吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

2019年11月市会本会議代表質問

2019.12.04 (Wed)
令和元年12月4日、私・吉田たかおは京都市会本会議場で代表質問に立ちました。

2月に予定される市長選挙を直前にした緊迫の状況の中、門川市政12年間の総括と今後の展望を質した後、「共生社会」を志向した3点の政策課題を論じたものです。

191204代表質問

嬉しいことに、門川市長はじめ理事者から前向きな答弁を勝ち取ることができました。 市民生活にとって重要な提言であることを証明できたものと、確信しています。

下記に質問原稿を掲載させていただきます。15分間の長い文章で恐縮ですが、関心のある方はお読みください。

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伏見区選出の吉田孝雄でございます。公明党京都市会議員団を代表し、国本友利議員とともに市政一般について質問いたします。市長並びに理事者におかれましては、誠意あるご答弁をお願いいたします。
 
【門川市政3期12年の総括と今後の展望について】
まず初めに、2月2日投開票の京都市長選挙について申し上げます。私ども公明党は11月28日、門川大作市長を党本部として推薦すると決定しました。11年半の市政運営を徹底的に検証したうえで、具体的な実績を積み重ねた手腕を高く評価したからであります。
 
私どもが特に重視したのは、改革への姿勢です。現職はともすれば旧態依然の現状維持と見られがちですし、実際そういう現実も少なくありません。しかし市長は、人件費削減をはじめとする徹底した行財政改革を進める中、宿泊税などの財源創出、同和行政の完全終結、景観政策および歩くまち京都の推進、そして市バス・地下鉄の経営改革など、前例にとらわれずに現状を打破し、思い切った改革を成し遂げられました。
 
そのうえで、山積する政策課題に積極的に取り組む中、健康長寿促進や子育て支援、災害に強いまちづくり、温暖化対策、さらにはオール京都での文化庁移転や経済センターの開設など画期的な施策が目に見えて前進しています。
 
こうした実績は、行政に精通し府や国とも深い信頼関係を築き上げた門川市長だからこそ実現することができたのであります。これからも、今まで以上に市民のど真ん中に入って、小さな声を積極的に求めていただきたい。そこでお聞きします。
 
令和新時代を切り開く、最も大事な時期である今、門川市政の3期12年を振り返った総括と、更なる京都市活性化のために何を改革し、何を生み出すべきなのか、希望あふれる京都市の未来のためビジョンをお聞きしたい。具体的な政策課題実現への展望を含め、ご決意をお伺いいたします。

≪門川市長答弁(主旨)≫
市長就任以来1万ヶ所の現場を訪問し、市民の声を市政に反映してきた。厳しい財政のもと縮小一辺倒に陥ることなく、徹底した行財政改革を断行し、政策を磨く中で都市格が向上した。これからの4年が重要。前例にとらわれず現地現場主義で果敢に難局に挑戦してまいりたい。

【生活困窮家庭の子どもの学習支援について】
今、現実社会への不満を過剰に刺激するポピュリズムが猛威を振るっています。私は、ポピュリズムが過熱したら、冷酷な「分断社会」になると懸念しています。不信と対立、足の引っ張り合いが繰り返されるとどうなるか。社会的弱者が孤立する負のスパイラルとなるのです。弱者切り捨てが進行し手遅れになってしまわないために、真の「共生社会」に向けた価値を創造する政策提言をしてまいりたい。

その問題意識で、3つの政策課題を取り上げます。まず1点目は、生活困窮者自立支援法に基づく学習支援事業についてお聞きします。

誰1人取り残さないSDGsの理念のもと、貧困の連鎖からの脱却が不可欠であります。その意味から、生活保護世帯やひとり親世帯など、いわゆる生活困窮家庭の子どもの学習支援事業の充実は極めて重要であると思います。

地域のささやかな善意のボランティア活動から始まったこの事業が少しずつ広がり、平成22年から京都市ユースサービス協会に委託されて今年で10年。これを期して「学習支援事業の現在地」とのテーマでユースシンポジウムが10月に開催され、私も識者や学生ボランティアなど155名の方々とともに参加しました。

