽会は、立錐の余地のないくらいの超満員。すごかったです。

主催者あいさつの後、第1部の吹奏楽では、上京中学吹奏楽部が、服部良一コレクションと、130周年記念オリジナル曲『華音櫻来』(櫛田胅之扶作曲)を高らかに演奏。絶大な拍手が寄せられました。

第2部はバイオリニスト森悠子さんが、ドビュッシー『ヴァイオリンとピアノの為のソナタ』と、バルトーク『ルーマニア民族舞曲』を披露。気品満点の演奏にうっとりです。

第3部コーラスは、上京コール・アミの皆さんが、『一条戻り橋』などを抒情豊かに謳いあげました。満員の聴衆も惜しみない拍手を送り、音楽会は大成功でした。

出演された方々は当然ながら、陰で支えたスタッフの皆さんに、心から敬意を表し、「お疲れさまでした」と申し上げたいです。

いよいよ、上京区制130周年記念事業も大詰め。1週間後の3月7日が記念式典です。新しいスタートを切る清新なこの時期に、市民の1人として居合わせることができる身の幸せを実感しつつ、京都活性化に貢献していくよう頑張っていこうと、改めて決意しました。

京のまちづくり史セミナー

2010.02.27 (Sat)
2月27日午後2時より、ひとまち交流館で開催された京のまちづくり史セミナーに参加し、石田京都工芸繊維大学教授の講演を受講しました。

テーマは「近代期のまちづくりと景観形成を考える」という興味深い内容。洋風建築と伝統的町家との共存のいきさつを学びました。21世紀の景観にとって大切な視点です。

約30名の受講者の皆さんは、誰ひとり居眠りせず熱心に学んでおられました。休憩時間中にカラー付箋で質問を募り、再開後に司会から紹介して講師が回答するという手際良さに感心しました。

「伝統町家と洋風建築との新旧混在において、それぞれの価値観を認め合うには、何を拠り所とすべきでしょうか」という私の質問に対し、石田教授は真摯に応えて下さいました。勉強になります。

京都ならではの美意識を追求することで、各人が価値観を見つけていくものであると実感できました。

もう1つ感心したのは、主宰の景観まちづくりセンターの職員さんたちが実に優秀であることでした。未来の京都を担う使命感をお持ちなのでしょうね。

その後、市バスで京都駅まで移動し、JR宇治駅で待ち合わせして、子育て支援について意見交換しました。実り多い1日でした。

平成・京都市会226事件

2010.02.26 (Fri)
2月26日はいろんなことが重なる大変な日になりました。

まず1つめ。

昨日から始まった予算委員会が、昼休みの休憩中に自民党議員団が市当局の勇み足に激怒したことで、審議がストップしたまま、何時間も空転してしまったのです。

22年度予算案に提出された「七夕」の行事が、予算審議の結果を待たずに、3月1日に開催されることが判明し、あまりにも議会軽視ではないかと声が上がって紛糾し、不手際も重なって収集に手間取って、結局は午後からの審議は延期ということに。

自民党議員団の言い分はわかります。確かに議会の審議がまだの段階で、賛成を得られると見越して広報発表したことは、あまりにもムシが良すぎます。

しかし、大切な予算案や条例案が山のように積まれ、各議員が猛勉強して予算委員会を迎えている中を、審議ストップを強行するのは、いかがなものかと思ったのも事実です。

私の個人的意見は、この行事を所管する産業観光局の審議に於いて、徹底的に異議を申し立て、市側の甘い姿勢を正していけばよいのではないかと思います。あるいは、今日の審議が終わった後の時点で、会派の代表が意見を交わして対応を協議しても良かったのでは?

