吉田たかおのよしだッシュブログ

京都市会議員 (公明党)・吉田孝雄が日々感じたことを綴ります。

議員団他都市調査で神奈川県と埼玉県へ

2019.11.15 (Fri)
11月6日と7日の2日間、公明党京都市会議員団は「多文化共生」政策の先進事例を学ぶため、神奈川県と埼玉県を視察しました。 
 
1911議員団出張1富士山
 
私は所用のため6日の午後から合流。新幹線の車窓から見える富士山は、地上の毀誉褒貶を悠然と見おろしており、その威容に心洗われました。

8月にパイフィコ横浜の国際交流協会開設された「横浜市多文化共生総合相談センター」を見学し、担当者から詳しくお聞きしました。

 1911議員団出張2横浜集合

この5年で外国人が3割増加し約10万人を数える横浜市では、日本語習得や雇用、医療、防災の支援ニーズが高く、11言語をカバーする電話通訳や最新のICT機器が導入されているとのこと。日本語学習施設や気軽に交流できるラウンジも充実です。

1911議員団出張3横浜スタジアム1 1911議員団出張4横浜スタジアム2

7日は午前中に横浜市役所でスポーツ振興についてお聞きした後、すぐ向かいに位置する「横浜スタジアム」を見学。来年の東京五輪の会場として増築改修工事中で、交通の利便や観戦しやすさに優れていることを改めて実感。屋上テラス席にビックリしました。

1911議員団出張5芝園団地

午後からは埼玉県川口市へ。住民5,000人のうち約2,500人の外国人が居住する「芝園団地」を訪れ、“共存共生”を目指して多文化交流クラブを運営する「芝園かけはしプロジェクト」の活動を学びました。

視察の合間に、議員団で時間のたつのも惜しんで熱心のディスカッションを重ねました。議員団出張の醍醐味です。これからの政策形成に生かしていこうと決意を深め合いました。

1911議員団出張6ブログ門川
 
翌8日は門川市長が4期目の出馬宣言。慌ただしい中を動き回っていますが、京都活性化のため実りある論戦を展開する選挙となるためにも、議員団が団結して前進してまいります!

決算特別委員会市長総括質疑

2019.10.18 (Fri)
10月17日、私・吉田たかおは京都市会本会議場で開催された決算特別委員会の市長総括質疑で、門川市長への質問に立ちました。

191017総括質疑
 
市民の皆さんからお預かりした貴重な税金の使い道をシビアに検証し、京都活性化への政策へと推進するため、真摯な議論を重ねています。第3分科会での局別質疑を基調として総括質疑に臨みました。

下記に質問原稿と、答弁の主旨を掲載させていただきます。長い文章で恐縮ですが、関心のある方はお読みください。

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【30年度決算総括】
質疑に入る前に、このたびの台風19号で犠牲となられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお不自由な生活を余儀なくされている被災地の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

まず、門川市政3期12年の総仕上げを目前とした「30年度決算の総括」をお伺いいたします。

30年度は、京都市自治120周年また世界文化自由都市宣言40周年の節目であり、文化庁移転に向けた本格的な政策を推進する年でありました。

「京プラン実施計画第2ステージ」に掲げた307事業すべてを着実に進め、SDGsの達成に向けあらゆる政策の融合を強力に推し進められました。これは「日経グローカル」が全国のSDGs先進度調査で第1位にランク付けするなど、内外で高く評価されているところであります。

そもそも、12年前、市長就任直後にリーマンショックに直面するなど、この間きわめて厳しい財政へのテコ入れを余儀なくされましたが、そこから目を背けずに大胆に遂行した行財政改革は着実に進んでいると言えると思います。

また、京都活性化のために力を入れて取り組んだ文化庁の全面的移転をはじめとする文化芸術振興や子育て支援、観光産業の振興など、具体的な成果を上げることができました。

大変に厳しい状況であった地下鉄の財政健全化団体からの脱却も実現するなど、縮小一辺倒に陥ることなく、しかるべき投資と活性化策を打ち出し、結果を残してきたことは間違いないところであります。