経済的理由で高校進学の際に進路が制限されてしまう子どもが少なくありません。勉強に打ち込むことが困難な家庭環境の子もいます。市内18ヶ所の学習会に通う約320名の彼らにとって、学ぶ楽しさを実感でき、学生ボランティアとの心の交流を体験できる「居場所」となっているのです。

シンポジウムで、私はこの居場所に「来ていない子ども」への視点に注目しました。320名よりもはるかに多い子どもが潜在的対象となっていますが、現実にはほとんどが事業を知らないまま義務教育を終えています。これらの子どもたちが学習会に参加できるようになるためには、さらなる受け入れ体制の充実が必要であり、シンポジウムでも指摘されていた2つの観点が大事と実感します。1つは「スタッフのスキル向上と処遇改善」であり、もう1つは「学習支援の場と学校や福祉施設などとの連携」であります。

処遇改善と一口に言っても、短絡的な報酬アップだけで良いのかという課題もあります。私が今の段階で求めたいのは適切なサポートを強化する点です。学生ボランティア1人1人が喜びとやりがいを深めることはもちろん、それぞれの経験が共有されて、困難に直面した時でもみんなで解決することができるよう、子ども若者はぐくみ局とユースサービス協会がしっかりとバックアップしていただきたいと申し上げます。

また、学校や福祉施設との連携強化についても、子どもと接する側がキャッチするSOSを、いかに家庭や現場でスムーズに共有できるかが、今後の大きな課題だと痛感します。

10年目の節目を迎えた子ども学習支援事業の発展のため、ボランティア人材の育成と拡大、学校や福祉施策の現場とのさらなる連携強化、この2点を求めたいと思いますがいかがでしょうか。

≪門川市長答弁(主旨)≫
全ての子どもの無限の可能性を発揮するため、1人を大事に丁寧に寄り添う学習支援は何よりも重要。ボランティアのやりがいを高め、交流の機会を拡大するとともに、地域や団体、学校の連携を深め「気づき」「つなぎ」を適切に機能強化してまいりたい。

【多文化共生社会に向けた日本語教育について】
次に、多文化共生社会に向けた日本語教育についてお聞きします。昨年4月、いわゆる改正出入国管理法が施行されました。この法律は、超高齢化時代の労働力不足問題の解決に資するとの期待がありますが、同時に欧米のように外国人に仕事を奪われるとの危機感から排斥運動が過激化するのではないかと危惧する意見もあります。

私は、ニューカマーの外国人を「人材」として受け入れ、共存共栄する方向へ導くためには、地球民族主義に裏付けられた生命尊厳と人権尊重の価値観を根底において、問題解決への努力を積み重ねていくべきであると考えております。

さて、京都市内にお住いの外国籍市民の方は昨年末時点で46,451人。その内訳は中国籍の方が約27%、韓国籍の方約42%、近年増加傾向にあるベトナム籍の方を含めた東南アジアの方が約10%となっています。

公明党市会議員団は、10月に開館30周年を迎えた京都市国際交流会館を視察しました。本市の多文化共生事業の最前線である同会館では多彩な事業を展開していますが、生活相談への対応を充実するため、法律やビザ、税金、社会保険、労働などの専門相談や日常生活におけるゴミ出しや子育て、医療などきめ細かな相談に対応する窓口を一元化した「京都市外国籍市民総合相談窓口」を7月に開設。職員の皆さんが相談内容に丁寧に対応しつつ、適切な行政窓口に誘導しておられるとのことです。

通訳タブレットを活用し11言語で対応するという最新鋭の取り組みも始まり、注目を集めているところです。視察の際、同会館で定着している日本語教室について紹介していただきました。訪れる外国籍の方々のニーズが拡大し、ボランティア活動の広がりの重要性と同時に、日本語教育のネットワーク化が追いついていないという課題もお聞きしたところでございます。

