指定期間 の記事一覧
- 2007/11/30 : 18年度決算委員会質疑 (議会の論戦)
- 2007/11/25 : マンガミュージアム1周年 (自己研さん)
- 2007/11/22 : 公明党の政策が実現! (議会の論戦)
- 2007/11/18 : 地デジのセミナーに参加 (自己研さん)
- 2007/11/17 : 府本部代表者会議 (日々の活動)
- 2007/11/15 : 実りの秋、読書の秋 (つれづれトーク)
- 2007/11/14 : 11月議会スタート! (議会の論戦)
- 2007/11/10 : プルトップ回収&源氏講座 (日々の活動)
- 2007/11/09 : パフォーマンス政治の醜態 (MyOpinion)
- 2007/11/08 : 若者支援シンポジウムに参加しました (自己研さん)
2007.11.30 (Fri)
22日から始まった平成18年度普通決算委員会第1分科会・局別質疑が、30日の教育委員会でいったん終了しました。朝から晩まで缶詰め状態での真剣勝負。私も必死で勉強してくらいつき、各局の理事者に質問をぶつけました。
疲れは極限ですが、甘えてられません。来週は市長に直接質問する総括質疑。いよいよメインイベントです。ぷは~っ、緊張するぅ~っ!!
ここで、今週分の局別質疑について概略を報告します。
26日(月)選挙管理委員会には、若い世代への啓発についてと、投票所のバリアフリーについて質問。来年の市長選で上京区に導入される電子投票も取り上げましたが、18年度決算と関係ないとのことで却下されました。残念~っ!(←古いなぁ・・・・・)
つづいて審議された総務局に対しては、リニューアルされた京都市公式HPについて、機能面の一層の強化と目安箱的なメニューを明確にして市民との双方向の情報共有を提案するとともに、歴史資料館について具体的に提案しました。24日(土)に現地に足を運んで取材した成果があったのか、「土日閲覧実施」「ビデオ機器修理」「HP機能充実」の各提案については説得力があったようで、理事者からは前向きな答弁がありました。
27日(火)は理財局でした。京都市の大蔵省のような存在。びびりましたが、外郭団体の統廃合推進について論じ、市税収入UPのため中小企業対策の重要性を強調しました。スケールが大きすぎて手に余りますが、大切な大切な課題です。勉強を重ねたいです。
28日(水)産業観光局には、上京区中心に足で稼いだ貴重な生の声をとおし、商店街活性化への情報公開や地域特化戦略への提言と「京ものファンクラブ」の充実を論じました。観光の充実施策については、マンガ文化が普及している欧州も主要拠点にすべきと主張。25日記事で述べたキャプテン翼のエピソードを紹介すると理事者や他党議員にも大受けでした。
29日(木)からは、常任委員会である文教委員会でいつも顔を合わせている市幹部と白熱の議論を展開。文化市民局に対して、先輩議員からの配慮と期待で30分の時間をいただいて、「岡崎公園を一大文化ゾーンに」「京都市美術館のソフト・ハード両面からの充実策」「考古資料館前進へのきめ細かな提案」「文化ボランティア制度の充実」「区役所窓口の革新的な提言」を一挙に論じました。いずれも手ごたえがありました。
そして30日(金)は市教委です。時の人・門川教育長への注目からTVカメラや新聞記者がつめかけるなか、30分以上の時間をかけて大胆かつ真摯に教育問題を論じました。でも、カメラはあくまでも門川氏を追っていたので、私はお尻しか映ってへんやろうなぁ・・・・・・。「ネットいじめ」「IT普及とセキュリティ」「図書館落書き問題」「中学校給食試食会拡大」「マンガミュージアム充実」――と、てんこ盛りの質疑でした。満腹です。
12月6日の普通決算特別委員会は市長への総括質疑で、2月に退任する桝本市長の最後の晴れ舞台です。同じ北野中学の後輩だからということではないのでしょうが、私も登壇させていただくこととなりました。インターネット生中継もあるとのこと。詳しくは後日お伝えします。乞うご期待!
疲れは極限ですが、甘えてられません。来週は市長に直接質問する総括質疑。いよいよメインイベントです。ぷは~っ、緊張するぅ~っ!!