ことを起こそうとすれば波風が立つのは当然であります。景観政策や歩くまち京都の推進など賛否両論ある政策もありますが、京都市としての都市格を上げたことは事実であり、今後は市民の理解を更に得られるよう、「見える化」を促進するとともに、今ある課題に対してしっかり対策を講じていただきたいと申し上げます。

令和の出発にあたり、この3期12年は、市長にとって、ご自身が思い描き、また市民との約束を果たしてこれたと言えるのかどうか、率直な思いを伺いたいと思います。あわせて、これからの京都市にどのような思いをお持ちかをお伺いいたします。

≪門川市長答弁≫
厳しい財政の中であったが困難を克服し、公約実現を目指して着実な成果を上げることができた。今後も総力を挙げて取り組んでまいりたい。
 
【観光政策】
次に「観光政策」についてお聞きします。一部の会派が「観光公害」「オーバーツーリズム」と批判しています。元NHK記者の大学教授が、そのものズバリ「観光公害」というタイトルの書籍を出版され、心配して読ませていただきましたが、DMOの取り組みや分散化・平準化の推進、バス混雑対策など、フィールドワークを重ねて京都市が粘り強く積み重ねた奮闘を高く評価して全国にも紹介してくれておられます。見る人は見ていると実感しました。

本会議でも「日本人観光客減少」をクローズアップした批判がありましたが、その点を局別質疑で確認したところ、全国的な減少傾向の中で京都市の施策が功を奏しており、大いに健闘していることが明らかとなりました。

分科会で私自身、これからの可能性として「ファミリー向けコンテンツ」の充実を提案しました。同時に市民との交流を深める「おもてなし」事業のアイデアを重視した柔軟な施策展開を求めました。また、喫緊の課題である混雑対策として「手ぶら観光」や「自転車ツーリズム」の充実を問題提起したところです。

いずれにしても、内外の観光客に対して「来ていらん」と排除するのではなく、京都の魅力を十分に満喫してリピーターとなっていただき、良い意味の「分散型観光」に誘導する施策を加速することが大事だと考えます。

その上で、地元で生活する市民の思いを重く受け止めた具体的対策を積み重ねて、「共生社会」へのモデルとなる観光対策をダイナミックに推進してもらいたいと思います。いかがですか。

≪門川市長答弁≫
市民生活を重視し調和を図ってきた。格差是正のため、分散型観光施策を推進してまいりたい。

【災害対策】
続いて「災害対策」についてお聞きします。台風19号で関東・東北地方が大きな被害を受けました。いざという時の救助や避難所運営など自治体の役割が大きいと改めて多くの人が共有したと思います。

また、ハード面でも八ッ場ダムが利根川の被害抑止に大きく貢献したように、事前の防災減災施策が極めて重要であるとの認識が深まったと実感します。

局別質疑で、上下水道局に対して停電や断水などの災害復旧事業について質したところ、自家発電設備の設置など長期間の停電への対策が進められているとのことでありました。同時に、防災減災の観点では、琵琶湖から疎水、そこから浄水場を経た水道管という上水道の各箇所での耐震を充実するようを求めました。いずれも高額な予算を要するものでありますが、まさに命を守る「ライフライン」ですので、着実に推進してもらいたいと存じます。

また、かつて避難所でボランティア活動した方からお聞きしたところ、様々な課題がある中で「トイレ」問題が極めて重要ということであります。いざという時に避難所となる学校周辺における下水道施設の充実と市内南部にある下水処理場の耐震促進を求めたいと思います。

浸水や停電、耐震などは上下水道局に限るものではありません。防災危機管理室をキーステーションとして、すべての局が連携を密にするべきです。災害に強い京都市の一層の構築のため、あらゆる課題を重視して綿密に事業展開していただきたいと申し上げます。ご答弁を求めます。

≪門川市長答弁≫
迅速な対策をきめ細かく推進してきた。学校体育館のトイレ洋式化を含め市民の側に立った取り組みを加速したい。

【民間活力】
さて、上下水道局の質疑では、「民間活力」の在り方について何人かの委員から議論がありました。民間委託していた休日夜間の緊急ダイヤル事業を30年度の反省を踏まえて、水道管路管理センターの職員が受け付ける体制にグレードアップし、迅速な対応が進むなど効果を発揮しているとお聞きしました。