2つめは、オリンピックのフィギュアフリー演技での浅田真央選手の素晴らしい演技と、清らかな涙です。

心の底から感動しました。19歳の彼女が想像を絶する重圧と闘い、全力で限界を突破した姿を目の当たりにし、勇気づけられました。

やはり、トップを目指すからこそ、限界を乗り越える力を獲得できるのは、間違いないと確信しました。

事業仕分けで仕分け人の議員が「2位ではダメなんですか?」と、トンチンカンな追求をしていたことが、いかに愚かであるかが、改めて確認できたのも収穫でした。

そして3つめ。

夜に、仁和学区を「さわやか訪問」で回っていたとき、何人もの方から「頑張っているなぁ。いつも応援していますよ」と声をかけていただいたのです。

お会いした8人の方全員が、街頭で市政報告をしている姿を見てくださっていて、心の底から感動。うれしかったです。

まさに、私にとっては「平成の京都226事件」とも言うべき、1日でした。・・・・ちょっと大げさかな?

街かどセミナー大成功!

2010.02.24 (Wed)
2月24日午後7時より、西陣織会館5階展示場で、第3回上京街かどセミナーを開催。お忙しい中を113名の方にご参集いただき、大成功することができました。


 
オリンピックの女子フィギュアのTV放送がある時間にもかかわらず、来て下さった方々の数は、過去2回を超えました。本当にありがとうございます!

少し前までは寒い夜が続き、来て頂く方がおられるか心配しましたが、4月並みの暖かさとなりました。おまけにフィギュアもお昼の中継ということもあり、二重に助かりました。日頃の行こないが、そんなに善かったのかしら?

はじめに、主催者を代表し私があいさつ。予算議会で奮闘する市政報告をさせていただきました。昨年の代表質問で訴えた政策が3つも本年度予算に反映させることができたと報告すると、会場から大きな拍手が。感動でした。

本日の講師は、上京区役所の南副区長(区民部長)が、「市政出前トーク」の一環で登壇。「上京区の今をしろう」とのテーマで、130周年記念事業や次期上京区基本計画策定の状況を語っていただきました。わかりやすかったです。


 
その後、2人でマイクを持って、対談形式でディスカッション。上京区の現在と未来を熱く語り合いました。田原総一朗氏ばりに鋭くは迫れなかったかもしれませんが、たんなるセミナー形式ではない工夫を凝らし、チャレンジすることができたと実感しています。

行政が制度で引っ張るというよりも、どこまでも市民が主役。市民参加が地域活性化のカギを握ること、そのためにも、あたたかな信頼関係を築き、きっかけを大切にすることが重要ということで、意見が一致しました。

貴重な時間を割いてご参集いただいた皆さん、ありがとうございました。また、お忙しい中を楽しい語らいをともにして下さった南副区長、本当に感謝いたします。

第4回目も、新しい発想で、実り多い内容となるよう、頑張ってまいります。

ひとり親講習会

2010.02.21 (Sun)
2月21日午後から京都市母子福祉センターで開催された「母子父子家庭生活支援講習会」に参加しました。母子以外に父子家庭にも対象を広げた初めての試みとのこと。


 
『思春期におけるこころとからだの成長・発達について』とのテーマで、崇仁小学校の浅田教諭が講演。母子家庭の方3名、父子家庭の方1名という少人数でしたが、密度の濃いひとときでした。

今の子どもたちの周りでは、性情報が氾濫し、モラルが低下しており、憂慮に堪えない状況です。

浅田教諭によると、問題を起こしてしまう子どもたちに共通することは、家庭内の葛藤や孤独感に苦しみ、心の空白に付け込まれてしまうとのこと。

そうした中で、特に親としてのかかわり方が大事になってきます。心にゆとりを持ち、良いところを評価していく。地域コミュニティに飛び込み、積極的に経験を共有していく――ホントにそうですよね。

両親がそろっている家庭でも大変なのに、ひとり親のご家庭はもっと大変だろうなぁと、あらためて実感しました。このような講習会がもっと開催されて、もっと多くの方に参加してほしいと、心から実感した次第です。

終了後に別室で個別相談があり、参加者の方が順番を待っておられました。ある意味、参加者数が多くなくて逆に良かったのかも? その意味で、きめ細かな事業の継続と発展が大事と思いました。

私もしばらく会場に残り、関係者の方々と意見交換させていただきました。22年度から本格的に父子家庭にも力を入れた「ひとり親支援事業」をスタートさせるとのこと。期待大ですよね。