ここで、今週分の局別質疑について概略を報告します。
26日(月)選挙管理委員会には、若い世代への啓発についてと、投票所のバリアフリーについて質問。来年の市長選で上京区に導入される電子投票も取り上げましたが、18年度決算と関係ないとのことで却下されました。残念~っ!(←古いなぁ・・・・・)
つづいて審議された総務局に対しては、リニューアルされた京都市公式HPについて、機能面の一層の強化と目安箱的なメニューを明確にして市民との双方向の情報共有を提案するとともに、歴史資料館について具体的に提案しました。24日(土)に現地に足を運んで取材した成果があったのか、「土日閲覧実施」「ビデオ機器修理」「HP機能充実」の各提案については説得力があったようで、理事者からは前向きな答弁がありました。
27日(火)は理財局でした。京都市の大蔵省のような存在。びびりましたが、外郭団体の統廃合推進について論じ、市税収入UPのため中小企業対策の重要性を強調しました。スケールが大きすぎて手に余りますが、大切な大切な課題です。勉強を重ねたいです。
28日(水)産業観光局には、上京区中心に足で稼いだ貴重な生の声をとおし、商店街活性化への情報公開や地域特化戦略への提言と「京ものファンクラブ」の充実を論じました。観光の充実施策については、マンガ文化が普及している欧州も主要拠点にすべきと主張。25日記事で述べたキャプテン翼のエピソードを紹介すると理事者や他党議員にも大受けでした。
29日(木)からは、常任委員会である文教委員会でいつも顔を合わせている市幹部と白熱の議論を展開。文化市民局に対して、先輩議員からの配慮と期待で30分の時間をいただいて、「岡崎公園を一大文化ゾーンに」「京都市美術館のソフト・ハード両面からの充実策」「考古資料館前進へのきめ細かな提案」「文化ボランティア制度の充実」「区役所窓口の革新的な提言」を一挙に論じました。いずれも手ごたえがありました。
そして30日(金)は市教委です。時の人・門川教育長への注目からTVカメラや新聞記者がつめかけるなか、30分以上の時間をかけて大胆かつ真摯に教育問題を論じました。でも、カメラはあくまでも門川氏を追っていたので、私はお尻しか映ってへんやろうなぁ・・・・・・。「ネットいじめ」「IT普及とセキュリティ」「図書館落書き問題」「中学校給食試食会拡大」「マンガミュージアム充実」――と、てんこ盛りの質疑でした。満腹です。
12月6日の普通決算特別委員会は市長への総括質疑で、2月に退任する桝本市長の最後の晴れ舞台です。同じ北野中学の後輩だからということではないのでしょうが、私も登壇させていただくこととなりました。インターネット生中継もあるとのこと。詳しくは後日お伝えします。乞うご期待!
2007.11.25 (Sun)
雲ひとつない青空が広がる爽やかな一日。“今日も元気に、よし!だッシュ!!”との合言葉のとおりフル回転しました。
毎月25日恒例の『天神さん街頭』で、田中たくじ前府会議員と一緒に北野天満宮前で市政報告をさせていただいたあと、地元・出水学区の交通安全フェスティバルに参加。京都府警から平安騎馬隊も出動し、子供達も大喜びでした。詳しくは公式HPにアップしています。
その後、京都国際マンガミュージアムへ直行。開館1周年記念のスペシャル行事として、養老孟司館長(東京大学名誉教授)と村上もとか氏(マンガ家)が「医療マンガと解剖学」という興味深いテーマで対談をされました。
会場は250名もの熱心なファンがつめかけ、熱気むんむん。幕末にタイムスリップした医師を主人公にしたマンガ『JIN―仁―』を連載中の村上氏と、解剖学者でもある養老館長の絶妙な掛け合いは面白かったです。時間をこじ開けて参加して正解でした!

綿密な時代考証のため、何と締め切りを1ヶ月早くして、時代考証の学者や医師ほかの監修者に原稿を送って、チェックされた分を書き直しているとのこと。凄いですね。妥協や甘えのない執念こそ、本物の証なのだなぁと感嘆しました。
多角的な議論は、いつしか「マンガが日本で発展した理由」にまで及びました。本当に興味深かったです。私の未熟な理解の範囲で紹介すると、日本人は漢字を受容しただけでなく、それを使いこなした上に仮名を発明し、『音訓読み』を編み出しました。その複眼視点と思考が、絵とコマとセリフを組み合わせて、ダイナミックなエンターティンメントの表現を完成させたというのです。
また、網膜に映る対象をリアルに写生するのではなく、大胆かつシンプルに記号化した卓抜したセンスを、「輪郭線」という着眼点から論じておられました。スクリーンの画像に「感覚と概念」とあったので、難しいかなとびびったのですが、わかりやすく解説していただき、うーん成る程!――と唸りました。
日本が世界に誇るマンガ文化。その影響力は当の日本人の想像を絶します。別の媒体で知ったことですが、W杯で優勝したイタリア代表のほとんどの選手がサッカーを志した理由が、何とTVアニメ「キャプテン翼」の影響なのだそうです。マジで驚くでしょ!
来年は源氏物語千年紀。世界中から観光客が京都に来られます。マンガ文化の都として、京都の魅力を大いに発信していく絶好の機会だと確信します。私もたくさんの方々からご指導を頂いて、少しでも貢献できるよう研鑽していきたいです。
毎月25日恒例の『天神さん街頭』で、田中たくじ前府会議員と一緒に北野天満宮前で市政報告をさせていただいたあと、地元・出水学区の交通安全フェスティバルに参加。京都府警から平安騎馬隊も出動し、子供達も大喜びでした。詳しくは公式HPにアップしています。
その後、京都国際マンガミュージアムへ直行。開館1周年記念のスペシャル行事として、養老孟司館長(東京大学名誉教授)と村上もとか氏(マンガ家)が「医療マンガと解剖学」という興味深いテーマで対談をされました。
会場は250名もの熱心なファンがつめかけ、熱気むんむん。幕末にタイムスリップした医師を主人公にしたマンガ『JIN―仁―』を連載中の村上氏と、解剖学者でもある養老館長の絶妙な掛け合いは面白かったです。時間をこじ開けて参加して正解でした!