ただし、HPへの迅速な公開も要望する声も寄せられており、これへの対応は民間の最新技術を活用する方がコストパフォーマンスで遥かに良いとの指摘もあります。検討に値すると考えます。

要は、民間にすべてを丸投げするとか、民間ではなく公共ですべてを賄うべきとか、そういう極端な「二者択一」ではなく、民間活力の効果的な活用の中身が問われていると思います。水道メーター点検業務や料金徴収などについても、綿密に検証していくべきではないでしょうか。

あくまでも責任の所在を明確にしたうえで、多くの市民が納得できる事業推進を求めたいと思いますがいかがですか。

≪門川市長答弁≫
民間でできることと公共が担うことを柔軟に見極め、効果を発揮する体制を構築してまいりたい。

【市バス地下鉄事業決算】
最後に、「市バス地下鉄事業決算」についてお聞きします。30年度は定期以外の利用客の数が減少したとのことでした。災害の影響とのことですが、災害は毎年のように襲ってくると想定せざるを得ない中、その有無に左右されない増客対策の充実が不可欠ではないでしょうか。そのためにも、まず喫緊の課題である「市バス混雑対策」が重要であります。

局別質疑で、大型手荷物対応車両施行実施や前乗り後降り方式導入の検証が大事と指摘しました。バス停の観光系統と生活系統の分離についても言及し、多くの観光客と市民が混在する最大のターミナルである京都駅前にこそ、誰もがわかりやすい具体策を導入するべきとも提案しました。

私が強調したいのは、増客対策とサービス向上は一体不可欠であるという点であります。市バス混雑対策、渋滞対策に加え、地下鉄利用客の利便向上に資する京都ならではの工夫である「ドアちか」の改善、LGBTや障がい者への視点を重視した多目的トイレや「オストメイトトイレ」の拡充など、具体的に取り上げたサービス向上への施策は、いずれも増客対策の決め手となるのではないでしょうか。

今はその視点で施策の融合を図って、1つ1つを力強く推進していく段階であると確信しています。この提言への答弁をお聞きして質疑を終わりたいと思います。

≪門川市長答弁≫
サービス向上と増客対策は一体不二と認識している、これからが大事との決意で市民の足を守ってまいりたい。 

大勝利! 京都市会議員選挙レポート

2019.04.13 (Sat)
190329告示①

4月7日に行なわれた京都市会議員選挙は、お年寄りも若者も子どもたちも、お互いに尊重しあう暖かな「共生社会」になるのか、不信にまみれたギスギスした冷たい「分断社会」になるのか、分岐点となる極めて重要な選挙でした。

190329告示② 

地域に根を張った草の根ネットワークで、庶民のナマの声を真正面から受け止め、具体的な政策を推進する公明党の躍進こそが、京都市の活性化に大きく貢献するとの決意で決戦に臨みました。

190329告示③
 190329告示④

3月29日の告示日では、午前9時から事務所で第一声。盛大な拍手に見送られ出陣。有力候補が直前に立候補を取りやめ、伏見区選挙区は誰が落ちてもおかしくない混戦となり、急転直下、極めて厳しい情勢に陥りました。毎日が「決戦の日」と腹を決め、限界突破で戦い抜きました。

190329告示⑤ 
 
選挙戦初日は、大手筋商店街、小栗栖郵便局前、地下鉄石田駅前、パセオダイゴロー前の4ヶ所でスポット街頭を敢行し、駆けつけて下さった沢山の方と固く握手。賑やかな歓声とともに暖かな励ましを頂戴しました。街宣車から手を振ると、多くの方が手を振って下さいました。
 
190330スポット 190330ミニ懇談会

‪選挙戦2日めの30日は、寒さと雨に震える1日でしたが、元気一杯に遊説活動にダッシュ。10を超える箇所でスポット街頭を敢行し、たくさんの方々と握手することができました。