私自身、ときどき想像します。もし、三女の出産時に、妻が死んでしまったら・・・・。縁起でもないことで、怒られそうですが、仮にそのようなことがあったとしたら、私は2人の娘を育てる『ひとり親』となり、大変な苦労を余儀なくされていたことでしょう。

特に、今回のテーマは「思春期」ですが、長女が中1ですので、まさにピッタリです。今回にような講習会に、いち参加者として受講していたかもしれません。

わが家でも、長女が思春期の初期に心が不安定になった時期がありました。そんな時、妻が母として女性の先輩として、1個の人格を尊重する姿勢を貫き、心を開いた対話を心がけたことで、娘の心が落ち着いた経緯があります。

もし、妻がいなかったなら、思春期の娘へのケアはできていたのだろうか・・・・。そう思った時に、他人事ではありません。母子家庭は当然として、父子家庭への支援事業も、今以上に充実していくべきであり、それもタイムリーかつ効果的でなければならないと、実感しました。

今以上に、この事業について学び、多くの方々から意見をお聞きし、政策提言できるよう、頑張っていこうと決意しました。

上京街かどセミナーにおこしください!

2010.02.19 (Fri)
お寒うございます。いかがお過ごしですか? 今回はコマーシャルをさせていただきます。


 
2月24日(水)午後7時より、西陣織会館5階で「第3回上京街かどセミナー」を開催します。

「上京区まちづくりの現在と未来 ~区制130周年の上京区を熱く語ろう~」のテーマで、上京区役所から副区長(区民部長)の南寛氏をお迎えし、地域の安心安全やコミュニケーション促進への、様々な事業を推進しておられる模様を学ぶ予定です。

第2部は私も登壇し、対談形式で南副区長にインタビューの予定。わかりやすくタメになるよう、工夫していこうと張り切っています。

現在原稿とシナリオと運営進行表を、同時並行で執筆中。はたして、どんなセミナーになるやら・・・・。

もちろん入場は無料! 当日は寒さも治まると確信していますので、ご関心ある方は、ぜひぜひご参集くださいね。

寒風のさわやか訪問

2010.02.18 (Thu)
2月18日は朝から市役所。公営企業等予算特別委員会を終え、夜は寒風をついて仁和学区をさわやか訪問に走りました。 

自転車のカゴに「吉田たかお通信」を積んで、20軒のお宅をあいさつ回りしました。寒かったぁぁ~っ!

「寒いのにご苦労さんですなぁ」とねぎらいの言葉をたくさんいただき、感動で胸がいっぱいです。

2月議会で審議している予算案に、私が議会で主張していた施策が、数多く盛り込まれていることを報告すると、自分のことのように喜んでいただきました。ありがたいです。

「公明党は派閥がありません。地域の生の声が途中で途切れたりせず、国にまっすぐに伝わります」「公明党は世襲議員も族議員もいません。利権やしがらみに無縁です」と誠心誠意訴えました。

ただ、夜の9時近くになっても残業でお留守の方も多かったと実感。不況の中のご奮闘に頭が下がります。政治の活性化が大事と改めて実感しました。 

しばらく過労のため体調が良くなく、さわやか訪問活動や街頭市政報告会を休んでしまい、ご心配をおかけしましたが、16日から待望の復帰。徐々に体をならしています。

16日は春日・京極・室町学区、17日は嘉楽・乾隆学区を回り、今日が生まれ育った仁和学区。勢いがついてきました!

寒さが厳しくなっていますので、無理はできませんが、これからも感動の対話活動に頑張ってまいります。よしだッシュ!

