吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

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議会質問が結実ー5

2010.01.21 (Thu)
1月21日付京都新聞1面に、京都市が6月から民間業者が収集するマンション住民のごみも分別を義務づけると発表したと報じられています。

これは、私が20年度に、くらし環境委員会で何度も主張していたことで、各方面での協議がすすんで、今回の発表となったものです。

一般の家庭ごみは、「一般ごみ」「缶・瓶・ペットボトル」「プラスティック
容器包装」に分別していますが、別に民間業者が収集する特定のマンションは、市内に約3,300棟96,000世帯あり、1,100棟からのごみが無分別のまま焼却されており、ごみ減量率も6%にとどまっていました(一般家庭の減少率は19%)。

これに対して、6月から資源化できるごみは焼却場に持ち込まないよう拒否することが出来るよう、透明袋での排出を義務付けることとなったものです。徹底できれば、年間約3,000トンが減量できる見通しとのこと。

大いに期待したいですよね。

ちなみに、私が市会くらし環境委員会で発言した部分を、下記に抜粋させていただきます。

『毎日収集をされるというメリットや夜間でも収集されるというメリットがあるから,業者で収集をしているということはよく理解できますけれども,それでもやはり,その上で分別をして,ちゃんと分けて,捨てて,それを排出していくというシステムづくりが私は必要ではないのかなという風に感じます。(略)各家庭で排出するときには,袋にはちゃんと分別をして,(略)マンション内の場所を分けて捨てていくとか,そういうことを義務付けるとか,そういうことも段階的にしていくということも大事な考え方であるのではないかと思いますけれども,その点いかがでしょうか。』

これに対する循環型社会推進部廃棄物減量担当部長の答弁は、次の通りです。

『今副委員長おっしゃるとおり,そういった地道な取組を,急にはなかなか,急激には上がらないと思いますけれども,まずはそういう地道な取組を,特にプラスチック包装の部分につきましてはそういうシステムづくりというのを検討して参りたいと存じます。』(以上、平成20年7月22日付会議録より)

ねっ、ちゃんと言ってるでしょ? そして、1年半後にようやく実現したと言うことです。これからも、地道に誠実に、市民目線で頑張りまっせぇ~っ!
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