綿密な時代考証のため、何と締め切りを1ヶ月早くして、時代考証の学者や医師ほかの監修者に原稿を送って、チェックされた分を書き直しているとのこと。凄いですね。妥協や甘えのない執念こそ、本物の証なのだなぁと感嘆しました。
多角的な議論は、いつしか「マンガが日本で発展した理由」にまで及びました。本当に興味深かったです。私の未熟な理解の範囲で紹介すると、日本人は漢字を受容しただけでなく、それを使いこなした上に仮名を発明し、『音訓読み』を編み出しました。その複眼視点と思考が、絵とコマとセリフを組み合わせて、ダイナミックなエンターティンメントの表現を完成させたというのです。
また、網膜に映る対象をリアルに写生するのではなく、大胆かつシンプルに記号化した卓抜したセンスを、「輪郭線」という着眼点から論じておられました。スクリーンの画像に「感覚と概念」とあったので、難しいかなとびびったのですが、わかりやすく解説していただき、うーん成る程!――と唸りました。
日本が世界に誇るマンガ文化。その影響力は当の日本人の想像を絶します。別の媒体で知ったことですが、W杯で優勝したイタリア代表のほとんどの選手がサッカーを志した理由が、何とTVアニメ「キャプテン翼」の影響なのだそうです。マジで驚くでしょ!
来年は源氏物語千年紀。世界中から観光客が京都に来られます。マンガ文化の都として、京都の魅力を大いに発信していく絶好の機会だと確信します。私もたくさんの方々からご指導を頂いて、少しでも貢献できるよう研鑽していきたいです。
2007.11.22 (Thu)
現在開会中の11月度京都市会本会議で、20、21日の2日間が代表質問でした。テレビカメラとライト、野次と拍手が飛び交う独特の雰囲気のなか、我が公明党は21日の午後から日置議員団長(北区)と久保議員(山科区)が登壇。京都市幹部職員の再就職問題や子育て支援について力強く論じました。
読者の皆さんもお読みになったかもしれませんが、翌日(22日)の京都新聞朝刊には、この2つが大きく報じられ、本当にビックリしました。
代表質問での答弁として発表された政策実現の記事は次の通りです。
・妊婦検診の公費負担を1回から5回に拡充(公明:久保議員)
・母親のケアのための新生児訪問の全戸訪問( 〃 )
・市立病院で患者案内表示装置を導入(民主議員)
・京都市幹部職員再就職先を公表(公明:日置議員)
実に4つのうち3つまでが公明党の提言なのです!!
特に、妊婦検診については、5月議会で私が代表質問で取り上げて論じたもので、本当にうれしいです。
その勢いのまま、本日から始まった普通決算特別委員会の第一分科会でも、元気いっぱいに発言。あとで先輩議員から「激しすぎて理事者がたじたじになっていたで」と言われたくらいです。
本日の該当局は、市会事務局と総合企画局で、私は情報化推進事業の中の「統計調査」についてと、リニューアルされたばかりの「京都市情報館HP」について、現場の声を紹介するなど、市民の目線で質問しました。
調査員をかたって訪問するような事件が起きないよう、事前の指導・説明および周知PRをいっそう強化すること、ネームプレート着用を今以上に徹底することについて、理事者から具体的な確約を取りました。
また、HPについても魅力ある内容と使いやすさを重視して製作するよう提言。市民からの声を収集する“目安箱”的なページやパブリックコメント募集ページを開放するなどといった市民参加の視点から情報の双方向化を図るように求め、前向きな答弁を引き出しました。
私の質問に先立って、曽我修議員(伏見区)が地上デジタルについて諸問題を、津田早苗議員(伏見区)は地球温暖化への取り組みを取り上げ、京都発展への緻密な提案を語っていました。
ハードな一日でした。頭がキンキンしますが、やりがいに燃えていっそう勉強しようと決意しました。いやーっ! 現場の目線は大事ですねぇーっ!!
なお、夕方にビッグニュースが飛び込んできました。民主・都みらいが市長候補擁立に向けて動いていることが特ダネで報じられたのです。民主が国政で見られるような政局で突っ走るのか、与党会派との誠意ある政策協議を基調とするのか、京都の将来を見据えた政治判断が緊迫しています。感情的にならず、冷静かつ真剣に事態を見守りたいと思います。
(日置団長は終日連絡が取れませんでした。大変や~っ!)
読者の皆さんもお読みになったかもしれませんが、翌日(22日)の京都新聞朝刊には、この2つが大きく報じられ、本当にビックリしました。
代表質問での答弁として発表された政策実現の記事は次の通りです。
・妊婦検診の公費負担を1回から5回に拡充(公明:久保議員)
・母親のケアのための新生児訪問の全戸訪問( 〃 )
・市立病院で患者案内表示装置を導入(民主議員)
・京都市幹部職員再就職先を公表(公明:日置議員)
実に4つのうち3つまでが公明党の提言なのです!!