本年6月に日本語教育推進法が施行されました。日本語教育の第一人者である龍谷大学の田尻英三名誉教授を市役所にお招きして意見交換した際にも、「人材育成とネットワークづくり」の重要性を指摘されました。また、先月には議員団他都市調査で横浜市の多文化共生総合相談センターを訪問しましたが、市内11ヶ所の国際交流ラウンジと連携しながら、充実した日本語教育はじめとする多角的かつキメ細かな取り組みを展開しており、京都市の事業推進のヒントになると実感した次第です。

地域に根付いた草の根のボランティア活動が、民族や国籍、文化の違いを超えて市民と市民の心を結ぶ役割を果たすことは間違いありません。また、宿泊業や飲食業、介護業など「特定技能」の在留資格を持つ外国籍市民が増えれば、ますます多種多彩なニーズへの対応が必要となると思います。

草の根で展開される活動がゆるやかなネットワークで連携されていく中、行政の側面支援による情報や活動の場の提供などが求められるのではないでしょうか。

多文化共生施策の第一歩として日本語教育への取り組みを充実していくため、ボランティアの方々による地域に根付いた日本語教室運営への支援と、担い手の育成に今以上に力を入れていくべきと考えますがいかがでしょうか。ご答弁を求めます。

≪鈴木副市長答弁(主旨)≫
外国籍市民が豊かな生活を送る多文化共生のまちづくりが大事。その第一歩の日本語教育の充実のためボランティアへの支援が不可欠であり、情報収集に努めてネットワーク充実を図ってまいりたい。

【高齢者等交通弱者の移動支援】
最後に、高齢者など交通弱者と言われる方々の移動支援についてお聞きします。私は平成22年11月市会本会議代表質問で地域公共交通の在り方を問題提起し、その後も本会議や委員会で積極的な議論を重ねてきました。

高齢化の進展で、交通弱者の移動支援は極めて重要な課題となっています。醍醐地域はいち早くこの問題に取り組み、コミュニティバスを開業。本年15周年を迎え、乗客800万人を突破する記念イベントが開かれるなど軌道に乗っています。関係者のご尽力に敬意を表します。隣接する桃山地域でも「醍醐のようにできないか」との声が早くから上がっていますが、規模的に採算面で困難であり実現への動きに至っていません。

桃山地域の公共交通問題を、9月市会で同じ伏見区選出の2人の議員も取り上げられました。会派を超えて問題意識を共有しているのです。それほど切実であることを市長も認識していただきたいと申し上げるものでございます。

また、9月市会で提案された「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書」でも、「高齢者が日々の買物や通院などに困らないよう、コミュニティバスやデマンド型乗合タクシーの導入など、地域公共交通ネットワークの更なる充実を図ること」と論じており、全会一致で採択され国に送られたところであります。

本年3月の予算委員会と10月の決算委員会で、私は桃山南学区に居住される方が高齢化に伴って駅まで歩く時間が倍増し困っている点を取り上げ、現在運行している京阪バスの「経路変更」を要望しました。

同じ京阪バスで山科区の小金塚と鏡山という2つの地域において新路線や増便などの実証実験も行われています。また、上京区では過去にデマンドバス運行実験など意欲的に取り組んだ経緯がありましたが、トータルな判断で市バスの経路変更を実施。大変に喜ばれています。ぜひ、桃山南学区のバス路線経路変更の実証実験に向け本格的に協議していただきたい。まずこの点を強く求めておきます。

高齢者の移動手段をいかに確保するかという課題は、山間地域や周辺地域だけでなく市街地中心地域でも深刻化することは、私が上京区で活動していた当時から重要な懸案でありました。10月の本会議でも鈴木副市長が「高齢者の方にとって最寄りの駅やバス停までの移動、すなわちラスト・ワンマイルへの支援が求められている」との認識を示しておられます。全市的な地域公共交通ネットワークへのビジョンを明確にして、実現に向けて具体策を検討することは待ったなしの課題であると申し上げるものです。

ただし、他都市で実施されている「ライドシェア」を分析しますと、大型タクシーのワゴン型タイプで乗り合いするスタイルでは、なかなか採算が合わず行政支援が際限なく膨れ上がってしまう懸念が大きく、多くの自治体が二の足を踏んでいる状況であり、厳しい現実があります。