190331醍醐西団地街灯 190331醍醐西団地握手
 
31日は小雨の降ったかと思えば陽光が注ぐ、気まぐれな天気の1日でしたが、伏見区各地を精力的に遊説で回りました。様々なドラマが生まれ、感動で暑くなりました。

190401雨の醍醐和泉地区

選挙戦4日めの4月1日は、雨にも風にも負けず、伏見区内を遊説でダッシュしました。徒歩遊説では寒い中にもかかわらず家から出てきてくださった皆さんとガッチリ握手。

190401醍醐駅夜立ち

夜は地下鉄醍醐駅前で帰宅中の方々に紙製のメガホンでご挨拶。たくさんの励ましを頂きました。

190402桜の花 190402スポット街頭
 
4月2日は京阪桃山南口駅前での早朝駅頭立ちからスタートし、中山団地と醍醐西団地では満開の桜が咲く中を党員さんたちと徒歩遊説。スポット街頭では寒い中をたくさんの方が1階まで降りて聞き入ってくださいました。涙が出るほど嬉しかったです。

190402醍醐石田団地

午後は醍醐石田団地や日向団地などで徒歩遊説。たくさんの方々から励まして頂きました。感動です。
 
190402醍醐南団地相談
 
夜に訪れた醍醐南団地の遊説では、地元の方から市民相談も寄せて頂きました。ご信頼とご期待に気が引き締まります!‬
 
190403石田駅前早朝
 
選挙戦6日めの4月3日は、朝7時からの早朝街頭活動で地下鉄石田駅前に立ちました。
 
190403石田駅夜立ち

遊説の終わった後の午後9時からも再び石田駅前へ。たくさんの方々とガッチリ握手することができました。‬

190403スポット

3日の日中は伏見区内各地を徒歩遊説でダッシュ。寒い中をたくさんの方々が駆けつけて、暖かい励ましのエールを贈って下さいました。

190403スポット② 190403スポットみんなで

あるスポット街頭終了後に、婦人党員さんが「実績をいっぱい語ってくれたので良かったです」と喜んで頂き、ホンマに嬉しかったです。
190404ハチマキでポーズ 190404大受で握手

選挙戦7日めの4月4日は、JR桃山駅前の早朝街頭から元気一杯にスタート。徒歩遊説では必勝ハチマキを締めて、小栗栖西団地、大受団地、中山団地と池田東学区などをダッシュ。昨日までと一変した暑い陽気の元にご参集くださった方々とガッチリ握手することができました。

190404男子部とポーズ

仕事をやりくりし、睡眠時間を削って奮闘する青年党員さんとガッツポーズ。勇気を貰っています!‬

190405石田大山町スポット 190405マツヤスーオアースポット

4月5日はいよいよ投票日直前の最終盤戦に突入。京阪六地蔵駅前の早朝街頭の後は、桃山学区や春日野学区、日野学区などを徒歩遊説し、市民相談6,000件から誕生した実績や京都活性化へのビジョンを語りました。‬激しい陽光に照らされ、1日で日焼けしました。

1907405醍醐石田団地夜のスポット

夜は醍醐石田団地で街頭演説。たくさんの方々がお忙しい時間にもかかわらずご参集くださいました。心より感謝申し上げます。

190405ミニ星空語る会

その後も星空のもとでのミニ語る会などでマンモス団地をダッシュ。笑顔の花咲く語らいができて良かったです。終了後は京阪伏見桃山駅前の夜立ちを敢行。ボリューム満点の1日となりました。‬

190406フラワーガッツポーズ 190406みんなでガッツポーズ

4月6日は選挙戦最終日。決戦です。伏見区内各地を全力疾走でダッシュし、大受団地、クックストア前、大手筋商店街、スーパー山田屋前など5ヶ所の街頭演説会では、たくさんの方々が声を枯らせて声援を送ってくださいました。涙が出るほどの感動です。

190406ダイゴロー① 190406ダイゴロー② 190406ダイゴロー③

特に、最終最後の街頭演説会はパセオダイゴロー前で開催。声は枯れ果ててお聞き苦しかったかと思いますが、沿道が埋まるくらいの方々が暖かな声援や合いの手を入れて下さり、盛大な拍手も送って頂きました。感激です。ラストスパートでぶっち切りの大逆転を勝ち取る決意を固めました!