特に、妊婦検診については、5月議会で私が代表質問で取り上げて論じたもので、本当にうれしいです。
その勢いのまま、本日から始まった普通決算特別委員会の第一分科会でも、元気いっぱいに発言。あとで先輩議員から「激しすぎて理事者がたじたじになっていたで」と言われたくらいです。
本日の該当局は、市会事務局と総合企画局で、私は情報化推進事業の中の「統計調査」についてと、リニューアルされたばかりの「京都市情報館HP」について、現場の声を紹介するなど、市民の目線で質問しました。
調査員をかたって訪問するような事件が起きないよう、事前の指導・説明および周知PRをいっそう強化すること、ネームプレート着用を今以上に徹底することについて、理事者から具体的な確約を取りました。
また、HPについても魅力ある内容と使いやすさを重視して製作するよう提言。市民からの声を収集する“目安箱”的なページやパブリックコメント募集ページを開放するなどといった市民参加の視点から情報の双方向化を図るように求め、前向きな答弁を引き出しました。
私の質問に先立って、曽我修議員(伏見区)が地上デジタルについて諸問題を、津田早苗議員(伏見区)は地球温暖化への取り組みを取り上げ、京都発展への緻密な提案を語っていました。
ハードな一日でした。頭がキンキンしますが、やりがいに燃えていっそう勉強しようと決意しました。いやーっ! 現場の目線は大事ですねぇーっ!!
なお、夕方にビッグニュースが飛び込んできました。民主・都みらいが市長候補擁立に向けて動いていることが特ダネで報じられたのです。民主が国政で見られるような政局で突っ走るのか、与党会派との誠意ある政策協議を基調とするのか、京都の将来を見据えた政治判断が緊迫しています。感情的にならず、冷静かつ真剣に事態を見守りたいと思います。
(日置団長は終日連絡が取れませんでした。大変や~っ!)
2007.11.18 (Sun)
13時30分より、ひと・まち交流館(下京区)で、マンションにおける地上デジタル対応の諸問題を考えるセミナーが開催されました。NPO法人・京滋マンション管理対策協議会が、総務省近畿総合通信局の稲葉課長を招いて呼びかけたもので、多くの方々が活発な質疑応答が展開されていました。

私も、曽我修・津田早苗(ともに伏見区)、木村力(中京区)の各先輩議員とともに参加させていただきました。昭和50年に建てられた若干くたびれ気味のマンションに住んでいるので、他人事ではありません。真剣な議論が繰り広げられるのを目の当たりにし本当に勉強になりました。参加してよかったです。
2011年7月24日をもって、テレビ放送が現在のアナログ波から全面的にデジタル波に移行します。つまり、それまでにデジタル対応をしておかないと次の日からテレビが視聴できなくなるのです。CM等で繰り返し放映され、少しずつ浸透しつつあるようですが、マンションにおける対応については複雑な問題が内在しており、一部では大変に懸念されています。
うちのマンションもそうですが、多くのところで屋上に居住者用のアンテナ以外に、電波障害対策として近隣の一軒家の共聴アンテナが設置されています。この近隣対策用共聴アンテナのデジタル対応工事はどこの責任で実施するのか、という問題が提起されてるのです。
マンションによっては数百できかない軒数のアンテナをカバーしているところもあり、半端ではない労力と困難が予想されるのですが、多くの人はニュース等で知識としては頭にあるものの、実感としてはまだまだ浸透していないのが実情です。しっかりと逆算をした取り組みを強化して推進しないと、実際に“その日”が来た時に物凄いトラブルが続出してしまいかねません。
デジタル波改修時の電波障害がどうなるのか――という実態を調査する予定は今のところ無く、国も自治体も住民同士の話し合いを呼びかけているのみ。手探り状態の住民側からしてみれば「頼みもしないデジタル化のために余計な苦労を強いられる」という不満がくすぶり、国の姿勢に対して疑問を投げかける声が起こりつつあるのです。
「そんな中途半端なやり方では困る」「国の事業のためにトラブルが惹起するという我々の心配を甘く考えているのではないか」Etc・・・・・。声を荒げる方も、それをなだめる方も、それぞれ真剣な問題意識を吐露されていました。
私自身も、国の姿勢である「民と民での話し合いにお任せする」という建前では、日がたつにつれ不安と不満が続出してしまい、収拾できないのではないかと実感しました。では何が大事なのか――? 未熟で勉強不足なので恐縮ではありますが、外れてはならない“鉄則”はわかります。
衆知を集め、具体論を煮詰め、行動を起こす。その結果についても衆知を集めて検証し、もう一度具体論を揉み直し、繰り返し叩いて搾り出して、再び行動を起こす。――この繰り返ししかない!
偉そうにブチカマシていますが、まずは真摯に資料を集め、先輩議員と議論を重ね、NPOスタッフの皆さんとも話し合って、勉強していきたいと決意しました。(僭越で浅薄な記述を連続してしまいました。気を悪くされる方がいらっしゃったら、ゴメンナサイ!)