そこで、発想を転換し、現在の「介護予防日常生活支援総合事業」の仕組みを拡充して、高齢者の移動支援に生かせないかと提案させていただきたい。国のガイドラインによると、この総合事業サービスの1つとして、要支援者の移動支援や、その前後の生活支援を行う事例が示されています。本市がこのサービス類型を新たに設けることによって、要支援の高齢者が介護事業者の送迎車両に乗って買い物や医療機関などに立ち寄ることができるようになるのです。

全く新しい仕組みを一から立ち上げるのは大変ですが、この介護予防日常生活支援総合事業を生かすものであれば、実現に向けて大きな可能性があるものと考えます。本市でも、地域に根を張る介護サービス事業者が高齢者の移動支援に取り組む仕組みを構築し、積極的に支援するべきと考えますが、いかがでしょうか。以上で私の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。

≪村上副市長答弁(主旨)≫
高齢者の移動や外出を支援することは重要と認識。ご提案の「総合事業の訪問型サービス」拡大は、他都市でも導入されている。高齢化進展を重視し、来年度策定の「第8次長寿すこやかプラン」に合わせ検討してまいりたい。

議員団他都市調査で神奈川県と埼玉県へ

2019.11.15 (Fri)
11月6日と7日の2日間、公明党京都市会議員団は「多文化共生」政策の先進事例を学ぶため、神奈川県と埼玉県を視察しました。 
 
1911議員団出張1富士山
 
私は所用のため6日の午後から合流。新幹線の車窓から見える富士山は、地上の毀誉褒貶を悠然と見おろしており、その威容に心洗われました。

8月にパイフィコ横浜の国際交流協会開設された「横浜市多文化共生総合相談センター」を見学し、担当者から詳しくお聞きしました。

 1911議員団出張2横浜集合

この5年で外国人が3割増加し約10万人を数える横浜市では、日本語習得や雇用、医療、防災の支援ニーズが高く、11言語をカバーする電話通訳や最新のICT機器が導入されているとのこと。日本語学習施設や気軽に交流できるラウンジも充実です。

1911議員団出張3横浜スタジアム1 1911議員団出張4横浜スタジアム2

7日は午前中に横浜市役所でスポーツ振興についてお聞きした後、すぐ向かいに位置する「横浜スタジアム」を見学。来年の東京五輪の会場として増築改修工事中で、交通の利便や観戦しやすさに優れていることを改めて実感。屋上テラス席にビックリしました。

1911議員団出張5芝園団地

午後からは埼玉県川口市へ。住民5,000人のうち約2,500人の外国人が居住する「芝園団地」を訪れ、“共存共生”を目指して多文化交流クラブを運営する「芝園かけはしプロジェクト」の活動を学びました。

視察の合間に、議員団で時間のたつのも惜しんで熱心のディスカッションを重ねました。議員団出張の醍醐味です。これからの政策形成に生かしていこうと決意を深め合いました。

1911議員団出張6ブログ門川
 
翌8日は門川市長が4期目の出馬宣言。慌ただしい中を動き回っていますが、京都活性化のため実りある論戦を展開する選挙となるためにも、議員団が団結して前進してまいります!

決算特別委員会市長総括質疑

2019.10.18 (Fri)
10月17日、私・吉田たかおは京都市会本会議場で開催された決算特別委員会の市長総括質疑で、門川市長への質問に立ちました。

191017総括質疑
 
市民の皆さんからお預かりした貴重な税金の使い道をシビアに検証し、京都活性化への政策へと推進するため、真摯な議論を重ねています。第3分科会での局別質疑を基調として総括質疑に臨みました。

下記に質問原稿と、答弁の主旨を掲載させていただきます。長い文章で恐縮ですが、関心のある方はお読みください。

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【30年度決算総括】
質疑に入る前に、このたびの台風19号で犠牲となられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお不自由な生活を余儀なくされている被災地の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