190406最終駅頭立ち

選挙戦のラストは事務所前でご挨拶。スタッフの方々や党員支持者の皆様への感謝と、事務所周辺のご近隣の方々に心からの御礼を申し上げてマイクをおさめました。その後は駅頭立ち。京阪桃山南口駅前で9時半まで地元の方にご挨拶させて頂きました。

190406男子部と撮影

ともに1時間半も肉声で声をかけ続けてくれた6名の青年メンバーに感謝です。

190407投票日

4月7日は投票日当日。朝7時すぎに地元の桃南会館へ。朝イチに行ったつもりでしたが9番目でした。お忙しい中を重要な任務に就かれた立会人の皆さん、スタッフの皆さんに心からの感謝を申し上げました。

190407当選① 190407当選②

7日の午後11時半ころ、逆転勝利で当選することができました。5,641票と、4年前よりも約300票の上積みを勝ち取ることができ、こんな嬉しいことはありません。献身的にご支援くださった皆様に心より御礼申し上げます! ‬

190408翌朝の駅頭

翌日は早朝7時から京阪桃山南口駅前と外環桃山南口でメガホンを手に真心のご挨拶。たくさんの方から笑顔でエールを贈って頂きました。

190409当選証書

4月9日、京都市選挙管理委員会より当選証書を頂きました。決意あふれる新出発です!‬ 

決戦へ! 事務所開きを執り行いました

2019.03.25 (Mon)
3月25日11時30分より事務所開きを執り行わせて頂きました。党員支持者の皆様、地域の皆様が、お忙しい中にもかかわらず多数ご参集くださいました。心から感謝申し上げます。感動です。必ずご期待にお応えする決意です。

190325事務所開き-1 190325事務所開き-2
 
場所は、外環状線桃山南口交差点南へ200m、京阪桃山南口駅下車南へ徒歩3分(伏見区桃山町養斎15-5)です。ぜひお立ち寄りください。

190325槇ノ内街宣
 
午後からは醍醐地域をダッシュ。夕方4時前に南里公民館前、6時前には小栗栖郵便局前でスポット街頭を敢行しました。若いお母さんからは子ども医療費負担軽減に喜びの声を寄せて頂き、感動で胸がいっぱいになりました。勇気凛々と頑張ります!

190325市長来訪
 
その夜、門川市長が訪ねて来てくださいました。笑顔で励まして頂き、勇気百倍です。京都市活性化のため尽力することを、改めて決意しました!‬ 

予算特別委員会市長総括質疑

2019.03.14 (Thu)
3月13日、私・吉田たかおは京都市会本会議場で開催された予算特別委員会の市長総括質疑で、門川市長への質問に立ちました。
 
 190313総括質疑
 
市民の皆さんからお預かりした貴重な税金の使い道をシビアに検証し、京都活性化への政策へと推進するため、真摯な議論を重ねています。経済活性化や観光振興、交通事業や上下水道事業を所管する第3分科会での質疑を基調として総括質疑に臨みました。
 
下記に質問原稿と、答弁の主旨を掲載させていただきます。長い文章で恐縮ですが、関心のある方はお読みください。
 
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予算特別委員会市長総括質疑
 
                  吉田たかお(公明党)
 
【はじめに】
おはようございます。私は、第3分科会で交通局・上下水道局・産業観光局に対して質疑させていただきました。本日はそれらを踏まえ、総括的にお聞きいたします。追求型や糾弾型ではなく、提案型でいきますので、よろしくお願いいたします。
 
【防災減災】
最初に、「防災減災」についてお聞きします。昨年2018年を象徴する漢字が災害の「災」と発表されました。地震や豪雨、大型台風に猛暑と、あらゆる災害が襲い掛かった年でありました。このような災害が今年は無いとは誰も保証しないわけであります。
 
防災減災は喫緊の課題であり、市民に身近な自治体が最前線の現場として重要な役割を担っていることは間違いありません。私はこの自覚が極めて大事であると考えており、その意味で予算案の3つの柱のうち第1番目を「安心安全で子育てしやすいまちづくり」を据えた点に賛同するものです。大いに期待しています。
 
局別質疑で上下水道局に、7月の西日本豪雨で上下水道局が尾道市や倉敷市に職員派遣したことは高く評価しました。それとともに、大型台風で停電時の緊急対応に課題が残ったことを指摘し、シビアに総括することとそれに基づく綿密なプランの重要性を論じたところです。
 