私も、曽我修・津田早苗(ともに伏見区)、木村力(中京区)の各先輩議員とともに参加させていただきました。昭和50年に建てられた若干くたびれ気味のマンションに住んでいるので、他人事ではありません。真剣な議論が繰り広げられるのを目の当たりにし本当に勉強になりました。参加してよかったです。
2011年7月24日をもって、テレビ放送が現在のアナログ波から全面的にデジタル波に移行します。つまり、それまでにデジタル対応をしておかないと次の日からテレビが視聴できなくなるのです。CM等で繰り返し放映され、少しずつ浸透しつつあるようですが、マンションにおける対応については複雑な問題が内在しており、一部では大変に懸念されています。
うちのマンションもそうですが、多くのところで屋上に居住者用のアンテナ以外に、電波障害対策として近隣の一軒家の共聴アンテナが設置されています。この近隣対策用共聴アンテナのデジタル対応工事はどこの責任で実施するのか、という問題が提起されてるのです。
マンションによっては数百できかない軒数のアンテナをカバーしているところもあり、半端ではない労力と困難が予想されるのですが、多くの人はニュース等で知識としては頭にあるものの、実感としてはまだまだ浸透していないのが実情です。しっかりと逆算をした取り組みを強化して推進しないと、実際に“その日”が来た時に物凄いトラブルが続出してしまいかねません。
デジタル波改修時の電波障害がどうなるのか――という実態を調査する予定は今のところ無く、国も自治体も住民同士の話し合いを呼びかけているのみ。手探り状態の住民側からしてみれば「頼みもしないデジタル化のために余計な苦労を強いられる」という不満がくすぶり、国の姿勢に対して疑問を投げかける声が起こりつつあるのです。
「そんな中途半端なやり方では困る」「国の事業のためにトラブルが惹起するという我々の心配を甘く考えているのではないか」Etc・・・・・。声を荒げる方も、それをなだめる方も、それぞれ真剣な問題意識を吐露されていました。
私自身も、国の姿勢である「民と民での話し合いにお任せする」という建前では、日がたつにつれ不安と不満が続出してしまい、収拾できないのではないかと実感しました。では何が大事なのか――? 未熟で勉強不足なので恐縮ではありますが、外れてはならない“鉄則”はわかります。
衆知を集め、具体論を煮詰め、行動を起こす。その結果についても衆知を集めて検証し、もう一度具体論を揉み直し、繰り返し叩いて搾り出して、再び行動を起こす。――この繰り返ししかない!
偉そうにブチカマシていますが、まずは真摯に資料を集め、先輩議員と議論を重ね、NPOスタッフの皆さんとも話し合って、勉強していきたいと決意しました。(僭越で浅薄な記述を連続してしまいました。気を悪くされる方がいらっしゃったら、ゴメンナサイ!)
2007.11.17 (Sat)
2007.11.15 (Thu)
サラリーマン時代は、朝7時過ぎに家を出て、1時間半以上かけて大阪まで通勤していました。正真正銘の活字中毒だったので、よほどの夜更かしをしない限り往復の車中は読書に明け暮れ、一度に3~5冊を並行して読んでいたのです。
ところが、昨年の立候補から慌ただしい激動の日々に飲み込まれてしまい、当選してからも大量の資料を調査するのがやっとの状態。ほとんど読書らしい読書ができない日々が続いていました。
ようやく今年の秋になって、心身ともに順応してきたのか、少しずつ読書にいそしむようになり、大好きな吉川英治「三国志」を再読していまして、現在文庫本の5巻に突入。赤壁の戦いの名場面を迎えようとしています。
英雄たちの活躍に刺激され、私の心の中に勢いがついてきました。活字中毒の虫が再発したのです。こうなっては止まりません。時間を見つけて書店を訪れ、気になる本を貪欲に購入しています。いわゆる「積ん読」ですが、これがまた嬉しいものなんです。(分かる方には分かると思いますが・・・・・)
孔明や関羽に辛抱してもらって、気分に応じていろんな本を取り替えひっかえカバンに入れて、文字通り濫読しております。う~ん、幸せっ!
関心のある方もおられるかもしれませんので、下記にご紹介します。(雑誌を除く)
『人間・周恩来―紅朝宰相の真実』(金鐘編:2007原書房)
『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』(田中森一:2007幻冬舎)
『大地の咆哮―元上海総領事が見た中国』(杉本信行:2006PHP)
『新帝国主義論―この繁栄はいつまで続くか』(武者陵司:2007東洋経済新報社)
『殴り合う貴族たち―平安朝裏源氏物語』(繁田信一:2005柏書房)
『平安京講話』(京都市平安京創生館ガイドブック:2007京都市生涯学習振興財団)
『ウェブ汚染社会』(尾木直樹:2007講談社α新書)
『公明党VS創価学会』(島田裕己:2007朝日選書)
『教育大混乱』(プロ教師の会編:2007洋泉社新書)
『学校のモンスター』(諏訪哲二:2007中公新書ラクレ)
『性犯罪から子どもを守る』(松井茂記:2007中公新書)
いずれも興味深いなテーマが論じられていて、知的刺激を受けまくりです。不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これらを“かじり読み”しても、決して混乱することは無いのです。面白いでしょ? 読者の皆さんの中で、お勧めの本があれば、是非ご紹介ください!