まず、門川市政3期12年の総仕上げを目前とした「30年度決算の総括」をお伺いいたします。

30年度は、京都市自治120周年また世界文化自由都市宣言40周年の節目であり、文化庁移転に向けた本格的な政策を推進する年でありました。

「京プラン実施計画第2ステージ」に掲げた307事業すべてを着実に進め、SDGsの達成に向けあらゆる政策の融合を強力に推し進められました。これは「日経グローカル」が全国のSDGs先進度調査で第1位にランク付けするなど、内外で高く評価されているところであります。

そもそも、12年前、市長就任直後にリーマンショックに直面するなど、この間きわめて厳しい財政へのテコ入れを余儀なくされましたが、そこから目を背けずに大胆に遂行した行財政改革は着実に進んでいると言えると思います。

また、京都活性化のために力を入れて取り組んだ文化庁の全面的移転をはじめとする文化芸術振興や子育て支援、観光産業の振興など、具体的な成果を上げることができました。

大変に厳しい状況であった地下鉄の財政健全化団体からの脱却も実現するなど、縮小一辺倒に陥ることなく、しかるべき投資と活性化策を打ち出し、結果を残してきたことは間違いないところであります。

ことを起こそうとすれば波風が立つのは当然であります。景観政策や歩くまち京都の推進など賛否両論ある政策もありますが、京都市としての都市格を上げたことは事実であり、今後は市民の理解を更に得られるよう、「見える化」を促進するとともに、今ある課題に対してしっかり対策を講じていただきたいと申し上げます。

令和の出発にあたり、この3期12年は、市長にとって、ご自身が思い描き、また市民との約束を果たしてこれたと言えるのかどうか、率直な思いを伺いたいと思います。あわせて、これからの京都市にどのような思いをお持ちかをお伺いいたします。

≪門川市長答弁≫
厳しい財政の中であったが困難を克服し、公約実現を目指して着実な成果を上げることができた。今後も総力を挙げて取り組んでまいりたい。
 
【観光政策】
次に「観光政策」についてお聞きします。一部の会派が「観光公害」「オーバーツーリズム」と批判しています。元NHK記者の大学教授が、そのものズバリ「観光公害」というタイトルの書籍を出版され、心配して読ませていただきましたが、DMOの取り組みや分散化・平準化の推進、バス混雑対策など、フィールドワークを重ねて京都市が粘り強く積み重ねた奮闘を高く評価して全国にも紹介してくれておられます。見る人は見ていると実感しました。

本会議でも「日本人観光客減少」をクローズアップした批判がありましたが、その点を局別質疑で確認したところ、全国的な減少傾向の中で京都市の施策が功を奏しており、大いに健闘していることが明らかとなりました。

分科会で私自身、これからの可能性として「ファミリー向けコンテンツ」の充実を提案しました。同時に市民との交流を深める「おもてなし」事業のアイデアを重視した柔軟な施策展開を求めました。また、喫緊の課題である混雑対策として「手ぶら観光」や「自転車ツーリズム」の充実を問題提起したところです。

いずれにしても、内外の観光客に対して「来ていらん」と排除するのではなく、京都の魅力を十分に満喫してリピーターとなっていただき、良い意味の「分散型観光」に誘導する施策を加速することが大事だと考えます。

その上で、地元で生活する市民の思いを重く受け止めた具体的対策を積み重ねて、「共生社会」へのモデルとなる観光対策をダイナミックに推進してもらいたいと思います。いかがですか。

≪門川市長答弁≫
市民生活を重視し調和を図ってきた。格差是正のため、分散型観光施策を推進してまいりたい。

【災害対策】
続いて「災害対策」についてお聞きします。台風19号で関東・東北地方が大きな被害を受けました。いざという時の救助や避難所運営など自治体の役割が大きいと改めて多くの人が共有したと思います。