今回の予算で、防災減災の装備強化を図っています。まず、断水や濁水に苦しむ市民の支えとなる給水車等を追加配備し11台体制とすることであります。生命の恵みの根源である水を迅速に提供する大事な任務であり、期待します。
 
また山間地域の水道施設に非常用発電設備を設置するとのことです。山間地域の主要施設38ヶ所のうち未設置の22か所があり、今年度はその中で16ヶ所とお聞きしました。誰もが納得できる基準で優先順位を定め、迅速かつ的確に推進していただきたい。いかがでしょうか。
 
≪門川市長答弁≫
豪雨の際は職員を派遣し多くの教訓を学んだ。大型台風では長期の停電で多大な迷惑をおかけした点を重く受け止め、1つ1つ丁寧な検証を重ね、優先順位を定めて取り組んでまいりたい。
 
【浸水対策】
激甚災害時において他都市との連携が不可欠だと考えます。いざというときに機能するよう、相互協定の締結や日常の合同訓練充実も求めるところです。
 
次に、「浸水対策」についてです。伏見区にお住まいの市民の方、とりわけ自主防災の活動に積極的な方々と懇談しますと、宇治川や山科川を抱える地域であるため、水害への関心が極めて高いです。本市として国や府とも連携して従来から治水対策を継続しておられますが、この一層の強化を求めたいと思います。
 
特に、私が居住する桃山南学区でこの間、木幡池の治水を主な目的とする樋門工事が計画され、大変な注目を集めています。私も何度も住民説明会に参加しています。建設局の理事者とはもちろんのこと、府庁や国交省の出張所に出向いて、ひざ詰めで市民の生の声を届けているところです。ぜひ、不安の声を真摯に受け止めて、納得できる説明に力を尽くしていただきたい。そのことをまず求めておきます。
 
同時に、伏見区は京都市の南端に位置しており、緩やかな下り坂の終点でもあります。ゲリラ豪雨等による浸水被害への対策も喫緊の課題であることは論を待ちません。平成28年に大手筋商店街周辺の道が川のようになりました。養斉川でも冠水が発生しました。これらを踏まえた対策は、伏見区民にとって、まさに他人事ではない自分事であります。
  
すべての京都市民にとって、浸水対策は極めて重大なミッションです。ぜひ、10年に1度の大雨を想定するものであっていただきたい。このことを強く求めますが、いかがでしょうか。
 
≪門川市長答弁≫
浸水対策は極めて重要。5年に1度の大雨を想定した対策は91%に達し、全国トップである。10年に1度を想定する対策が大事と自覚して取り組み、2017年度43%を目標と設定していく。
 
【観光地および市バスの混雑対策】
次は「混雑対策」についてお聞きします。局別質疑で、交通局にバス車内や道路渋滞など混雑対策の充実を求めました。産業観光局にも、外国人観光客いわゆるインバウンドへのおもてなし事業を論じました。
 
観光公害やオーバーツーリズムというキーワードが声高に叫ばれていますが、抑制や制限があまりに強調されると「分断」につながってしまいかねません。混雑対策は「共生社会」への試金石ではないかと申し上げたいのであります。
 
実際に迷惑を受けて困っている市民の立場に寄り添って、解決への手立てを講じることはもちろんです。同時に、インバウンドが市民とのふれあいや奥深い文化を体験する等、京都の魅力を満喫するようなきめ細かなおもてなし対策が重要であります。
 
これがうまくいかなければ、潮が引くように入洛客が減ってしまいかねないと痛感します。「両立」させていくことを前提とした施策展開が極めて重要であると考えます。
 
だからこそ、市長のリーダーシップで、市民の皆さんも観光客の方々も、双方が納得し喜ぶような、希望溢れる政策の推進がポイントであると申し上げます。他都市や外国の観光都市からもお手本だと言われるような成功事例を勝ち取っていただきたい。
 
言うは易く行うは難しという言葉の通り、いばらの道かもしれません。元号が代わる新たな時代のスタートに当たって、未来を拓くビジョンと施策について答弁を求めます。
 
≪門川市長答弁≫
インバウンドの急増が不調和を生んでいるのは事実。まさに共生社会の試金石ととらえ、混雑対策を重視して分散型観光や市バス事業の具体策を進めてまいりたい。 
 