蛇足ですが、上記の本を読むことで議会活動や資料調査、現地調査および市民相談等の政務調査に、断じて支障がきたさないよう自らを戒めていることは、言うまでもありません。
ところが、昨年の立候補から慌ただしい激動の日々に飲み込まれてしまい、当選してからも大量の資料を調査するのがやっとの状態。ほとんど読書らしい読書ができない日々が続いていました。
ようやく今年の秋になって、心身ともに順応してきたのか、少しずつ読書にいそしむようになり、大好きな吉川英治「三国志」を再読していまして、現在文庫本の5巻に突入。赤壁の戦いの名場面を迎えようとしています。
英雄たちの活躍に刺激され、私の心の中に勢いがついてきました。活字中毒の虫が再発したのです。こうなっては止まりません。時間を見つけて書店を訪れ、気になる本を貪欲に購入しています。いわゆる「積ん読」ですが、これがまた嬉しいものなんです。(分かる方には分かると思いますが・・・・・)
孔明や関羽に辛抱してもらって、気分に応じていろんな本を取り替えひっかえカバンに入れて、文字通り濫読しております。う~ん、幸せっ!
関心のある方もおられるかもしれませんので、下記にご紹介します。(雑誌を除く)
『人間・周恩来―紅朝宰相の真実』(金鐘編:2007原書房)
『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』(田中森一:2007幻冬舎)
『大地の咆哮―元上海総領事が見た中国』(杉本信行:2006PHP)
『新帝国主義論―この繁栄はいつまで続くか』(武者陵司:2007東洋経済新報社)
『殴り合う貴族たち―平安朝裏源氏物語』(繁田信一:2005柏書房)
『平安京講話』(京都市平安京創生館ガイドブック:2007京都市生涯学習振興財団)
『ウェブ汚染社会』(尾木直樹:2007講談社α新書)
『公明党VS創価学会』(島田裕己:2007朝日選書)
『教育大混乱』(プロ教師の会編:2007洋泉社新書)
『学校のモンスター』(諏訪哲二:2007中公新書ラクレ)
『性犯罪から子どもを守る』(松井茂記:2007中公新書)
いずれも興味深いなテーマが論じられていて、知的刺激を受けまくりです。不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これらを“かじり読み”しても、決して混乱することは無いのです。面白いでしょ? 読者の皆さんの中で、お勧めの本があれば、是非ご紹介ください!
蛇足ですが、上記の本を読むことで議会活動や資料調査、現地調査および市民相談等の政務調査に、断じて支障がきたさないよう自らを戒めていることは、言うまでもありません。
2007.11.14 (Wed)
11月16日召集の11月議会がいよいよ始まりました。12日から、今回提出された議案と18年度決算の概要について、すべての局と協議し、詳細の資料を請求するため、市役所に缶詰状態です。
決算委員会に入れていただいたので、大変に緊張していますが、張り切って理事者からの説明に真剣に聞き入っています。写真は休憩時間に隣の平山議員(西京区)に写してもらいました。今日で3日目なのでかなりふらふら状態の表情をしてるかも。

綿密に資料を分析し決算状況について取材を重ね、18年度決算をきっちりと審議することによって、来年度予算が市民のニーズを反映した偏りの無い税金の運用になっていきます。
見栄えの良いパフォーマンスではなく、責任ある政治を目指してコツコツと政策を提言している公明党のよき伝統を受け継いで、頑張っていかなあきません。大変ですがやりがいはいっぱいです。やりまっせ~~っ!
ここで報告です。13日付公明新聞に私の活動報告手記を掲載していただきました! たくさんの先輩や友人・知人、応援していただいている皆さんから祝福を寄せていただきました。心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

写真をクリックしていただければ拡大しますが、見にくいと思いますので記事内容については公式HPに転載していますので、そちらをクリックしていただければ幸いです。
もう1つ報告です。市議会代表質問で、日置議員団長(北区)と久保議員(山科区)が登壇します。11月21日(水)午後2時頃からの予定です。KBSでも放映されます。乞うご期待!!
決算委員会に入れていただいたので、大変に緊張していますが、張り切って理事者からの説明に真剣に聞き入っています。写真は休憩時間に隣の平山議員(西京区)に写してもらいました。今日で3日目なのでかなりふらふら状態の表情をしてるかも。

綿密に資料を分析し決算状況について取材を重ね、18年度決算をきっちりと審議することによって、来年度予算が市民のニーズを反映した偏りの無い税金の運用になっていきます。
見栄えの良いパフォーマンスではなく、責任ある政治を目指してコツコツと政策を提言している公明党のよき伝統を受け継いで、頑張っていかなあきません。大変ですがやりがいはいっぱいです。やりまっせ~~っ!
ここで報告です。13日付公明新聞に私の活動報告手記を掲載していただきました! たくさんの先輩や友人・知人、応援していただいている皆さんから祝福を寄せていただきました。心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

写真をクリックしていただければ拡大しますが、見にくいと思いますので記事内容については公式HPに転載していますので、そちらをクリックしていただければ幸いです。
もう1つ報告です。市議会代表質問で、日置議員団長(北区)と久保議員(山科区)が登壇します。11月21日(水)午後2時頃からの予定です。KBSでも放映されます。乞うご期待!!