また、ハード面でも八ッ場ダムが利根川の被害抑止に大きく貢献したように、事前の防災減災施策が極めて重要であるとの認識が深まったと実感します。

局別質疑で、上下水道局に対して停電や断水などの災害復旧事業について質したところ、自家発電設備の設置など長期間の停電への対策が進められているとのことでありました。同時に、防災減災の観点では、琵琶湖から疎水、そこから浄水場を経た水道管という上水道の各箇所での耐震を充実するようを求めました。いずれも高額な予算を要するものでありますが、まさに命を守る「ライフライン」ですので、着実に推進してもらいたいと存じます。

また、かつて避難所でボランティア活動した方からお聞きしたところ、様々な課題がある中で「トイレ」問題が極めて重要ということであります。いざという時に避難所となる学校周辺における下水道施設の充実と市内南部にある下水処理場の耐震促進を求めたいと思います。

浸水や停電、耐震などは上下水道局に限るものではありません。防災危機管理室をキーステーションとして、すべての局が連携を密にするべきです。災害に強い京都市の一層の構築のため、あらゆる課題を重視して綿密に事業展開していただきたいと申し上げます。ご答弁を求めます。

≪門川市長答弁≫
迅速な対策をきめ細かく推進してきた。学校体育館のトイレ洋式化を含め市民の側に立った取り組みを加速したい。

【民間活力】
さて、上下水道局の質疑では、「民間活力」の在り方について何人かの委員から議論がありました。民間委託していた休日夜間の緊急ダイヤル事業を30年度の反省を踏まえて、水道管路管理センターの職員が受け付ける体制にグレードアップし、迅速な対応が進むなど効果を発揮しているとお聞きしました。

ただし、HPへの迅速な公開も要望する声も寄せられており、これへの対応は民間の最新技術を活用する方がコストパフォーマンスで遥かに良いとの指摘もあります。検討に値すると考えます。

要は、民間にすべてを丸投げするとか、民間ではなく公共ですべてを賄うべきとか、そういう極端な「二者択一」ではなく、民間活力の効果的な活用の中身が問われていると思います。水道メーター点検業務や料金徴収などについても、綿密に検証していくべきではないでしょうか。

あくまでも責任の所在を明確にしたうえで、多くの市民が納得できる事業推進を求めたいと思いますがいかがですか。

≪門川市長答弁≫
民間でできることと公共が担うことを柔軟に見極め、効果を発揮する体制を構築してまいりたい。

【市バス地下鉄事業決算】
最後に、「市バス地下鉄事業決算」についてお聞きします。30年度は定期以外の利用客の数が減少したとのことでした。災害の影響とのことですが、災害は毎年のように襲ってくると想定せざるを得ない中、その有無に左右されない増客対策の充実が不可欠ではないでしょうか。そのためにも、まず喫緊の課題である「市バス混雑対策」が重要であります。

局別質疑で、大型手荷物対応車両施行実施や前乗り後降り方式導入の検証が大事と指摘しました。バス停の観光系統と生活系統の分離についても言及し、多くの観光客と市民が混在する最大のターミナルである京都駅前にこそ、誰もがわかりやすい具体策を導入するべきとも提案しました。

私が強調したいのは、増客対策とサービス向上は一体不可欠であるという点であります。市バス混雑対策、渋滞対策に加え、地下鉄利用客の利便向上に資する京都ならではの工夫である「ドアちか」の改善、LGBTや障がい者への視点を重視した多目的トイレや「オストメイトトイレ」の拡充など、具体的に取り上げたサービス向上への施策は、いずれも増客対策の決め手となるのではないでしょうか。

今はその視点で施策の融合を図って、1つ1つを力強く推進していく段階であると確信しています。この提言への答弁をお聞きして質疑を終わりたいと思います。

≪門川市長答弁≫
サービス向上と増客対策は一体不二と認識している、これからが大事との決意で市民の足を守ってまいりたい。 

大勝利! 京都市会議員選挙レポート

2019.04.13 (Sat)
190329告示①

4月7日に行なわれた京都市会議員選挙は、お年寄りも若者も子どもたちも、お互いに尊重しあう暖かな「共生社会」になるのか、不信にまみれたギスギスした冷たい「分断社会」になるのか、分岐点となる極めて重要な選挙でした。