【市バス事業の危機管理】
口で言うのは簡単です。批判するのは誰でもできます。いかに具体的に結果を出すかが問われます。本市は5,000万構想を達成し、地下鉄経営危機を乗り越えました。いわば「不可能を可能とした勝利の成功体験」を刻んでいるわけであります。大いに期待しています。私ども公明党議員団も、市民の声を積極的に求め、それに裏付けられた政策提言を重ねていく決意です。

続いて、「市バス事業の危機管理」についてです。この間、黒字を続け順調と思われていた市バス事業に暗雲が垂れ込めています。運転手不足が深刻化し経営危機の瀬戸際にあると心配しています。思い切った施策転換が求められますので、勇気を奮って大胆な執行を期待したいと思います。

同時に、こういう時だからこそ、運転手のモチベーションを重視するべきではないでしょうか。局別質疑で、使命感とやりがいを喚起すること、信賞必罰の徹底、風通しの良い職場環境整備の重要性を論じました。同時に、研修の内容について「アンガーマネジメント」の視点を重視することを提案しました。この点へのご答弁を求めます。
 
≪門川市長答弁≫
極めて厳しい事態に直面していると認識している。お客様目線を徹底し、市民の足を守ってまいりたい。運転手のモチベーションや研修のあり方も、吉田議員の提案を踏まえて着実に取り組んでいく。 
 
【地域企業条例】
次に「地域企業条例」についてお聞きします。この条例は、地方自治体が地域に根付いて活躍する企業と力を合わせて活性化にチャレンジする理念に基づくもので、まさに「共に汗を流す“共汗”」を促進する大きな契機となるもの期待しています。
 
私自身、伏見区の中小企業団体の勉強会に参加させていただいた際にも、地域貢献というキーワードを多くの方が真剣に志向されていたのが印象的でありました。その意味で企業規模の大小にこだわるのではなく、地域に根を張る企業と定義したコンセプトにも賛同するものです。
 
地域企業をきめ細かく応援するプロジェクトを具体的に進める上では、特に企業間のマッチングが大事ではないでしょうか。絵に描いた餅とならないとの問題意識で、局別質疑にて人材育成が大きな課題であると指摘しました。私自身、民間企業で20数年働いた経験もあり、多くの企業経営者の方と意見交換しました。
 
その中で重視するのは、コーディネーターの手腕です。豊富な知識とともに臨機応変な対応ができる経験が求められます。中小規模の企業を見下ろすのではなく、同じ目線に立つ謙虚さが大事です。若い世代からも理解され支持される魅力も求められます。ぜひ、それらを重視していただきたいと思います。
 
もう1つは、相談する際に第1番目に対応する窓口業務のスタッフが大事であるという点です。経営者からの問い合わせの趣旨を的確に把握し、迅速に差配する役割は重要であると指摘したい。これらを含めた人材育成のビジョンについて、どのようにお考えなのか、答弁を求めます。
 
≪門川市長答弁≫
中小企業団体の未来力会議に何度も出席。若手が責任感を持って議論し、ベテランが見守っていく、そんな意義深い経緯で出された宣言が骨格となった条例である。SDGsと軌を一に、人材育成にも力を入れてまいりたい。 
 
【新婚家庭支援】(要望)
最後に、「新婚家庭への支援」について要望いたします。子育て世代の流出が深刻化する中で、結婚するカップルが居住地を他都市ではなく京都市を選んでいただくための視点、これを重視するべきであります。
 
今市会の本会議代表質疑で、会派を代表して西山議員がこの問題を取り上げ、国の施策と連動して新居に移り住む際の引っ越し費用や敷金礼金という馬鹿にならない費用を助成する施策を検討するよう求めましたが、残念ながら具体的な制度の創設には課題が多いとの見解でありました。
 
しかしながら、わが党の青年局が推進した「ボイスアクション」という街頭アンケート活動でも最も大きな共感を得たテーマでありますので、局を横断して今以上に協議を重ねてもらいたい。このことを強く要望し、私の質疑を終わります。ありがとうございました。
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