自転車マナーアップキャンペーン

2010.02.16 (Tue)
2月16日10時より市役所前広場で、自転車利用マナーアップキャンペーンの開会式が開催され、木村議員(中京区)、湯浅議員(右京区)とともに参加させていただきました。


 
DO YOU KYOTOのマスコットキャラクター“エコちゃん”と、京都府警察本部のキョッピーちゃんがタイアップし、街頭で啓発活動に励んでくれました。ご苦労様です。

開会式では門川市長や府警本部長があいさつ。300人近い地域の方や関係者が集い、マスコミも駆けつける注目のイベントとなりました。

昨年1年間で発生した交通事故約10,000件のうち、2割を超える約2,200件が自転車の事故とのこと。年々割合が増加しており、対策が必要であるとの声も高まっていますので、このようなイベントが、大きなきっかけになると思います。

私の友人のご家族も、歩道で自転車に跳ねられ、大きな障がいを負ってしまわれました。被害者も加害者も不幸です。しかも、自動車と違って保険が確立していませんので、尾を引くケースも多いとのこと。

マナー啓発運動をとおして、広く市民の意識に訴える必要は高いと思います。同時に、制度設計の必要性もあるように感じています。


 
セレモニー終了後に、さっそく街頭キャンペーンがスタート。自転車で御池通りを通行中の方に、市長がビラを手渡していました。

市内一斉のキャンペーンということで、各区の人手の多い場所で多角的に開催され、上京区では17日(水)10時よりから烏丸今出川交差点で実施されます。

ご関心ある方は、ぜひ参加してはいかがでしょう?

京都環境文化学術フォーラム

2010.02.14 (Sun)
2月14日午後、京都国際会館メインホールで開催された「京都環境文化学術フォーラム」の国際シンポジウムを聴講しました。 


 
テーマは「地球環境は私たちみんなのもの グローバルコモンズを目指して」。秋篠宮殿下ご夫妻の臨席のもと、満員の聴衆とともに、超一流の知性の研究成果を学んだのです。 

基調講演は、ケンブリッジ大学パーサ・ダスグプタ教授。ナイトの称号を持つ最高峰の経済学者が、気候変動の危機に対して世界が一致団結するには、経済・教育・哲学が不可欠と論じました。

自然と共生するには、新たな価値観を希求するとのことで、「誠実」「品位」「他者への思いやり」という東洋的道徳観に近い言葉が繰り返されていたのが、印象に残りました。

次の登壇者は、中国環境NGO主宰のワン・ヨンチェン女史。素晴らしい英語で、チベット高原の温暖化が世界中の気候に深刻な影響を与えていると報告。文明発展の陰で大自然の危機が進行しているとの強い問題提起です。

「人間が自ら変わらなければならない」と訴えておられました。国益を超克する連帯が必要ですよね。

パネルディスカッションで、ダスグプタ教授が「シャドゥプライス」という概念を提起しました。ユニバーサル時代の合意形成のため、権利を主張しあう不毛な対立を乗り越えるには、経済成長が幸せをもたらすものではないという発想の転換が不可欠と指摘されたのです。 

公明党が発表した人道の世紀へのビジョン(通称:山口ビジョン)で謳っている「自助・共助・公助」の方向性と、ピッタリあっているので、大いに確信を深めることができました。

少し体調を崩してしまい、過労が原因と言われていますので、無理はできませんが、研鑽に励んで、京都活性化に貢献できるよう、ダッシュしてまいります。

ご心配をおかけします

2010.02.13 (Sat)
2月13日は皮膚科へ。先日のブログで報告した「口唇ヘルペス」の治療はまぁまぁ順調なのですが、間の悪いことに、脇腹に腫瘍ができてしまっているのです。

検査の結果は悪性ではなく、いわゆる“おでき”ということですので、ひと安心ですが、先週に大きな注射針で膿を抜き取ってもらってから、抗生物質や鎮痛剤を飲まなあかんので、ヘロヘロ。

それだけではありません。毎晩、自宅でシャワーした後で、妻に薬を塗ってもらうのです(ラブラブじゃありません。単に手が届かへんだけですので・・・・)が、これがまた痛いっ! 血の混じった膿がほとばしるのです。え~ん。

お医者さんや周りの方々は、異口同音に「過労が原因」とのこと。大事を取って、街頭市政報告会や、さわやか訪問対話も、今はお休みさせていただいています。申し訳ありません。

ご心配をおかけし、誠に恐縮ですが、今は無理をせず、議会などの公務だけに絞らせていただいています。

ただし、本格復帰後は、たまりにたまった“マグマ”を噴射するかのような、スタートダッシュしますので、よろしくお願い申し上げます。
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