190329告示② 

地域に根を張った草の根ネットワークで、庶民のナマの声を真正面から受け止め、具体的な政策を推進する公明党の躍進こそが、京都市の活性化に大きく貢献するとの決意で決戦に臨みました。

190329告示③
 190329告示④

3月29日の告示日では、午前9時から事務所で第一声。盛大な拍手に見送られ出陣。有力候補が直前に立候補を取りやめ、伏見区選挙区は誰が落ちてもおかしくない混戦となり、急転直下、極めて厳しい情勢に陥りました。毎日が「決戦の日」と腹を決め、限界突破で戦い抜きました。

190329告示⑤ 
 
選挙戦初日は、大手筋商店街、小栗栖郵便局前、地下鉄石田駅前、パセオダイゴロー前の4ヶ所でスポット街頭を敢行し、駆けつけて下さった沢山の方と固く握手。賑やかな歓声とともに暖かな励ましを頂戴しました。街宣車から手を振ると、多くの方が手を振って下さいました。
 
190330スポット 190330ミニ懇談会

‪選挙戦2日めの30日は、寒さと雨に震える1日でしたが、元気一杯に遊説活動にダッシュ。10を超える箇所でスポット街頭を敢行し、たくさんの方々と握手することができました。

190331醍醐西団地街灯 190331醍醐西団地握手
 
31日は小雨の降ったかと思えば陽光が注ぐ、気まぐれな天気の1日でしたが、伏見区各地を精力的に遊説で回りました。様々なドラマが生まれ、感動で暑くなりました。

190401雨の醍醐和泉地区

選挙戦4日めの4月1日は、雨にも風にも負けず、伏見区内を遊説でダッシュしました。徒歩遊説では寒い中にもかかわらず家から出てきてくださった皆さんとガッチリ握手。

190401醍醐駅夜立ち

夜は地下鉄醍醐駅前で帰宅中の方々に紙製のメガホンでご挨拶。たくさんの励ましを頂きました。

190402桜の花 190402スポット街頭
 
4月2日は京阪桃山南口駅前での早朝駅頭立ちからスタートし、中山団地と醍醐西団地では満開の桜が咲く中を党員さんたちと徒歩遊説。スポット街頭では寒い中をたくさんの方が1階まで降りて聞き入ってくださいました。涙が出るほど嬉しかったです。

190402醍醐石田団地

午後は醍醐石田団地や日向団地などで徒歩遊説。たくさんの方々から励まして頂きました。感動です。
 
190402醍醐南団地相談
 
夜に訪れた醍醐南団地の遊説では、地元の方から市民相談も寄せて頂きました。ご信頼とご期待に気が引き締まります!‬
 
190403石田駅前早朝
 
選挙戦6日めの4月3日は、朝7時からの早朝街頭活動で地下鉄石田駅前に立ちました。
 
190403石田駅夜立ち

遊説の終わった後の午後9時からも再び石田駅前へ。たくさんの方々とガッチリ握手することができました。‬

190403スポット

3日の日中は伏見区内各地を徒歩遊説でダッシュ。寒い中をたくさんの方々が駆けつけて、暖かい励ましのエールを贈って下さいました。

190403スポット② 190403スポットみんなで

あるスポット街頭終了後に、婦人党員さんが「実績をいっぱい語ってくれたので良かったです」と喜んで頂き、ホンマに嬉しかったです。
190404ハチマキでポーズ 190404大受で握手

選挙戦7日めの4月4日は、JR桃山駅前の早朝街頭から元気一杯にスタート。徒歩遊説では必勝ハチマキを締めて、小栗栖西団地、大受団地、中山団地と池田東学区などをダッシュ。昨日までと一変した暑い陽気の元にご参集くださった方々とガッチリ握手することができました。