2007.11.10 (Sat)
公明党上京支部女性局の方々が中心になって呼びかけて活動されているボランティア団体上京ハッピーマザーのメイン事業であるプルトップ(缶ビール等のふた)回収運動が、区内中心に多くの皆さんのご協力を頂いて推進されています。
例年は1年に1回の回収なのですが、8年目を迎えた本年は、5月に引き続いて本日2回目の回収を実施しました。

たくさんの皆さんの真心で、何と420Kgもの大量の回収が実現。5月と合わせると、いつもの年の1.5倍にのぼりました。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
このプルトップ回収で換金されたお金で車椅子など機具を購入し、福祉施設に寄贈させておられるのですが、ハッピーマザー代表の井上さんは「スタッフと相談して、寄贈する施設を決定したいです」と語っておられました。
午後からは、上京区役所が主催している源氏物語千年紀事業・連続講座「源氏物語の世界を知る」の第4講『源氏物語の色』に参加するため、ハートピア京都に直行。
私は、5月度市議会代表質問で「源氏物語千年紀」充実を提言しました。単なるパフォーマンスで終わらせてはいけないとの決意で、京都活性化への重要な千年紀事業成功に貢献したいと念願し、時間の許す限り各種イベントやシンポジウムに出席しています。
この連続講座も第1講から出席しています。顔なじみの方もちらほら・・・・・。多角的な魅力に満ちた内容で、京都以外の遠方からも参加している方も多いのです。今日も満員でした。本当に素晴らしいですね。
この日は、染色史家の吉岡幸雄氏が源氏絵巻等のスライドや染色風景のビデオを駆使して、自然との共生を重視した優美で繊細な王朝の美を解説。季節の移ろいを創造する鋭敏な美意識の凄みに、心の底からぞくぞくしました。

終了後の質疑応答で、私も手を挙げました。ヨーロッパで源氏の関心が高まっている現状について詳しい説明を求めたところ、シェィクスピアよりも300年以上も前に起伏に富んだエンターティンメントと深い哲学に裏打ちされた文学作品が存在していること自体への、強烈な憧れとやっかみがあるとのこと。面白いですね。
文化芸術振興のため、もっともっと研鑽を重ねていこうと決意しました。
例年は1年に1回の回収なのですが、8年目を迎えた本年は、5月に引き続いて本日2回目の回収を実施しました。

たくさんの皆さんの真心で、何と420Kgもの大量の回収が実現。5月と合わせると、いつもの年の1.5倍にのぼりました。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
このプルトップ回収で換金されたお金で車椅子など機具を購入し、福祉施設に寄贈させておられるのですが、ハッピーマザー代表の井上さんは「スタッフと相談して、寄贈する施設を決定したいです」と語っておられました。
午後からは、上京区役所が主催している源氏物語千年紀事業・連続講座「源氏物語の世界を知る」の第4講『源氏物語の色』に参加するため、ハートピア京都に直行。
私は、5月度市議会代表質問で「源氏物語千年紀」充実を提言しました。単なるパフォーマンスで終わらせてはいけないとの決意で、京都活性化への重要な千年紀事業成功に貢献したいと念願し、時間の許す限り各種イベントやシンポジウムに出席しています。
この連続講座も第1講から出席しています。顔なじみの方もちらほら・・・・・。多角的な魅力に満ちた内容で、京都以外の遠方からも参加している方も多いのです。今日も満員でした。本当に素晴らしいですね。
この日は、染色史家の吉岡幸雄氏が源氏絵巻等のスライドや染色風景のビデオを駆使して、自然との共生を重視した優美で繊細な王朝の美を解説。季節の移ろいを創造する鋭敏な美意識の凄みに、心の底からぞくぞくしました。

終了後の質疑応答で、私も手を挙げました。ヨーロッパで源氏の関心が高まっている現状について詳しい説明を求めたところ、シェィクスピアよりも300年以上も前に起伏に富んだエンターティンメントと深い哲学に裏打ちされた文学作品が存在していること自体への、強烈な憧れとやっかみがあるとのこと。面白いですね。
文化芸術振興のため、もっともっと研鑽を重ねていこうと決意しました。
2007.11.09 (Fri)
私が昨年の立候補以来、一貫して訴えてきたことは、「パフォーマンスが前面に出るバラエティー政治を終わらせなければならないのではないか」という問題意識です。
小泉劇場型政治を受け継いだ安部政権が、未熟さを露呈して崩壊した今、無責任な政治に対する国民の目がいっそう厳しくなってきています。そんな時に突然ふってわいたのが、今回の民主党・小沢代表の辞任騒動でした。
そもそも、小沢氏はこの10数年、メディアの注目を一身に浴び、政治改革のうねりを煽るだけ煽っておいて、見事に国民の期待を裏切ってきました。細川政権や新進党を作っては壊し、その後の著しい政治の流動化を引き起こした中心人物です。
言わば、今日の政治不信の責任をとるべき一人といっても過言ではないでしょう。
そして、その小沢氏が、今回の無責任極まりない茶番劇のマッチポンプ役として、自作自演の舞台に立ったのです。ご自身が「恥をしのんで」と語ったとおり、劇場型政治の主役の座を奪回しようとして“ピエロ”を演じて終わったのであり、これをまさに醜態と言うのではないでしょうか。