190404男子部とポーズ

仕事をやりくりし、睡眠時間を削って奮闘する青年党員さんとガッツポーズ。勇気を貰っています!‬

190405石田大山町スポット 190405マツヤスーオアースポット

4月5日はいよいよ投票日直前の最終盤戦に突入。京阪六地蔵駅前の早朝街頭の後は、桃山学区や春日野学区、日野学区などを徒歩遊説し、市民相談6,000件から誕生した実績や京都活性化へのビジョンを語りました。‬激しい陽光に照らされ、1日で日焼けしました。

1907405醍醐石田団地夜のスポット

夜は醍醐石田団地で街頭演説。たくさんの方々がお忙しい時間にもかかわらずご参集くださいました。心より感謝申し上げます。

190405ミニ星空語る会

その後も星空のもとでのミニ語る会などでマンモス団地をダッシュ。笑顔の花咲く語らいができて良かったです。終了後は京阪伏見桃山駅前の夜立ちを敢行。ボリューム満点の1日となりました。‬

190406フラワーガッツポーズ 190406みんなでガッツポーズ

4月6日は選挙戦最終日。決戦です。伏見区内各地を全力疾走でダッシュし、大受団地、クックストア前、大手筋商店街、スーパー山田屋前など5ヶ所の街頭演説会では、たくさんの方々が声を枯らせて声援を送ってくださいました。涙が出るほどの感動です。

190406ダイゴロー① 190406ダイゴロー② 190406ダイゴロー③

特に、最終最後の街頭演説会はパセオダイゴロー前で開催。声は枯れ果ててお聞き苦しかったかと思いますが、沿道が埋まるくらいの方々が暖かな声援や合いの手を入れて下さり、盛大な拍手も送って頂きました。感激です。ラストスパートでぶっち切りの大逆転を勝ち取る決意を固めました!

190406最終駅頭立ち

選挙戦のラストは事務所前でご挨拶。スタッフの方々や党員支持者の皆様への感謝と、事務所周辺のご近隣の方々に心からの御礼を申し上げてマイクをおさめました。その後は駅頭立ち。京阪桃山南口駅前で9時半まで地元の方にご挨拶させて頂きました。

190406男子部と撮影

ともに1時間半も肉声で声をかけ続けてくれた6名の青年メンバーに感謝です。

190407投票日

4月7日は投票日当日。朝7時すぎに地元の桃南会館へ。朝イチに行ったつもりでしたが9番目でした。お忙しい中を重要な任務に就かれた立会人の皆さん、スタッフの皆さんに心からの感謝を申し上げました。

190407当選① 190407当選②

7日の午後11時半ころ、逆転勝利で当選することができました。5,641票と、4年前よりも約300票の上積みを勝ち取ることができ、こんな嬉しいことはありません。献身的にご支援くださった皆様に心より御礼申し上げます! ‬

190408翌朝の駅頭

翌日は早朝7時から京阪桃山南口駅前と外環桃山南口でメガホンを手に真心のご挨拶。たくさんの方から笑顔でエールを贈って頂きました。

190409当選証書

4月9日、京都市選挙管理委員会より当選証書を頂きました。決意あふれる新出発です!‬ 

決戦へ! 事務所開きを執り行いました

2019.03.25 (Mon)
3月25日11時30分より事務所開きを執り行わせて頂きました。党員支持者の皆様、地域の皆様が、お忙しい中にもかかわらず多数ご参集くださいました。心から感謝申し上げます。感動です。必ずご期待にお応えする決意です。

190325事務所開き-1 190325事務所開き-2
 
場所は、外環状線桃山南口交差点南へ200m、京阪桃山南口駅下車南へ徒歩3分(伏見区桃山町養斎15-5)です。ぜひお立ち寄りください。

190325槇ノ内街宣
 
午後からは醍醐地域をダッシュ。夕方4時前に南里公民館前、6時前には小栗栖郵便局前でスポット街頭を敢行しました。若いお母さんからは子ども医療費負担軽減に喜びの声を寄せて頂き、感動で胸がいっぱいになりました。勇気凛々と頑張ります!

190325市長来訪
 
その夜、門川市長が訪ねて来てくださいました。笑顔で励まして頂き、勇気百倍です。京都市活性化のため尽力することを、改めて決意しました!‬ 
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