7月の参院選挙では民主党が勝利を収めましたが、それを受けての緊迫した政治情勢の中で、私が一番危惧するのは、政策よりも政局を優先する小沢氏の志向です。
これは、本当に危険なことです。なぜなら、国民の生活に迷惑をかけるからです。
私は、「大衆とともに」との結党精神を掲げる公明党の議員の一人として、心の底から叫びたい。政局のために政策を利用してはならない! パフォーマスに精力を注ぐのではなく誠実に庶民本位の政策を追求するべきではないか――と。
連立に加わって8年。政治とカネの問題をここまで透明化できたのは、公明党が与党だったからです。官製談合防止法を命がけで成立させたのは公明党です。長期的視野に立って子育て支援を推進した結果、児童手当て拡充や乳幼児医療費の負担軽減などが実現したのです。
今の野党が、不満や不安を煽るだけで、場当たり的な対案しか示さない体質を脱却しない限り、気まぐれな浮動票しか頼みにできない不安定な状態が続くでしょう。それは決して日本の民主主義にとって、良いこととは思えません。
現場第一で走り回って、市民のニーズを的確に反映した政策の実現のために、真剣な議論を交し合っていくべきです。私は、それを目指して頑張っていきたいと熱願しています。
今日は、大変に熱くなってしまいましたが、皆さんのご意見はいかがでしょうか? お気軽にメールをお寄せください。よろしくお願いいたします。
小泉劇場型政治を受け継いだ安部政権が、未熟さを露呈して崩壊した今、無責任な政治に対する国民の目がいっそう厳しくなってきています。そんな時に突然ふってわいたのが、今回の民主党・小沢代表の辞任騒動でした。
そもそも、小沢氏はこの10数年、メディアの注目を一身に浴び、政治改革のうねりを煽るだけ煽っておいて、見事に国民の期待を裏切ってきました。細川政権や新進党を作っては壊し、その後の著しい政治の流動化を引き起こした中心人物です。
言わば、今日の政治不信の責任をとるべき一人といっても過言ではないでしょう。
そして、その小沢氏が、今回の無責任極まりない茶番劇のマッチポンプ役として、自作自演の舞台に立ったのです。ご自身が「恥をしのんで」と語ったとおり、劇場型政治の主役の座を奪回しようとして“ピエロ”を演じて終わったのであり、これをまさに醜態と言うのではないでしょうか。
7月の参院選挙では民主党が勝利を収めましたが、それを受けての緊迫した政治情勢の中で、私が一番危惧するのは、政策よりも政局を優先する小沢氏の志向です。
これは、本当に危険なことです。なぜなら、国民の生活に迷惑をかけるからです。
私は、「大衆とともに」との結党精神を掲げる公明党の議員の一人として、心の底から叫びたい。政局のために政策を利用してはならない! パフォーマスに精力を注ぐのではなく誠実に庶民本位の政策を追求するべきではないか――と。
連立に加わって8年。政治とカネの問題をここまで透明化できたのは、公明党が与党だったからです。官製談合防止法を命がけで成立させたのは公明党です。長期的視野に立って子育て支援を推進した結果、児童手当て拡充や乳幼児医療費の負担軽減などが実現したのです。
今の野党が、不満や不安を煽るだけで、場当たり的な対案しか示さない体質を脱却しない限り、気まぐれな浮動票しか頼みにできない不安定な状態が続くでしょう。それは決して日本の民主主義にとって、良いこととは思えません。
現場第一で走り回って、市民のニーズを的確に反映した政策の実現のために、真剣な議論を交し合っていくべきです。私は、それを目指して頑張っていきたいと熱願しています。
今日は、大変に熱くなってしまいましたが、皆さんのご意見はいかがでしょうか? お気軽にメールをお寄せください。よろしくお願いいたします。
2007.11.08 (Thu)

8日午後1時より、ウィングス京都イベントホールで、若者の自立支援を考えるシンポジウムが開催されました。
国の宝である若者の心がすさみ、いじめや引きこもりが社会問題になっています。若者の自立支援は、社会全体の大きな課題であります。平日の昼間にもかかわらず、多くの方々が参加されていました。
基調講演を行った今村克彦氏は、型破りな若者応援論をバイタリティあふれるトークで語っておられました。問題を抱える若者は「排除」される存在ではない、大人社会の「被害者」なのであるという認識を共有していくべきであると熱く語っておられ、心から感銘しました。参加して本当によかったです。
大人たちが、果たして子ども達から憧れられるモデルになっているのだろうか? 見栄や世間体という狭い価値観を押し付けてしまっていないだろうか? ――大切な問題提起が突きつけられました。
社会が、若者の不安や苦しみを受け入れる余裕を持てない限り、彼ら彼女らの痛みに対して、心から同苦することはできません。大人も子どもも“切捨て”の論理に翻弄されている現状をどう転換するか・・・・。政治の役割は大きいと実感しました。
命の尊さをないがしろにしない人間味あふれるまちづくりへ! 今こそ「大衆とともに」との結党精神を学びに学び、現場第一で走りに走って、「公明党こそ未来に責任のある政治実現のために真剣に闘っている唯一の党である」ことを、証明しゆく決意です!